女優の多岐川裕美さんの長女・多岐川華子さん(16)が2005年1月25日にワニマガジン社より1st写真集『Girl Friend』をリリースし、その発売記念握手会が行われました。(2005年1月30日 書泉ブックマート)
1988年9月16日生まれ、神奈川県出身、160cm B79W57H85 血液型A型
イベント前の会見ではテレビ局、新聞、雑誌社など、かつてないほどマスコミが集まり、その注目度の高さは目をみはるものがあります。会見は各テレビ局のレポーターが多岐川華子さんに質問するという形で行われましたので、その様子をお伝えします。
そのときそのとき精一杯やりました
たくさんのレポーターに囲まれて
――今の気分はどうですか。
「すごくうれしいんですけど、こんなにカメラがあることがないので、今すごく緊張しています」
――撮影で大変だったのはどんなところでしたか。
「初めてだったのでポーズがわからなくて、カメラマンさんが『こうしてみようか』というのに従う感じで、でもだんだん慣れてきて撮られてて楽しかったです」
――写真集は本当に初々しい感じがしたんですけど。
「緊張で、自分がどうやって撮られてるんだろうとか、ほとんど考えられなくて、そのときそのとき精一杯でやった感じでした」
――得意なポーズとかは身につけましたか。
「あー、全然ですね。この写真集は自然体な感じなのであんまりポーズとったりしてないんです」
――水着の写真もありましたけど。
「ハワイで撮らせていただいたんですけど、ハワイの空気が大好きなので楽しかったです。白い水着は着たことがなくて、最後のころにやっと慣れてきて自然に笑おうと思ってうまくできました」
――今はセクシー系のアイドルが多いなかで自分はどういう風にやっていこうと考えています?
「色気がないので、とりあえず元気に頑張ろうかなと思います」
5年ぐらい母に反対されたけど
――お母さん(多岐川裕美さん)に目が似てらっしゃいますよね。
「言われたこと結構あります」
――似てるねって言われるのはどうですか。
「母はきれいだと思うのでうれしいです」
――写真集の出来上がりを見たお母さんの感想は?
「あんまり言ってくれないんですよ。でも『いいんじゃないの、がんばったわね』って言ってくれてうれしかったです」
――お母さんは華子さんが女優になるのは反対だったんですよね。
「はい、5年ぐらい反対されて。『あきっぽいんだから』って言われて。でも最近『がんばってみたら』って言われて」
――5年もねばったんですか?
「はい。母の姿を見て育ってきたので、やっぱり、母のようになりたいと自然に思うようになりました」
――目標というと。
「母ではないです(笑)。やっぱり、まだ母の名前は出せない、頑張らないといけないので」
――今の段階ではお母さんはどんな存在なのでしょう。
「母のことを女優として見てなくて一人の母として見ているので、逆に目標にはならないかなと」
――今後はお母さんと共演なんてこともあるかもしれませんよね。
「なれるように頑張ります」
――どんなドラマで共演したいですか。
「なんだろう、私、変に甘えちゃいそうなので、あんまり関わりたくないです(笑)」
――ふだんお母さんとの関係は甘えている感じですか。
「ふだんは友達みたいな感じで、甘えはあまりないです」
――今の段階ではどんな女優さんになりたいと考えてます?
「飾らない、きれいな、自然な感じの女優さんになりたいです」
うわー、色っぽい!
多岐川裕美さんの写真集を見入る華子さん
――実は華子さんにお見せしたいものがあるんですけど(と言ってレポーターが多岐川裕美さんの写真集を渡す)。
「あ、母ですね。初めて見ました」
――2,200円だったものが今、10,000円なんですよ。ちょっと見てみますか?
「いくつぐらいなんですか?」
――29歳ですよ。
「うわー、色っぽい。なんでこんなに色気があるんでしょうね(笑)」
――自分の写真集と比べてどうですかねぇ。
「いやー、負けてますね、大変だ(笑)。いいですね、こんなに色気があったら」
恋愛禁止なんです
――話は変わりますけど、もうすぐバレンタインデーじゃないですか。ご予定は?
「女の子の友達んちに行って一緒に作ろうかって話してます」
――本命はいるんですか?
「なんかうちの学校が恋愛禁止で……高校生なのに恋愛しちゃいけなくて謹慎処分になったりするんです。謹慎は困るので(本命は)いないです」
――どんな男性がタイプ?
「自分の意志を持っている人がいいです」
華子さんは年内女優デビューを目指し、活動していくとのことです。2月16日には1st DVD『Love and Light』がリリースされ、2月27日には石丸電気ソフトワンでイベントがあるそうですので、生で華子ちゃんの初々しい姿を確認しにお出かけください。(撮影・取材 岡田)