2009年7月31日に最新写真集とDVD『あずさの秘密』がアクアハウスより発売されるのを記念して、この春、高校を卒業したばかりの富樫あずさちゃんにインタビューをしてきました。(2009年6月 都内)
富樫あずさ プロフィール 1990年12月12日生まれ、埼玉県出身、162cm B84 W58 H85 血液型A型
――まず4月に出た写真集とDVD『あずさ♥卒業します。』についてから聞きましょう。
「1月にバリで撮ってきました」
――高校生活を振り返った感じのが入ってるんですか?
「振り返ってはないですけど、制服、スクール水着やメイドコスプレをしました」
――水着も結構いろんなバリエーションが?
「形が変わってるのが多かったです」
――バリで思い出に残っていることはありますか?
「バリは時間の流れがゆっくりしていて、シーンとしているから神聖な場所って感じです。バリに行くと携帯に執着しなくなります(笑)」
――その写真集ではどれがおすすめ?
「好きな衣装は、お花がついてるのなんですけど、あとは制服でメガネかけてるやつです」
――大人っぽく見られることが多いですか?
「写真では子どもっぽく見られて、実際に会うと違うって言われます」
――18歳にしては大人っぽいよね?
「そうですか? 大人っぽいって言われたほうがうれしいです」
――胸元が大きく開いた結構大胆な感じもありますけど、撮影はどうでした?
「楽しかったです。撮ってるときには何も気にしなかったです」
――自分の身体の中のチャームポイントはどんなところですか?
「首が長いって言われます。あとはなで肩なので、着物がきれいに着れます」
夢は自転車の二人乗り
――DVDのほうは?
「ちょっとストーリーっぽいです。寂しげな放課後だったり、メイドさんになってしゃべったり」
――ストーリーぽいところはどんな流れになってるんですか?
「男の子がいて、男の子は出てこないけど、恋人みたいなところがあります。あと、あずさが告白します」
――どんなシチュエーションで?
「早朝のお掃除と放課後です」
――学校の中なんだ。
「はい」
――ちょっと前まで高校生だったから聞きますけど、あずさちゃんにとって『学生だからできる理想の告白』はどんなの?
「まず、田舎の学校のほうがいいです。夢は自転車の二人乗りをしたいんですよね」
――二人乗りして後ろから急に告白するの?
「そう(笑)」
――びっくりして男の子がコケちゃわない?
「コケたらコケたでいいです(笑)」
――どんなところを二人で走るの?
「それは、荒川の土手みたいなところで(笑)」
――そういうのをDVDでやればいいんだよね(笑)。
「バリではそういうところはないですよ(笑)」
休みの日でも早く起きます
――ところで高校時代の制服にまつわる思い出を聞かせてください。
「(制服が)自由だったので、自分でリボン替えて楽しんでました」
――制服でも私服でも通っていいってことだよね?
「そうです。でもあずさは制服を替えて着てました」
――自由な服だと、制服はどんなところで買うんですか?
「制服専門店みたいなところがあって、そういうところで買います」
――さすがに卒業しちゃうと制服は着なくなる?
「まったく着てないです」
――卒業する前と後で違うことは何ですか?
「朝がとても楽になりました。あと、満員電車に乗ることがなくなったので、毎日ゆとりのある生活をしてます(笑)」
――仕事がある日はどんな私服を着ることが多いですか?
「さっと着替えられる服が多いです」
――仕事がない日は何時ごろ起きるの?
「お昼ぐらいまで寝てたら、いっぱい寝たにもかかわらず眠いんですよ。だからちゃんと8時とか9時に行動するんです。そうしたら眠気が半減するので早く起きます」
――友達と食事したり買い物行ったりするときにはどこに行くことが多いですか?
「自分の家と遊ぶ友達の中間地点が渋谷なので渋谷が多いです」
――ほかに高校卒業してから変わったことはありました?
「高校生が子どもに見えました。ちょっとしか変わらないのに『年下だ』って(笑)」
――うらやましいと思わない?
「最初は思ってたんですけど、今は思わないです」
OLさんの衣装で“大人”になった!?
――では最新写真集とDVD『あずさの秘密』についてお聞きしましょう。これはどこで撮ってきたんですか?
「沖縄です」
――テーマみたいなのはある?
「テーマはわからないんですけど、制服もあったんですけど、OLさんもあったりして、ステップアップしました。OLの衣装を着られるということが、たぶん大人になったんだと思います」
――あずさちゃんがもしOLだったらどんなOLになってると思う?
「キャリアウーマンです」
――理想のOL像はどんな感じ?
「それは……ワイン飲んでますね」
――仕事中には飲めないよ。
「それはお家帰ってからで。赤い車でビルに向かうんです。東京駅の近くのビルの一番上のフロアで仕事をしてるんです」
――どんな仕事してるの?
「……うーん。会議? 何してるかわかんないです」
――同級生とかOLやってる人いないんですか?
「いないです。大学行ったり専門学校に行ったりアルバイトしてたり、同じような芸能のお仕事をしてたりで」
――とりあえずDVDでOLを体験して、ほかにはどんなシーンがあるんですか?
「温泉? 銭湯に入ってますね」
――どんな水着で?
「ベージュっぽかったかな? 肌にぴたっとした感じでした」
――『こんなことしちゃいました』といった恥ずかしいことはありませんでした?
「車の中でOLさんの服を脱いでました。それはちょっと恥ずかしかったかな?」
――どういう風に脱いでいくの?
「ストッキングを脱いで、中に黒の下着っぽい水着が見えます」
――ファンの方にチェックしてほしいところはどんなところ?
「やっぱりOLさん? ファンの人はどう思うのか気になります」
富樫あずさ図書館
――初めて仕事したのが高1みたいですけど、芸能の仕事に興味はあったんですか?
「あこがれはあったんですけど、自分がやるとは考えてなかったです」
――なんでやることになったの?
「スカウトです。最初は沖縄にロケ行けるってすごく楽しみで、軽い気持ちでした」
――それでお仕事としてやってきてグラビアアイドルというお仕事はどうなんですか?
「今は、職業というかお仕事としてやってます」
――お仕事として楽しいことと大変なことをひとつずつ教えてください。
「大変なことは……あんまりないですね」
――体調整えておくとか、あるんじゃない?
「あんまり風邪ひかないんですよ。あとはニキビとかできないようにするとか。大変なことはシャックリが止まらないときとか(笑)」
――逆にやってて良かったと楽しくなることは?
「自分が載ってるものが増えてくるにつれてうれしくなります」
――雑誌とか集めたりするの?
「しないです。おばあちゃん家に送ります。おばあちゃん家の1階に自分で作ってためてます」
――おばあちゃん家に「富樫あずさ図書館」みたいなのがあるの?(笑)
「はい(笑)。クローゼットの一角に作ってます」
昭和のアイドル?
――あずさちゃんはこれからどういう風になっていけばいいですか?
「もっとみんなに顔を知ってもらって、『富樫あずさ』が浸透していければいいとおもっています」
――誰かに似てると言われることは?
「いろんな人に似てると言われます」
――笑うとこんなタレ目になることを知りませんでした(笑)。
「昭和っぽいとも言われます。昭和のアイドルってなんでしょうね」
――中山美穂の歌とか歌ってみれば?
「中山美穂さんて誰ですか?」
――そうか、もう知らないか。あんまりテレビや雑誌出てないもんね。
「松本伊代さんはわかります」
――みんなに顔を知ってもらった先は何をしたいですか?
「テレビに出たいです」
――ヘキサゴンみたいなバラエティクイズ番組に出たらどのぐらいの位置なんですか?
「やばいです。ちょっとやばいんですよ。だから頑張って勉強していかないと(笑)」
――テレビは聞かれたらすぐに答える瞬発力が必要らしいけど、あずさちゃん瞬発力のほうは大丈夫?
「マイペースだからないです。どうしよう」
そのマイペースぶりは一見の価値があるように思います。写真集、DVDイベントがそれぞれありますので、ぜひファンの方ご自身でお確かめください。(撮影・取材 岡田)