2005年2月13日 銀座・東映本社
9歳以下の女の子で知らない子は100%いないとまで言われる「ふたりはプリキュア」(朝日放送、テレ朝系日曜朝8時半~)が2005年2月より新シリーズ「ふたりはプリキュア マックスハート」となり、新キャラクター「シャイニールミナス(九条ひかり)」が新しく加わりました。
この番組の劇場用映画が2005年4月16日から公開されるのを記念して、全国のイベントで活躍中の「プリキュアkids」の新メンバーを本サイトでも以前告知したとおり、オーディションで募集することになりました。
応募総数584通、書類審査を通過した15名が東京・銀座の東映本社に集まり、ダンス審査で6名が残り、演技および面接審査ののち、三浦采夏(みうら・さいか)ちゃん(10歳)が選ばれ、マスコミ向け記者会見が行われました。
左より榎本彩花ちゃん(キュアブラック役)、今回のオーディションで合格した三浦采夏ちゃん(シャイニールミナス役)、宮城香里ちゃん(キュアホワイト)
三浦采夏(138cm 26kg 1994年7月13日生まれ)
合格記者会見
――オーディションではどんなことをしましたか?
「ダンスや決めポーズ、決めゼリフをやりました」
――うまくできましたか?
「自分では、たぶん、うまくできたと思います」
――選ばれたときの感想はどうでした?
「すっごくうれしくて、興奮しました」
――これからどういう風に活動できたらいいですか?
「いいステージができたらいいと思います」
――テレビの「プリキュア」のどんなところが好き?
「かわいいし、かっこいい」
――今までのプリキュアkidsに囲まれて並んだ感想は?
「ドキドキしてます」
――では現プリキュアkidsのお二人から采夏ちゃんの印象を。
「キュアブラックをやっている榎本彩花です。采夏ちゃんはダンスは苦手って言ってたんですけど、オーディションのときにすごく良かったので選ばれたんだと思います」
「キュアホワイト役の宮城香里です。彩花ちゃんと采夏ちゃんと3人で協力して、いいプリキュアkidsを目指していきたいと思います」
――ちょっとだけ先輩としてステージで采夏ちゃんにアドバイスすることがあったらお願いします。
榎本彩花「ステージに上がるときに緊張はするんだけど、楽しくやればみんなも喜んでくれるから」
宮城香里「私も同じなんですけど、元気に明るくすれば」
オーディションレポート
それでは、この日行われたオーディションについてレポートします。
【1次審査】(15名出場)
参加者が3名ずつ「ふたりはプリキュア」のテーマソングに合わせてダンスを行う審査が行われました。
イベントでは、常にアニメのキャラクターに合わせた振りを披露するため、審査は、ダンスの技術というよりは、いかにかわいく、表情良く踊っているかに力点が置かれていたようです。
[ここがポイント!]たとえ「しまった!」「失敗した!」と思っても、審査員には必ず笑顔を見せられるように。どんなに小さい子でも、オーディションを勝ち抜いている子はちゃんと訓練してます。
1次審査で、合格者は15名から6名が選ばれ、2次審査に進みました。
【2次審査】(6名出場)
プリキュアKidsを迎えての、決めのポーズを行う審査と、審査員との質疑応答が行われました。
[ここがポイント!]質疑応答では、資料に書かれてある特技、好きなものについては必ず聞かれます。どのように得意なのか、どうして好きなのか、しっかり答えられるように準備しましょう。
2次審査終了後、審査員が別室で協議に入り、合格者が1名決まりました。
会見後に主催者の方にお聞きしましたが、采夏ちゃんが選ばれたポイントとしては、現時点のうまさというよりは、雰囲気も含めた全体的なバランス、すでに選ばれているプリキュアkidsの二人とのバランス、そして番組のキャラクターにも合う人として選ばれたそうです。
2月19日から発売された前売券は、場所によってはチケットがなくなり、劇場販売前売券につく特製プレゼント(ぶっちゃけプリプリバッグもしくはマジキュアキュアバッグ)を増産しなければいけないほど予想外の勢いで売れているようです。
プリキュアkidsの3人は3月から三重から始まり九州、東北、東京近郊などたくさんのステージが予定されています。映画や今回のオーディションに関する情報はオフィシャルサイトにも載っていますので、そちらもごらんください。(撮影、取材:KEN=オーディション、岡田=記者会見)