2012年3月のさいたまスーパーアリーナでAKB48チームBと兼任が発表されたNMB48チームNの渡辺美優紀さんが6月29日(金)AKB48劇場にて「シアターの女神」公演にチームBメンバーとして初出演しました。オフィシャル写真とともに振り返ります。(2012年6月29日 AKB48劇場)
出演については事前発表はなく、15名の出演者の発表のみ。渡辺美優紀さんの出演を察していたファンもいたようですが、幕が上がってみないと実際に出演するかどうかわかりません。
「勇気のハンマー」で登場したときには、NMB48の最近の活動ではあまり見なかった髪型で登場。チームBの中だと身長が低い部類でした。気づくのに時間がかかったファンもいたのかもしれません。
前半の全体曲は緊張していて、客席の様子まで確認できない様子。立ち位置チェンジは間違えていたところはあったにせよ、振りはほぼ完璧に覚えていました。
自己紹介は3列目右端で、自己紹介の内容はNMB48のときと同じでした。
渡辺美優紀「ミルクと美優紀を混ぜるだけ、あっという間に、みるきー! 奈良県出身、18歳の渡辺美優紀です。今日はチームB公演初日です!みなさんの『シアターの女神(めがみ)るきー』になれるように、これから頑張っていきますのでよろしくお願いします」
自己紹介のお題は「言われるとキュンとする言葉」で、「NMBではいつも『みるきー』と呼ばれるのでたまに美優紀ちゃんって呼んでくださるとうれしい」と言ってました。
ユニット曲は「ロッカールームボーイ」。出演メンバーは北原里英さん、石田晴香さん、小林香菜さん、近野莉菜さんと一緒に出演しました。
MCでは渡辺美優紀さん初出演にちなんで北原さんが感想を訊ねました。その一連の流れを紹介しておきます。
渡辺美優紀「真っ白になりそうになったけど、歌っているときにみなさんの笑顔が見れて笑顔で歌うことができました。ところどころ間違えたりしちゃってるんですけど、とても楽しいです」
鈴木紫帆里「はい。質問です。ちゃぷちゃぷってどこから生まれたんですか?」
渡辺美優紀「Google+をしていて、『お風呂に入る』って書いたらなんか普通な感じがして、別の言葉がないかなと思って思いついたのが『ちゃぷちゃぷ』という言葉です」
佐藤夏希「私なら『じゃぶじゃぶ』してきます、だけどね」
渡辺美優紀「みなさんも使ってみてください。汗をかいた後はちゃぷちゃぷです」
佐藤夏希「握手会のときにファンの方が『俺、みるきーに釣られちゃいそう』って言ってて『何言ってるの~あんた』って思った。いったいどんな握手してるのか体験してみたいんですよ」
となって、みるきーが中央に立って握手会シミュレート。
佐藤すみれ「僕の前でちゃぷちゃぷしてくれませんか」
渡辺美優紀「一緒にちゃぷちゃぷしましょう」
鈴木紫帆里「はじめまして、俺……」
渡辺美優紀「はじめまして」
近野莉菜「お時間で~す」(はがし役)
佐藤夏希「なるほど。次の握手会はちゃぷちゃぷしか言いません」
渡辺美優紀「これはわるきーのしわざです。いたずらです」
北原里英「わるきーが降臨したということで今日は新しいチームBの誕生日です。これからのチームBをよろしくお願いします」
といった流れでした。
本編終了後のアンコール発動は、「本日は渡辺美優紀さんのチームB初日です。発表されたときには正直反対でした。でも今日の彼女を見て応援していきたいと思いました。みなさんいろいろな思いがあるでしょうが、今日は『みるきー』コールでいきたいと思います。アンコールいくぞ!」といった内容。
アンコールの「チームB推し」は「あなたも今日でみるきー推し ほらチームB! みるきー」でした。
最初は緊張してNMB48劇場で見るような本来のみるきーは見られなかったのですが、アンコールではいつもの笑顔ができていました。メンバーもいつになく張り切っている様子。アイコンタクトで支えたり、立ち位置をさりげなく教えてあげたりしていました。これから渡辺美優紀さんはどのように成長していくのか、そしてチームBはどのように変化していくのか楽しみです。(取材:岡田 写真提供:AKS)