1990年代に大活躍した伝説のグラビアアイドル・木下優さんが3年ぶりにグラビア復帰、DVD『Setan manis－小悪魔－』（ビーエムドットスリーより）の発売記念イベントを行いました。（2005年7月17日 石丸電気SOFT2）
1972年10月27日生まれ、福岡県出身、167cm B92 W60 H87
最後のセミヌード
――3年ぶりのリリースとおっしゃってましたが。
「DVDや写真集を最後にやったのが3年前で、その間は舞台や毎月ライブをやっていました」
――ということは今も最後にいた事務所に？
「今は、『ディーバ』というプロダクションの社長をやっています」
――DVDの内容についてお聞きしたいのですが、まずタイトルは？
「“セタン・マニス”といってバリ語で“小悪魔”っていいます」
――どんなところが“小悪魔”？
「大人にしか出せないフェロモンと色気ですね」
――というのがDVDの中に入っていると思っていいんですか？
「はいそうです。なので最後のセミヌードなんです」
――最後？ その次はどうなるの？(笑) 最初の……？
「それはまたそのときに(笑)。どうなっているかは(笑)。でもこれは最後のセミヌードってことで」
――バリ島で撮影とのことですが、内容的にはどんなシーンがありますか？
「イメージシーンが続いている感じですね」
――ここはおすすめっていうのはどんなところですか？
「すごいきれいなブルーポイントさんていうホテルを使わせていただいて、みなさんが想像しているよりもすごくきれいな風景とかイメージがおすすめです」
――ホテルのほかにもビーチにも撮影に出かけました？
「はい、もちろん。命がけで行ってきました」
命がけでビーチへ
――なんで命がけ？
「サーフスポットなのであんまり人が行かないので、行くのが困難なんですよ。階段とか降りていかないと行けなくて、最後の階段は急で手すりも何もないところを降りていったりとか、高所恐怖症の人は絶対降りられないですね」
――3年ぶりに撮影するにあたって戸惑ったりすることはなかったですか？
「なかったですね。とにかく体重を気にしただけで」
――パッケージを見てると手だけで胸を隠すシーンはふつうにやってるって感じですか？
「はい。いっぱい入ってます、盛りだくさんに」
――こういう形でのイベントも結果的に久しぶりとなると思うのですが、終わってみていかがでしたか？
「やっぱり楽しいし、こういうのってよく考えたらすごい久しぶりだなっていうのを思うと、そのときにいらっしゃってた方がそれ以来で来てくれた方もいて、うれしかったですね」
――昔から応援してくださった方で顔を覚えてる方も来てました？
「はい。ずっと前にサンシャインの噴水広場でやったんですけど、そのときにジャンケン大会で水着を持っていかれた方が来てくださって」
――一応自分のプロダクションなのでやりたいと思うことができるようになったわけですが、今後はどのようにやっていかれるご予定ですか？
「今後は新たなジャンルを開拓しつつ、大物になっていきたいと思います。グラビアだけにとらわれずいろんなジャンルをやっていきたいと思います」
木下優も久保山香も同じなんです
――実は今日、取材の都合で来られなかったスタッフが今もスクランブルエッグにいますが覚えてらっしゃいますか？
「知ってます。『アイドル四季報』今も家に全部ありますよ、はい。すごい懐かしいです」
――なので、この会場でいちばん古く知ってるのは北川（昌弘）さんか私だと思います(笑)。たぶん久保山香のころから知ってるのは2人だけかもね(笑)。昔からのファンにアピールしておくことは？
「えー、私ね、いろいろ読んでるんですよ。みなさんのいろいろ読んでると、久保山香のイメージと木下優のイメージが違うという方が多いと思うんですが、それにとらわれず応援してください。私は変わっていないし」
そのあと、会社を立ち上げた経緯の雑談でちょっと盛り上がりました。次の作品は10月21日発売を予定しているそうで、最後のセミヌードの次はどうなるかは教えてもらえませんでした。期待して待ちましょう。（撮影・取材 岡田）
