『小公女セイラ』でセイラ役をつとめた実力派女優・志田未来さんのエッセイ付き初写真集『14才・15才・16才の未来』(角川マーケティング)の発売記念イベントが行われました。(2009年11月7日 書泉グランデ)
志田未来 1993年5月10日生まれ、神奈川県出身、血液型AB型
写真集で着た白のワンピースにピンクのエプロン姿で、半日店長のお手伝い風景もマスコミに披露してくれました。販促用のPOPを作ってサインをして展示したり、バーコードを読んでレジを売って本を包んでお客様に渡すというお手伝いもしてくれました。
――さきほどレジ打ちされてましたけど、どうでした?
「すっごいかっこいいなって思いました! なんか『ピッピッ』ってやるところがあこがれてたのでうれしかったです」
――もしアルバイトをするとしたらどんなことをやってみたいですか?
「店員をやってみたいです。ファミレスとかファーストフードのアルバイトを友達と一緒にやりたいです」
――初の写真集ですがいかがですか。
「すごくうれしいですけど、2年間かけて撮っているので、卒業アルバムを見ているような感じで、ちょっと前の写真は全然違うなと思って」
――どのへんが違うんですか?
「髪型がいちばん違うんですけど、写真を見ながら『このときの髪型がいちばん好き』だとか、そういう話をしてます」
――だんだん大人になっていく感じがします?
「はい。自分で言うのもちょっと恥ずかしいですが(笑)」
――ご両親の反応はいかがですか。
「まだ家族に見せていないので、帰ったら見せます。あんまりまじまじと見られてもちょっと恥ずかしいってのはあります」
――出来栄えとしてはどうですか。
「本当に素の私が詰まっているので、いい感じかもしれないです」
――点数にすると何点ぐらい?
「85点」
――あと15点は。
「うーん……じゃあ100点で(笑)」
――お気に入りのページはあるんですか。
「はい。この野球をしているところ(写真左)なんですけど、本当にスタッフさんとキャッチボールとかやってて、その中での空振ってしまったのがカットなんですけど、バッティングセンターでちゃんと練習してきたんですけど、本番になると空振りしてしまって、でも結構お気に入りです」
――ほかに気に入ってるカットはありますか。
「この大爆笑しているカット(写真右)は、すごくお気に入りです。氷を手に持っててすごく冷たくて、『本当に限界3秒前!』っていう顔です。冷たすぎて大爆笑です」
――このあとのスイカはどうなったんですか?
「食べました。スイカ大好きなので、今年最後のスイカでした」
――写真を撮るときに心がけていることはありますか?
「写真がすごく苦手で、カメラの前に立つと笑えなくなるので」
――お気に入りのポーズとかあるんでしょうか。
「ポーズ取れないのが悩みです」
――写真集でいろんな格好をしていますけれど、これからしてみたい格好はありますか。
「トナカイの格好をしてみたいです。もうすぐクリスマスなのでトナカイの着ぐるみ着てパーティーしてみたいです」
――サンタは?
「サンタはこの写真集で着たのでトナカイを(笑)」
――ほかにはどうですか?
「チャイナ服とか。ちょっとセクシーな感じで(笑)」
みんなでお弁当を食べるのが楽しい
――エッセイの中に「17歳になったら好きな人から17本のバラをもらいたい」と書いてあったんですが、今、好きな人は?
「今はいないんですけど、中1の頃からの夢なので17歳までに頑張れればと思います」
――17歳という年齢に何か特別な意味があるんですか?
「セブンティーンという響きがかっこいいなと思って」
――高校生活はどうですか?
「楽しいです。友達もたくさんできたので。中学とは違う環境で、いろいろと。勉強は難しくなりましたけど」
――今、いちばん楽しいときは?
「お昼の時間です。みんなでお弁当食べるのが楽しいです」
――学校で好きな科目は?
「好きな科目はないんですけど、苦手な科目はあります(笑)」
――何が苦手なの?
「英語がすごく苦手です」
小公女セイラ
――ドラマ『小公女セイラ』の撮影の進み具合はどうですか?
「すごく順調でスタッフさんや共演者の方とも仲が良くて和気あいあいと撮影してます」
――いじめられる役をすることでつらいことや役づくりで大変なことはあります?
「全くなくて、本当に、樋口(可南子)さんも大変やさしい方で、始まる前にはみなさんでお話ししてたくさん笑ってます」
――生徒だったのが急に生徒じゃなくなってしまい、いじめられるわけですが、撮影以外では生徒の役をやってる方たちと仲良くできるものなんですか?
「やっぱり現場ではいじめられる側といじめるほうなので、あんまりお話しはしないんですけど、控え室やメイクルームでは同じ年ぐらいなので学校の話とかして盛り上がってます」
――今後チャレンジしてみたい役柄とかはありますか?
「ギャルとかヤンキーとか、ひねくれた役をやってみたいです。ふだんできないことをやってみたいと思っているので」
――今日は書店の店長でしたけど、どこかで店長をやるとしたらやりたい店長はありますか。
「家の一番近くにあるファミレスの店長をやりたいです(笑)」
――それはなんでですか?
「友達が来たときにちょっと自慢げに『店長だよ』って言えるので(笑)」
――結構本がお好きだそうなので、最近読んでいる本の紹介を。
「東野圭吾さんや山田悠介さんの本がすごく大好きで、山田悠介さんの本は全部持っています」
――普段から本屋さんには行かれます?
「結構行きます。行ったら1時間とかいたりしてます」
未来ちゃんは結構いろんな話題を持ってて、マスコミも含めいろんな人に好感を持たれていることがこういう取材でもよくわかりますね。(撮影・取材 岡田)