「2016 ABC 夏の高校野球応援ソング」および「熱闘甲子園」のテーマソングがAKB48の新曲『光と影の日々』(8/31発売シングルに収録)になることが決定し、その発表記者会見が行われました。(2016年6月20日 都内スタジオ)
この楽曲のセンターは山本彩さん、横山由依さんのダブルセンターです。歌唱メンバーは、横山由依、渡辺麻友、柏木由紀、入山杏奈、松井珠理奈、高柳明音、北川綾巴、山本彩、白間美瑠、矢倉楓子、指原莉乃、宮脇咲良、兒玉遥、北原里英、加藤美南、高倉萌香(以上敬称略)の16名です。8月31日発売のAKB48の45thシングルに収録される予定です。
後列左より高倉萌香、兒玉遥、北川綾巴、白間美瑠、宮脇咲良、柏木由紀、入山杏奈、加藤美南、矢倉楓子、高柳明音
前列左より北原里英、指原莉乃、横山由依、山本彩、渡辺麻友、松井珠理奈
会見には「熱闘甲子園」のキャスターを務める古田敦也さん、ヒロド歩美さん(ABCアナウンサー)も参加しました。「熱闘甲子園」は8月8日から放送スタート。
『光と影の日々』は「速報!甲子園への道」「ABC高校野球中継」「熱闘甲子園」「ABCラジオ高校野球中継」で使用されるほか、テレビ・ラジオの高校野球関連番組、CMなどで使用されます。
以下、会見の様子をお届けします。会見には6名(山本彩、横山由依、松井珠理奈、渡辺麻友、指原莉乃、北原里英。敬称略)が参加しました。
――まずはひとことずつあいさつをお願いします。
山本彩「私は個人的にすごく高校野球が本当に大好きで、『熱闘甲子園』の大ファンで、毎年楽しみにさせていただいている番組なので、一視聴者として見てた番組の応援歌を歌わせていただくことがすごくうれしいですし、申し訳ないぐらいなのですが、すごく誇らしいです」
横山由依「私も高校野球がすごく大好きで、さや姉とよく一緒に甲子園今年こそ行こうねって、まだかなっていないんですけど、今年こそ行きたいなと思います」
松井珠理奈「私はこの中だったらいちばん高校生に近い年齢だと思うので、応援できたらなうれしいなと思います」
渡辺麻友「『熱闘甲子園』は毎年私もテレビに釘付けになって見てしまうんですけども、本当に高校野球の選手は一生懸命でひたむきに試合に取り組んでいる姿が本当に心を打たれて毎年たくさんのパワーももらっているので、今年は私たちがこの応援ソングを通して高校球児のみなさんの背中を押すと言いますか、援護できたらいいなと思います」
指原莉乃「この中では一番心は高校生に近いのかな?(笑) ご覧になるされるみなさんがこの曲を聞いて、また胸が熱くなるような曲を歌えたらいいなと思っています」
北原里英「実際に甲子園球場に行って撮影を撮影をさせていただきました。毎年あの場所で熱い戦いが繰り広げられていると思うと、中途半端な気持ちでグラウンドに立ってはいけないなと想い、この日は心も体もきれいな状態で撮影にのぞませていただきました。今年の夏も楽しみにしております」
★ダブルセンターの高校野球観
山本彩
横山由依
――この曲でダブルセンターをつとめるのが山本さんと横山さん。お二人は特に高校野球がお好きということで。
山本彩「私は中学生のときから毎年夏は甲子園で試合を見てきました」
――印象に残っているシーンや試合や思い出はありますか?
山本彩「え? めちゃくちゃあるんですけど、私が好きになったきっかけは2006年の早稲田実業と駒大苫小牧の試合に心を打たれて高校野球を見続けているので、見ている方に勇気を与えられるような、高校野球なら試合なんですけど、私たちだったらステージだったりパフォーマンスだと思うので、勇気をもらったので私たちもこうありたいなとすごく思いました」
横山由依「私は初めてAKBの楽曲で初めてダブルセンターをやらせていただくことになりました。本当に光栄ですし、大好きなさや姉と、大好きな高校野球のテーマソングでっていいうのは本当にうれしいことなんですけど、本当に…好きやねんな(メンバー笑い)。高校野球が大好きで、私も(早稲田実業の)斎藤(佑樹)選手と(駒大苫小牧の)田中(将大)選手の試合を見て、決勝で再試合になったときに、部活を休んで中継を見たぐらいなんですよ。本当にパワーをもらってますし、私たちもこの楽曲を通してたくさんの人に印象に残ればいいなと思います」
★会見出席メンバーからコメント
渡辺麻友
松井珠理奈
秋元康プロデューサーから『熱闘甲子園』を通して“あきらめないことの大切さ”を伝えたいとメッセージが進行役のヒロド歩美さんに読み上げられました。そしてまた一人ずつコメント。
渡辺麻友「『あきらめなければきっと空は晴れて来る』というフレーズがあるんですけど、本当にその言葉にすごく共感しました」
松井珠理奈「SKE48は48グループの中で一番汗を書くグループだなと思っていて、なので、高校球児のみなさんのきれいな汗だったり一生懸命さを見て、私も同じ十代としてすごく刺激を受けてパワーをいただいているので、今度は私たちがしっかりと力で応援していきたいと思います」
指原莉乃「今回選抜総選挙を終えて、上位4人がそれぞれ別々の地方のグループだったので、なんとか私は地元に1位を持って帰りたい、優勝を持って帰りたいという気持ちはどこか似ているものがあるんじゃないかと感じました。もちろん比べ物にはならないですが、自分自身共感することが多かったです」
北原里英「レコーディングしながら『熱闘甲子園』でおそらくここがスローになるんだろうなというのを想像しながら心で泣きながら、涙を我慢しながらのレコーディングになったんですけど、今回、この楽曲を歌うメンバーに入ってうれしいなと思ったのと、やっぱり野球もチームプレーだと思ったので、個人も大事ですけど、チームが一丸となったときのパワーが一番大きいと思うので、そういう点ではAKB48グループと似ているなと思いました」
ここで『熱闘甲子園』の2016年キャスターの古田敦也氏が登場。
古田敦也「『熱闘甲子園』は特に、プレーだけじゃなくて、その裏側にあるヒューマンドラマ的なところも含めてみなさんの裏側を追っている部分がありますので、そういう部分もVTRと音楽が重なっていい感じになると思います」
指原莉乃
北原里英
★会見の質疑応答
以下質疑応答より。
――あらためて高校野球の魅力とはどんなところだと思いますか。また注目しているところがあれば。
山本彩「見てて分かる全力さだったり、最後の最後になるまで試合の結果が分からない大逆転劇があったりするのを見ると、何が起こるかわからないからこそ、あきらめずにやるのが大切なんだなということを教えてもらえる高校野球なので、私もあきらめない心をしっかり持ちたいなと思いました」
横山由依「プレーをしている選手と、ベンチから見てたり、アルプススタンドから応援している選手とか、それぞれ一人一人想いがあって、みんなが野球が好きだという気持ちがすごく伝わってきくるところが好きですし、その日負けてしまったチームがその日の『熱闘甲子園』で注目されたりするんですけど、そこで『あぁ、このチーム、もっともっと見たかったな』って思えるようなエピソードがいっぱい出てくるので、とても人間らしくてすばらしいなと思います」
山本彩「毎年、県関係なく、48グループの楽曲を応援歌として使ってくださってる学校もあって、それは自分たちもうれしいので、今年もみなさんの力になれるかどうかわからないですけど、応援歌にも注目して試合を見たいと思います」
――みなさんが甲子園に出るとしまして、たとえばスポットライトを浴びるけれど責任重大なピッチャー、そして司令塔であるキャッチャー、そして華のある4番バッター、そして監督、そして応援するマネージャー、ライバル校のスターなど、話し合って決めてもらえますか。
指原莉乃「私はエースの選手にあこがれるけど、チームメイト全員を応援しなきゃいけないマネージャーです。想いは卒業するまで伝えられないです。監督は総監督で」
横山由依「いいですか? 私で。総監督をやらせていただいているので」
指原莉乃「珠理奈はライバル校のエース」
横山由依「4番は麻友さん。さや姉はエースかな」
北原里英「私はちょっと地味なキャッチャー」
古田敦也「地味って言うな(笑)」(会場爆笑)
北原里英「すみません(笑)。やさしく書いてください」
――選抜総選挙で1位になりました指原さんに高校球児のみなさんにアドバイスをお願いします。
指原莉乃「みなさんにアドバイスなんておこがましいんですけど、やっぱり先ほども言いましたが、地元に優勝を持って帰るという気持ちは特別だと思うので、自分が故郷に錦を飾る気持ちで頑張ってもらえたらなと思います」
「熱闘甲子園」は8月8日から放送スタートです。(撮影・取材 岡田)