AKB48 51stシングル『ジャーバージャ』で初センターをつとめたAKB48、STU48兼任の岡田奈々さんのファースト写真集『飾らない宝石』(ワニブックス)が発売され、記念のイベントが行われました。イベント前の報道関係者向け囲み会見の様子をお届けします。(2018年2月27日 東京都新宿区 福家書店新宿サブナード店)
岡田奈々プロフィール 1997年11月7日生まれ、神奈川県出身
「水着への恥じらいがなくて」
――ファースト写真集ということですけれども、どんな写真集ですか?
「初めての写真集なので、とても自然体でナチュラルな表情だったり、20歳ということで少しセクシーな、今まで見せたことのない自分を見せられたかなと感じます」
――水着姿とか多いですけど。
「そうですね、水着が今回多かったので、20歳の節目に大人っぽい魅力も引き出せたかなと思ってます」
――恥ずかしいとかは?
「なかったです。水着を着ることへの恥じらいが一切なくて、逆にこうやってきれいに撮ってくださって、素敵な衣装を着させていただいて、素敵なメイクをしていただいたので、そこへの感謝が溢れました」
――どちらで撮影されたんですか?
「ハワイに行かせていただきました。ハワイは本当に景色がきれいでとてもフォトジェニックな場所がたくさんあって、でもいい意味なのかわからないんですけど、『ハワイっぽくないね』って見た方に言われることが多いので、一応、ハワイです(笑)」
――オフのときにはどんなことをされましたか?
「オフの時間も結構あったんですけど、私はチョコミントが本当に大好きなので、日本に売ってない海外限定のお菓子をとにかく買いあさって、買い物はチョコミントしか買わなかったです」
――チョコミントの何ですか?
「チョコミントのチョコレートを延々と買いだめしました」
お気に入り写真(1)足の写真
――お気に入りの写真を紹介してください。
「一番のお気に入りは、本表紙のカバーをめくると出てくるこの、足の写真なんですけど、この写真、もともと写真集には入っていなくて、私が『この写真をどうしても入れてください』とお願いして、入れていただきました」
――ご自身でどんなところが気に入ったんですか?
「一切顔が写ってないんですけど、自分自身、人のパーツとか、顔じゃない部分が写ってる写真がとても好きなので、この足しか写っていない、部分的な写真がとても素敵だなと思って入れていただきました」
お気に入り写真(2)渡辺麻友さんの写真集みたいに裸に見える写真
――顔が写ってるところで言うと?
「そうですよね(笑)。大事ですね。ひとつは、裸に見える写真があるんですけど(笑)。ちゃんと着てるんですけど、ちょっとあの、渡辺麻友さんがファースト写真集を出されたときに全裸に見えるポーズをされてて、そのポーズと同じポーズをしてるんですけど、やっぱり麻友さんにあこがれてAKB48に入ってきたので、ちょっとこういう、麻友さんを追いかける感じの写真も入ってます」
――着てないように苦労したりとかは?
「いえ、全然。このポーズは着てないように見えるので、誰でもできます」
――渡辺麻友さんと同じポーズをした感想としてはいかがですか?
「うれしいですね。当時自分も1ファンとして麻友さんの写真集を買っていたので、そんな自分がAKB48として写真集を出せたことがすごく奇跡だなと思っているので」
センターへの不安?
――AKB48の新曲が3月14日に発売されますけれども。
「『ジャーバージャ』というタイトルで出させていただくんですけど、初めてセンターをやらせていただけることになったので、不安はあるんですけど、精一杯やらせていただきたいなと思っています」
――センターとして意気込みはどうですか?
「やっぱり渡辺麻友さんが卒業されたあとのシングルということで、うれしい気持ちもありつつ、ちょっとプレッシャーに感じてしまう部分もあったりするので、あくまでも自分らしく、センターだから変えようというよりは、今までの自分の積み重ねがあってこそのセンターだと思っているので、自分らしくあれたらいいなと思っています」
――緊張したりしますか?
「しますね。緊張しちゃったときはまわりの先輩に頼りたいなって。近くにさや姉さんも指原さんもゆきりんさんも横山さんもいるので、そこは安心感があります」
――先輩からアドバイスはありましたか?
「え? アドバイス……なんだろう。ゆきりんさんが私がセンターだったときに、とてもうれしいって喜んでくださっていて、アドバイスってわけじゃないんですけど、やさしい言葉をかけてくださったことが自分にとってはリラックスにつながったので、やりやすかったです」
――STU48としても陸上ツアーが7県でありますけれども。
「うれしいですね。今、専用劇場がSTU48にはない状態で、メンバーもそこに苦しんでいる部分があるので、毎日のようにツアーをやらせていただけるということで、みんなすごく意気込んでいます」
――船上のほうの劇場はいつぐらいにできそうですか?
「うーん。そうですね~。今、そこが一番の悩みなんですけど、なかなか船上劇場がまだ完成しないので、気長に待っていただけたらいいなという感じです」
総選挙ベスト5を狙って
――今年も総選挙があるようですが、出馬のご意向は?
「もちろん出馬したいなと思っているんですけど、今回は、去年神7を目標としていたんですけど、そこよりももっと高みを目指したくて、ベスト5を狙っていこうと思っています」
――そのためにアピールしておきますか?
「やっぱり私はAKB48が好きでAKB48に入って、今はSTU48も兼任させてもらっていて、より48グループへの愛が深まったので、絶対にAKBとしてもSTUとしても総選挙では必ずいい順位を勝ち取って、『今後のAKB、安心だな』ってたくさんの方が見て思っていただけたらいいなって思いますね。ファンのみなさんと一緒に頑張りたいと思います」
――今年始まって2ヵ月経ちましたけど目標はありますか?
「今年は1月にソロコンサートを初めてやらせていただいて、より歌への興味だったり、歌が好きだなってことにあらためて気づいたので、ソロデビューを目標に頑張りたいと思っています」
――プライベートでの目標は?
「プライベートはジェットコースターにたくさん乗りたくて……絶叫マシンが大好きなので、日本中の、世界中のジェットコースターに乗れたらうれしいです」
「意外と胸、あるな」
――水着の写真が多かったんですけれど、撮影するにあたってボディメイクをしたところがあればうかがいたいのですが。
「うーん。そうですね。写真集のためにダイエットをしようと意気込んだものの、結果できず、そのまま撮ってしまって、たぶん逆に太ったまま撮ってしまったことで、『あ、意外と胸あるな』みたいな感じに思っていただけると思うので、逆にダイエットしなくて良かったのかなって、今、完成したものを見て、思ってます。20歳になってようやく、なんか、『できた』って喜びが大きいです。ぜひみなさんに見ていただきたいです」
――この写真については、どういう表情で撮影しましたか?
「結構この衣装は紫だったり、透け感があったり、セクシーな感じにメイクもしていただいたので、気持ち的にはちょっと20歳だぞ、っていう大人の眼差しでカメラを見つめてました。胸も結構あるんですよね。うれしいです」
――写真を見たメンバーからの感想がもしあれば教えてください。
「メンバーには村山彩希(ゆいり)さんにしか見せてなくて、見せた感想は、『すごくきれいだ』とほめてくださいました。ちょっと恥ずかしかったです。あと、セクシーって言われて、なかなか私、セクシーって普段言われることがないので、ちゃんと大人の魅力も出せた写真集になれたなって、(村山さんに)言われて思いました」
今回のイベントはミントカラーを意識した衣装なのだそうです。(撮影・取材 岡田)