今年で創刊25周年を迎えた写真週刊誌『FRIDAY』の記念写真展のオープニングイベントとして、会場内の特設セットで中川翔子さんの『FRIDAY』公開表紙撮影がファンを招いて行われました。(2009年8月20日 スタジアムプレイス青山)
イベントはまずは中川翔子さんをお呼びして、現在の心境や、以前掲載した『FRIDAY』の記事を見ながらのトークショーが行われ、いよいよカメラマンの楽満直城(らくまんなおき)さんが紹介され、1パターン目の赤い衣装での撮影が行われました。
中川翔子 プロフィール 1985年5月5日生まれ、東京都出身
155cm 血液型A型
中川翔子さんは「公開撮影は聞いたことないんですけど、レベル24(24歳の意味)にして多少は色気が認めていただけたのかなと。ダイエットが若干間に合わなかったという説もありますが」などと撮影への意気込みを語りました。
トークショーではコスプレでの撮影に対するリクエストを聞かれ、セクシー女豹と答え、シチュエーションでは「スカシカシパンビキニ」で撮ってみたいと、しょこたんらしい答えをしていました。衣装換えののち白衣装での撮影に。
幼少の頃から『FRIDAY』の袋とじを開けることを覚え
――『FRIDAY』の表紙でしたが。
「物心ついたときから母が『FRIDAY』をずっと買ってるので、家に常にあった雑誌で、かなり幼少の頃から袋とじを開けることを覚え……」
――どうやって開けるんですか?
「やっぱり歯で開けるときもあったし、はさみで一気に開けたり、ちょっとずつ開けたりいろいろ試しましたが、のぞきながらちょっとずつ開けてく感じがいいなと小学校の頃に思ったのを覚えてます」
――小学生が見て大丈夫な内容でしたか?
「あまり大丈夫じゃなかったように思うんですけど、セクシーな世界があるんだなとか、どこよりも詳しいんだなとか思っていたので、こんなに誰しもが知っている有名な雑誌の表紙を100人ものみんなに熱い視線を送られながら撮るなんて、人生想像していなかった瞬間が今日、来まして、こんなに恥ずかしく、でもだんだんテンションが上がってきて興奮に変わってきて良かったと思いました」
――さきほど袋とじを開けていましたが。
「驚きました。中身がほぼ袋とじで構成されているという、開けたがりにはたまらない、こんな分厚い袋とじ……ただきれいにむけちゃったんで」
――物足りないと。
「ちょっと失敗するのがまた楽しいんですけどね」
――撮影のほうは。
「緊張しますよね。来てくれたみんなも緊張してたので、しかもグラビアだけど女の子もいっぱいいたので、『お互い恥ずかしいだろうな、これ』って思って。でもピンクやネコ耳を装備してくれた男子や、いつもどおりの応援をしてくれる男子が多かったです。みんなのほうを見ると安心しました」
――声をかけてくれたりね。
「“バッカルコーン”って言ってくれてうれしかったです」
Photoshopで顔の修整もない
――ロゴを入れたサンプルも出来上がりましたね。
「早くも! すごいですね。早くもできたということは、Photoshopで顔の修整もないということですからね」(取材陣笑い)
――今までのFRIDAYとは違う感じですね。
「そうですね。リニューアルをされたということもあって、それで表紙ということでドキドキだったんですけど、やっぱり見られてるときのちょっと照れた感じで、興奮しておりますね」
――さきほどPhotoshopの話をしてましたけど、自分で直すとしたらどこを?
「そうですね、いろいろありますね。鼻の下を短くしたり胴を短くし足を長くし、やれるならやりたいですけど(笑)。家ではこっそりやったりするんですけど。でも『いかに胴が長いか』というのが2ちゃんねるに載ってて。『確かに五頭身しかないぞ中川』と書かれてて」
――発売が28日ですね。
「こんなに撮ってすぐに発売ということで、きっと編集部さんも大忙しだと思うんですけど、その興奮がすぐに載るなんてありがたいですね」
――25周年記念の表紙はまた格別ですね。
「本当ですね。載りたい人がたくさんいるなかで、選んでいただけたというのはやっぱり、レベル24にして色気がようやくはみ出してきたんだろうかと、思いたいですね」
――色気を出すために何か努力をされてることはありますか?
「最近、すごいんですよ。ランニングマシンとか内ももを鍛える器械とか、いろいろ購入して、楽天からいっぱい届いてます」
――鍛えて意味はありそうですか?
「『しょこたん足が短いんじゃないの』と書かれるのでせめて細くしようと努力して」
――それは色気と関係ないですよね(笑)。さきほど言ってましたコスプレや水着はいかが。
「スカシカシパンのビキニ。持ってくれば良かったですね。すかし穴が5つ開いてるウニの死骸なんですけど。白くて丸くてビキニの大きさにぴったりで、紐を通してビキニにしたらセクシーなんじゃないかと思っているんですけど」
――どこで手に入れるんですか?
「海辺で拾ったり、オークションで入手したり、山田五郎さんからもらったりとか」
――何枚ぐらいコレクションしてるんですか。
「20数枚持っていて。ビキニを作りたいんですけど、なかなかその機会がないので、FRIDAYさん、お願いします」
FRIDAY編集「じゃあ次回は」
「次回はちょっと早すぎるかも」
――穴が開いてるってことは透けて見えちゃったり?
「気をつけます(笑)」
全力で“恋活”、マスクをはずしてチュー
――『FRIDAY』というとグラビアだけでなく熱愛スクープもありますが、スクープされたい願望はないですか。
「いやぁ。気持ち的には全力で“恋活”してて、(ラジオで毎週共演中の)山田五郎さんに『とっとと熱愛しやがれ』と怒られてるんですが。やっぱりかっこよく熱愛してみたいですね」
――熱愛写真が撮られるんだとしたらどんなシチュエーションがいいですか。
「うーん。そうですね。やっぱり路上で2人でコスプレしてるところを(取材陣笑い)。路上というのがちょっと萌えますね」
――チューとかハグとかは。
「お互いマスクをかぶっていたのをはずし、チューをしようとした瞬間を撮られてしまい『ハッ!』みたいな」
――ちなみのそのときのコスプレは妄想した中では。
「そうですね。マスクがいいので、相手の方が戦隊ヒーローのレッドだったら私はピンクをかぶっていたいです。『そうね、マスクをしてるとキスができないわ。それでは変身を解除しましょうか』みたいな」
――それも『FRIDAY』さんにお願いしますか。
FRIDAY編集「張り込みます」
――表紙を見てくださるたくさんのファンの方に向けてひとことお願いします。
「グラビアを見てくださるたくさんの人の前での撮影というのは前代未聞かと思います。そんな歴史的記念すべき瞬間にFRIDAYさんに呼んでいただけたということはもう、ギザ、ギガント、ビックバン、バッカルコーン名誉なので、恥ずかしかったんですけど、いろんな気持ちが詰まった写真になったと思うので、今までにない『FRIDAY』の表紙、ぜひお楽しみにしてください」
しょこたんを取材したのは2年以上ぶりでしたが、相変わらず話題豊富で人を楽しませてくれる方です。表紙がどうなったかは書店・コンビニでお確かめください。(撮影・取材 岡田)