博多を拠点として2011年11月から活動を開始しているHKT48が公演初日を迎えてから3ヵ月あまりが経ち、チームHのメンバーが決定する発表記者会見が行われました。その様子をお届けします。(2012年3月4日 HKT48劇場)
チームHに選ばれたメンバーは五十音順・敬称略で次の16名です。穴井千尋、植木南央、熊沢世莉奈、兒玉遥、古森結衣、下野由貴、菅本裕子、田中菜津美、谷口愛理、中西智代梨、松岡菜摘、宮脇咲良、村重杏奈、本村碧唯、森保まどか、若田部遥。(1期生の安陪恭加、今田美奈、江藤彩也香、仲西彩佳、深川舞子の5名は研究生となります)
後列左より田中菜津美、森保まどか、若田部遥、中西智代梨、熊沢世莉奈
中列左より谷口愛理、植木南央、穴井千尋、菅本裕子、下野由貴、古森結衣
前列左より本村碧唯、宮脇咲良、兒玉遥、松岡菜摘、村重杏奈
記者会見では現在公演を行っているセットリスト『手をつなぎながら』の1曲目「僕らの風」をチームHとして初披露しました。
「僕らの風」披露
意気込み紹介
その後、一人ずつ前に出て自己紹介と、意気込みを述べました。劇場で行っている自己紹介部分は省略いたしますが意気込み部分につきましては、ここで紹介しておきます。
穴井千尋「私はクラシックバレエを習っていたので、それを生かして舞台の上で七変化する勢いで歌って踊っていきたいと思います」
植木南央「私はキラキラした小物が大好きでよく集めているので、チームHでもキラキラした存在になれるようになります」
熊沢世莉奈「私は小学生の頃からダンスを習っていたので、ダンスでチームメイトを引っ張っていきたいと思います」
兒玉遥「自分にしかない感性や発想を生かしていろんな人をたくさん魅了していきたいと思います」
古森結衣「私はHKT48の中でいちばん小さい146センチなんですけど、ほかのメンバーの身長を追い抜くような勢いでパフォーマンスと身長を伸ばしていきます」
下野由貴「私は運動するのが苦手なのですが、運動音痴でもかっこいいダンスが踊れるんだというのを見せたいと思います」
菅本裕子「チームHの『H』は博多のHでもあるんですけど、華やかなHでもあり、HappyのHでもあるので、ハッピーで華やかなチームHにしていきたいと思っています」
田中菜津美「私はチームHの中で最年少なんですけど、みんなを引っ張っていって、どんなことでもいいので世界一を目指していきたいと思います」
谷口愛理「私はとにかく楽しんで愛理スマイルでみなさんを笑顔にできるような存在になります」
中西智代梨「私は、すき焼きの具材のように鮮やかなパフォーマンス、歌唱力の味を出していきたいと思います。そしてHKT48がどんなに暗いときでも明るくできるようなムードメーカー的な存在になりたいと思います」
松岡菜摘「私はホルモンが大好きなので博多のもつ鍋のような博多の有名なアイドルになりたいと思っています」
宮脇咲良「チームHというわけで、“ひたむきに”“はじめて”“日々”成長していきたいと思います」
村重杏奈「私はHKT48チームHの中で鋼の心、つまり、自分のギャグがどんなにすべってもへこたれない心を持っています。この心を生かして素敵なパフォーマンスができるよう、頑張りたいと思います」
本村碧唯「私のチャームポイントは目の下のホクロなんですけど、そのチャームポイントのようにHKT48チームHのチャームポイント的存在になれたらいいなと思っています」
森保まどか「私はチームHでもみなさんの心をもっともっと笑わせていきたいと思います」
若田部遥「私はチームHでももっともなで肩なので、よく、衣装とかジャケットとかでずれてたりするんですけど、へこたれずに歌って踊るので、ほほえましいなと思って見ていただけたらうれしいです」
最後にキャプテンとなった穴井千尋さんより挨拶。
穴井千尋「ふだんはとっても仲がいいんですけど、仲がいいだけではなくて、言いたいことを言い合ってお互いが高めあえるようなチームにしていきたいと思います。そしてどんなときでも全力でフレッシュさを生かしてさらにパワーアップしたパフォーマンスを見せていきたいと思います」
その後、簡単な質疑応答がありました。初日メンバーに選ばれなかった谷口愛理さんに今の心境についての質問が記者よりあったのですが、答えに詰まって涙ぐんでしまいました。
――兒玉さんから見てキャプテンの穴井さんはどんな存在ですか?
兒玉遥「見えないところですごく努力してたり、掃除とかもしたりして、私たちを見えないところでも陰から引っ張ってくれるようなところです」
――穴井さんはキャプテンに選ばれたときにはどう思いましたか?
穴井千尋「本当にびっくりして、え?って思ったんですけど、不安とかがたくさんあるんですけど、これから先、つらいこともあると思うんですけど、どんなつらいことでも、私もみんなのことを支えていきたいと思うし、みんなで協力していきたいと思います」
以上で会見は終了いたしました。その後、個別で穴井さん、下野さん、菅本さんの3人にミニインタビューをさせていただきましたのでそちらもお楽しみください。
ミニインタビュー(穴井千尋、下野由貴、菅本裕子)
――ユニット曲のメンバーが入れ替わったということで、その見どころなどを聞かせてください。
下野由貴「バーコードからGlory daysと曲的にはガラリと変わって、前までは手とかの表現にすごく苦戦したんですけど、今では逆にどれだけ元気良く見せるかとか、フリーで踊るところが多いので、そこでどれだけ自分らしさを出すかとかに苦戦しました」
菅本裕子「ウィンブルドンからバーコードで、私はしなもん(下野由貴さん)とは逆で、明るい曲から暗い(?)曲になったんですけど、明るい曲は笑顔で踊ってたんですけど、バーコードは振りも少なめなので、表情で勝負というところがあるんですけど、性格的にもいつも笑顔なので、切ない表情を作るのに苦戦しました」
穴井千尋「雨ピからバーコードなんですけど、前のバーコードは中学2年や小学5年生がいたんですけど、今回は高校生3人でやるので、大人な雰囲気でちょっと違ったバーコードが聞けると思います」
――キャプテンになった経緯とかを言える範囲で教えてもらっていいですか?
穴井千尋「ほかのメンバーよりは少し先に伝えられたんですけど」
菅本裕子「へぇ~!」
下野由貴「知らなかった」
穴井千尋「呼ばれたから怒られるのかとびくびくしてたんですけど、焦ったのもあるしびっくりしたんですけど、一人じゃないので、チームにはみんながいるので、みんなで協力して頑張っていきたいなと思いました」
――で、みんなの前で発表されたのを聞いたときはどうでした?
下野由貴「ちひろん(穴井千尋さん)と二人だけで相談事とかなんでも話せるので、本当に頼りになるなぁって。適任だなぁって思いました」
菅本裕子「みんな、反論とかも出ずに『穴井千尋』って言われた瞬間、『あ、よかった』みたいになりました」
下野由貴「たぶん、みんなちひろんでうれしかったと思います」
――SKE48が出張公演に来てたのを見たときの感想をひとことずつ聞かせてください。
菅本裕子「チームSさんの公演を初めて生で見たんですけど、『手をつなぎながら』公演を見ながらHKT48らしさをずっと探してたんですよ。やっぱり表現力がすごいなと思って。歌詞の読み取り方というか、私は悲しい曲と思っていた『雨のピアニスト』でHKTはしっとりした感じで歌ってるんですけど、松井玲奈さんは悲しすぎて笑うみたいな表情で、歌詞の読み取り方も違っていたので、表現力を私たちも学びたいといけないと思いました」
下野由貴「2日間見させていただいた感想なんですけど、チームSさんは公演をすごく大切にしているのが伝わってきて、お客さんを本当に楽しませようという意識がすごくあると思って、ダンスも揃っててパフォーマンス力もすごくあって、MCもお客さんが退屈しないように工夫がいっぱいされていて、表現力もすごくて本当に見習うところばかりですごいなと思いました」
穴井千尋「やっぱりダンスの迫力がすごくて、鳥肌が立つぐらい見入ってしまいました。表現力もすごくて、私たちはMCが得意というわけではないので、そういうところも見習っていきたいなと思います」
公演ではユニット曲が入れ替わりましたので、セットリストもこちらに残しておきます。
M01「僕らの風」
M02「マンゴーNo.2」
M03「手をつなぎながら」
M04「チャイムはLOVE SONG」
M05「Glory days」(兒玉、下野、村重 BD:松岡、宮脇、本村、森保、植木、古森)
M06「この胸のバーコード」(穴井、菅本、下野)
M07「ウィンブルドンへ連れて行って」(谷口、宮脇、本村)
M08「雨のピアニスト」(熊沢、松岡、森保)
M09「チョコの行方」(植木、古森、田中、若田部)
M10「Innocence」
M11「ロマンスロケット」
M12「恋の傾向と対策」
M13「大好き」
E01「ロープの友情」
E02「火曜日の夜、水曜日の朝」
E03「AKB48シングルスペシャルメドレー」(風は吹いている~上からマリコ~フライングゲット~Everyday、カチューシャ)
E03「遠くにいても」
はたしてユニット入れ替えがどうなったかはみなさんご自身の目でお確かめください。(撮影・取材 岡田)