テレビ・グラビア・CMで大活躍中の若槻千夏、太田千晶、岩佐真悠子のトリプル主演による映画『想色~オモイ・ノ・イロ~』が公開され、舞台挨拶が行われました。(2004年10月9日 池袋シネマ・ロサ)
この映画は大人と子供の狭間で揺れる3人の成長物語として、高校の同級生だった3人が19歳の日常を演じる作品。
舞台挨拶には主演の若槻千夏さん、太田千晶さん、岩佐真悠子さんほか高槻純さん、市瀬秀和さん、藤平涼二さん、唐橋充さん、喜屋武靖監督が登場し、それぞれ撮影時のエピソードを語りました。
若槻千夏「太田千晶のマイクロダイエットにつきあわされて苦労した(笑)」
太田千晶「撮影の合間にばかなことやったりして気をつかわずにいられて楽しかった」
岩佐真悠子「今までは年上の人との仕事が多かったけど、今回は年の近い人が多くて楽しかったです。苦労したことは朝早く起きなきゃいけないところ」
高槻純「スーパーフリーのようなキャラだと監督から聞いて憂鬱でした。でもロケでセルシオを乗り回せたのが楽しかった」
市瀬秀和「太田千晶のマイクロダイエットが楽しかった」
藤平涼二「初日に骨折してみなさんに迷惑をかけてしまったのであやまりたい。太田千晶と楽しくできました」
唐橋充「撮影時のギャラリーが気楽なことを言ってて楽しそうだけど現場は大変です。物語はとてもおもしろいので見てください」
喜屋武靖監督「ナチュラルな感じに仕上がっているので楽しみにしてください」
舞台挨拶に先立ち、主演の3人によるマスコミの囲み取材があり、共演したときの相手の印象・感想を聞いてきました。
岩佐真悠子「若槻千夏ちゃんは同じ事務所の先輩で、元気で明るくはじけキャラで女の子っぽいです。太田千晶さんは会ったときからおもしろくていじられキャラです(笑)」
若槻千夏「太田千晶は前から知り合いだったけどいつか仕事で会いたいと思ってたので、共演できてうれしかったです。(演技の)勉強になりました。真悠子ちゃんは私より演技がうまくって感心しました」
太田千晶「若槻千夏ちゃんと仕事場で久しぶりに会って変わらず元気でムードメーカーで明るく楽しいです。真悠子ちゃんは演技経験ゼロだそうですが、日を重ねるごとに演技が上達して正直、あせりました」
映画「想色~オモイ・ノ・イロ~」は10月9日(土)より10月14日(木)までの6日間限定のレイトショー(21:00~池袋シネマ・ロサにて)として公開されています。お見逃しなく。(撮影・取材 岡田)
【ストーリー】
杏奈(若槻千夏)は、有名スタイリストの母親にコンプレックスを抱き、ある過去の出来事にやり場のない苛立ちを憶えながら、夜の喧騒で心の隙間を埋める。祐香(太田千晶)は憧れだったスタイリストの職につくが、カメラマンとの恋愛に苦しみ、自分のやりたいこととは、ほど遠い雑用に追われる毎日。亜紀(岩佐真悠子)は小さな編集プロダクションでバイトをするが、約束を破ってまで集めた資料も、企画倒れを繰り返してばかり……。そんなある日、祐香が倒れ病院に運ばれる。そこで久々に顔を合わせた3人には、あの頃の輝きはなかった。それぞれが直面した厳しい現実。慣れない新生活の中で、唯一信じられるはずの関係に微妙な距離が生じてしまったことに気づく3人……。