映画、テレビ、ライブと多方面で活躍中のマルチタレント・久保亜沙香さんのアルバム『花音-Camellia-』(かんの-カメリア-)の発売を記念し、秋葉原の石丸電気ですべてイベントを行う「石丸ジャックツアー」のゲームワンのイベントを取材してきました。(2005年9月19日 石丸電気ゲームワン)
1979年1月20日生まれ、153cm B83 W58 H83 血液型A型
乙女心がたくさん詰まってるアルバムです
――久保さんのことを初めて知った方もいると思うので、まずは今回のアルバムについての説明をお願いします。
「8月の28日に発売したんですけど、今回はプロデュースと作詞作曲、編曲をすべて女の方にしていただいて曲の中にたくさんお花が入ってます。タイトルであったり、詞の中だったり、ジャケットにもたくさんお花が載ってて」
――入ってる曲はどんな感じの曲が多いんですか?
「かなり乙女心がたくさん詰まっている、恋の歌が多いです。切ないのもあり、楽しいかわいいのもあり、元気なのもあり。ホントに“女の子”って感じですね」
――亜沙香さん自身でおすすめやお気に入りはどんなの?
「その質問が一番困るんですけど、本当に全部好きなんですけど、今までにないタイプというと5曲目の『しおん』というのが、インストっぽいふわっとしたところに、ふわっと声が入っているような感じなんですよ。それが今までにないので気に入ってます」
――アルバムが出てからライブで何回ぐらい歌いましたか?
「どのぐらいだろう。10回以上はやっているかな。1日のライブでまんべんなく何曲かなので、1曲の回数はそんなに多くないです」
――ライブハウスと違うと思うんですけど、こういう会場で歌うのはどうですか?
「すごく異空間で緊張してしまうんですが、昨日(石丸電気SOFT1)はわりとリラックスしてできたんですけど、今日は生歌でハモってもらうので緊張しましたけど3人でワイワイとやれて良かったと思います」
“亜沙香フィルター”&声に視点を置いた曲
――タイトルの『かのん-カメリア-』とはどういう意味でついたんでしょう。
「お花がたくさん入ってるってことで“花の音”っていう意味なんですけど、カメリアっていうのがツバキなんですけど、私の誕生日の誕生花なんです」
――お手伝いに来てくださった「Pyw」(ピュー)さんにもお聞きしましょう。久保亜沙香さんのどういうところを見て、曲を書いたっていうのを簡単に教えてください。
大槻優菜「優菜(ゆな)です。10曲中、8曲作らせていただいたんですけど、亜沙香ちゃんの視点から“亜沙香フィルター”を通した感じで歌詞を書いていったんですけど、みんなに元気をあげたい!っていう気持ちだったり、想像で、恋愛をしたらたぶんこう思うのかな、って結構妄想しました」
鈴木有美「有美です。私は亜沙香ちゃんの視点ではなく、声に視点をおいて、バラードを歌ってるときの亜沙香ちゃんの声が好きなのでバラードを書きました。もうひとつは楽しくできるような曲ということでラップを含めた曲を書きました」
――今言われたことを受けて、亜沙香ちゃん的にはどうでした?
「そうですね。いろんなパターンがあるので、『これだ!』っていうことではないんですけど、たとえば『さくら』という曲は卒業式に告白をする歌なんですが、実体験では一切そういうことはなかったので(笑)、聞いてたり歌ってたりすると本当に自分がそうだったような、フッラッシュバックというかそういう情景が浮かんでくる感じで。有美ちゃんのバラードは本当に力強い感じで心込めて歌えました。ラップの入ってる曲は息つぎが大変な曲で最初はちょっとキツいかなと思ったんですけど、今は楽しんで歌えるようになりました」
――今回のアルバムに入ってない曲を歌うときはどういった感じの曲が多いんですか?
「やっぱり男の方の作った曲が多いので、もうちょっと男っぽい感じが多いかもしれません」
――今日の衣装はどういう風に決めた?
「みんなで考えて3人バージョンのときはカジュアルな感じでソロのときはまた違う感じで」