ただいまテレビ東京金曜深夜0:12~より絶好調放送中のドラマ『嬢王』の制作発表記者会見の様子を遅ればせながらレポートします。(2005年9月28日 六本木ベルファーレ)
この日出席したキャストたち。
後列左より井之上チャル、鈴木愛可、小明、小林加奈、飯沢もも、吉沢明歩、麻丘実希
前列左より小川奈那、北川弘美、金子昇、蒼井そら
このドラマは集英社『ビジネスジャンプ』の人気連載マンガを原作とし、六本木キャバクラを舞台に普通の女の子が訳あってキャバ嬢になり、困難を乗り越え六本木No.1のキャバクラ嬢=“嬢王”を目指す(R-1)ドラマです。
出演者は藤崎彩役に北川弘美、西崎達也役に金子昇、静香役に小川奈那、二階堂亜莉沙役に蒼井そらほか、お色気シーン満載なドラマにふさわしいキャストを取り揃えています。
ずばり“観るキャバクラ”
制作発表ではまず、番組制作プロデューサーのテレビ東京の岡部氏より挨拶がありました。
「テレビ東京としては久々に本格的に連続ドラマに取り組んでいこうという意気込みを持った作品です。そして、24の意味ですが、24時台のオンエアということもあるのですが、24時間われわれの身の回りに起きるすべてのことがらをデザインしてインパクトのある新しいドラマティックなドラマを作りたいというテレビ東京の意気込みの表れです。この『嬢王』なんですが、番組にふさわしいキャストに集まっていただけたと思っています。キャッチフレーズはずばり“観るキャバクラ”です。金曜日の夜に『嬢王』が見たくてしょうがないというような作品にしたいとスタッフ全員頑張って製作中です」
引き続き出席者たちの挨拶が続きます。
北川弘美
北川弘美「このお話を聞いたときにまだドラマの台本がなくて原作を読ませていただいたのですが、本当に面白いと思いました。そして藤崎彩という役は自分に本当に近い存在で親近感がわきました。なのでそんなに役作りという役作りはなかったんですが、原作のファンの方の期待とか、主演ということもありまして、緊張とプレッシャーがすごくクランクインの朝は眠れない朝だったんですが、メールが届いてたんですよ。誰だろうと思ったら母親からで、『お母さんはあなたの成功を祈って赤飯炊いたよ』ってあって、私は本当に藤崎彩のように平和な家庭で育ったなってあらためて実感しました」
金子昇
金子昇「豪華なキャストに囲まれてドラマ撮影をやっているんですけども、この場で9:1の割合で男性が多くて、あらためてこのドラマがどれだけ注目されているのか分かりました。僕が小学生のとき『毎度おさわがせします』というドラマがあったんですけど、それ以来、見てドキドキするようなシーンがある、僕の頭の中では“チロリロリン”と音が鳴っております。中学生・高校生、お父さんお母さんの目を盗んで深夜こっそりと見ていただきたいなと思っております」
小川奈那
小川奈那「私の役どころとしては、彩の親友役で、彩を支えていくという、女性キャラクターのなかで唯一“善”を演じる役なんですが、シーンではいじめのシーンも多いのですが、店長演じる井之上さんとコメディ的な心なごむシーンを演じさせていただいてます」
蒼井そら
蒼井そら「彩をいじめる意地悪な役をやらせていただいてます。原作のコミックを読ませていただいたんですけど、すごいエロかったんです。私だったら表現できるかなと思いながらエロをちゃんとしっかり表現していきたいと思っています。連ドラも初めてなので頑張っていきたいと思っています」
この日記者会見に出演した麻丘実希、飯沢もも、吉沢明歩、小林加奈、小明、鈴木愛可(以上順不同、敬称略)もひとことずつご挨拶がありました。
そのあと質疑応答があり、役作りのために練習はしたのかという質問に、北川弘美さんは「キャバクラがどういうものか全然わからなかったので事務所の社長さんにお願いしまして連れてっていただきまして、勉強させていただきました」と場内を沸かす回答も見受けられ、なごやかに記者会見が終了しました。
10月7日に放送を開始した、『嬢王』で繰り広げられている六本木キャバクラ嬢のナンバーワン「R-1」を決める賞金5千万円がかかったレースは、予選段階を経て、かなり佳境に入ってきています。
主要キャストの名前からお分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、お色気シーンもかなりたくさん入っています。告知が遅れて申し訳ありませんが、毎週楽しく見れる『観るキャバクラ』番組となっていますので、まだ見たことがない方はぜひご覧になってみてください。(撮影・取材 岡田)