NMB48を卒業し、バラエティ番組などで活躍中の山田菜々さんの2016年カレンダー(ワニブックス)が発売され、記念のイベントが行われました。その囲み会見のレポートをお届けします。(2015年11月3日 東京都新宿区 福家書店新宿サブナード店)
山田菜々プロフィール 1992年4月3日生まれ、大阪府出身、152.6cm 血液型A型
久しぶりの水着に…
――カレンダーが発売されると聞いたときにはどう思いましたか?
「NMB48を卒業して、はじめて発売させていただくものだったので、すごくうれしかったし、すごく気合が入りました」
――全体を通してどういうコンセプトで撮影をされたんですか?
「親近感が沸くようなカレンダーを作りたくて、オフショット的なものをたくさん撮りたいなと思って、それを集めたカレンダーになっています」
――わりと素っぽい表情とかも?
「そうですね。なんかふつうにじゃれてるようなところとか」
――撮影はどちらで?
「千葉の九十九里です。朝の6時から行ったんですけど、途中で寄ったコンビニの『ゴボチ』というお菓子がめっちゃおいしくて。ごぼうのチップスなんですけど。1日で12か月分を撮ったので、そんなに着替えたことなかったから、着替えるのにちょっとびっくりしました。モデルさんとかステージで1日に何十着も着るじゃないですか。すごいなと思って」
――中には水着もありましたが。
「ふふ(笑)。久しぶりのグラビアは恥ずかしいですね。久しぶりの感覚というか、身に付ける部分が少ない分、山田菜々って感じがしました」
お気に入りの浴衣
――お気に入りの浴衣の写真はどこがポイントですか?
「今まで23年間、プライベートで浴衣で海に行ったことがなくて、今年こそ卒業したしお休みもあったから行こうと思ってたけど、結局行かなくて、だから、自分の思い出としてもいいし、やっぱ浴衣着てる女の子がすごく好きなので、かわいいなと思ったので、私も浴衣着てるし、あこがれのデートとしては男性にも浴衣着てもらって、海とかに行きたいなっていう願望もあります」
――お気に入りのどの写真がお気に入りなんですか?
「これですよね。どれもかわいいなぁ、どれやろ。小さいけど、雰囲気ありませんか? 横顔美人って言われるんです。撮りますか? 横顔。横顔を見てキュンてしてほしいなと思います」
ぷにっとしてる
――見どころというか、ここを見てほしいというポイントは。
「今までもぷにっとしてたんですけど(笑)、卒業して3ヵ月、7月の終わりにこの撮影をしたんですけど、もう一段階ぷにっとしたなと思って(笑)。でもこのときよりは今、ちょっと落ち着いたので。あと髪の毛が短いのがこの写真でしかないので、そこが一番見どころかなと思います」
――NMB48のメンバーからの感想はありましたか?
「この撮影した時期にリクエストアワーっていうものが1年に1回開催されているんですけど、そこに行ったときに、『太ったな』って言われたから、これ見たらまたぷにっとしてるなって言われると思います」
――どうしてぷにっとしたんでしょう。
「たぶん、動かなくなくなった分がきたんだと思います。筋肉だった部分がお肉に変わった感じがしました。先に卒業したあいにゃん(福本愛菜)が『やめたら太るから気をつけや』って言ってたのに、そのまんま太っちゃいました」
トイレに飾ってほしい
――これを買ってくれた方が飾るとしたらお部屋のどこに飾ってほしいですか?
「トイレ! 1日1回行くじゃないですか。トイレ嫌っていう方もいると思うけど、逆に1日に1回は絶対に見てほしいから、あえてのトイレで」
――匂いとか気になりませんか?
「いい匂いの芳香剤を、6畳分ぐらい効く芳香剤があればいい匂いするから、広めのを使ってもらって」
――以前、写真集のイベントのときに、理想の出会いについて話してましたけど、卒業してからそういった出会いはありましたでしょうか。
「なかったです。まず、理想が高すぎたみたいで、落とし物をして、そっから拾ってもらって始まる恋がしたいと言ったんですけど……まぁ、無理ですね」
――無理だとすれば次はどういう出会いを求めますか?
「私はすごく夢を見る派なので、今だと、月9とかでお坊さんとあるじゃないですか。それも最初は、砂じゃないけど(香炉が)かかったところから恋が始まった感じじゃないですか。そういう、ハプニングから始まる恋がいいです」
――おフェロメイクでファッションショーに出てましたが、ちょっと変わった感じのメイクでしたね。
「そうでしたね。おフェロって恋をした女の子の顔をかわいく表現したものなので、ちょっと火照ってたり、つや感を出したりするんですけど、ふだんおフェロメイクをしたらきっと効果ないと思うんですけど、もっと自分の強調したいパーツを自分なりに勉強して、いざというときは、ちょっと火照った感じで勝負に挑めたらいいかなと思います」
――東京の道が良くわからないと言っていましたが。
「だいぶ慣れました。でもこの間も電車に乗ってて、15分で帰れるところを、たぶん乗り換えを間違えたのか、1時間かかりました。気づいたら終点まで行ってて、山のほうに行ってました」
――今年は大きな一歩を踏み出されて、振り返ってみれば?
「早く過ぎちゃって、気づいたらもう終わりじゃないですか、今年も。……何してたかな……。でもいっぱい番組とか出させてもらって、アイドルと違って一人だと絶対何か話さないといけないし、まあアイドルのときにも話さなきゃいけないんですけど、なかなかニコニコプラス、いろんなタレントさんがいる中で自分の武器を見つけないとなと思って、毎日すごく悩んでました」
――NMBを離れてみて、気づいたことは?
「NMBってやっぱ最高やなと思います。いたときは、『あーもう帰りたい』とか、毎日集団行動しているので、『はーもうどっか行きたい』って思ったけど、でもやっぱメンバーがいるからこそしんどいときとかも、みんなでご飯を食べるだけでもすごく癒されてたし、悩みごととか泣きたいことがあっても、ばかなことして遊んでるのが一番楽しかったので、グループならではやなと思って」
――2016年にはどんなことにチャレンジしたいですか?
「抱負がいっぱいあるんですけど、ドラマとか出てみたいし、あとはNMBのときの写真集はあるんですけど、卒業してからはまだ出してないから、来年は写真集を出せたらいいなと思います」
――阪神タイガースに思うことは(デイリーの記者からの質問です)。
「金本さんですよね。アニキに替わられて、この前、ドラフト会議でもハプニングがあったじゃないですか。だから、なんやろ、またそれを笑い話になってるから、いっぱい笑わせて……大阪をより一層盛り上げていってくれたらうれしいです。人生で笑えるって素敵やなって思います」
――門脇佳奈子さんと小谷里歩さんが卒業発表されましたけど。
「ライバルが2人も増えるので、ちょっとこれはなかなかの無法地帯? 厳しい世界になっていくと思いますけど、みんなの道を切り開こうと思って決めて卒業したので、先頭に立って頑張れるようにしたいなと思います」
あいかわらずのボケっぷりで楽しかったです。(撮影・取材 岡田)