AKB48グループのユニットじゃんけん大会2017で優勝したfairy w!nk(フェアリー・ウインク)の2人(HKT48荒巻美咲、運上弘菜)の祝勝会が行われました。その様子を取材してきましたのでレポートをお届けします。(2018年2月2日 東京都千代田区 AKB48 CAFE & SHOP AKIHABARA)
左:荒巻美咲、右:運上弘菜
祝勝会ということで、まずは乾杯から。荒巻美咲さんの好きなマカロンで乾杯するそうです。2人でチョコペンでデコレーションしたので、それを見てから乾杯してくださいとのこと。
トークテーマ:じゃんけん大会について語ろう
荒巻美咲「公演のMCで『笑わないアイドルを作りたい』みたいなことを言ってて、私も同じようなことを考えていたので、じゃあ、やろうって私が誘いました」
――今回の衣装はどういったコンセプトでしたか?
運上弘菜「この色とこの色とこの色を使いたいって言って(衣装ディレクターの)しのぶさんにお願いしたら、このかわいい妖精感がある、かわいい衣装になって」
荒巻美咲「羽根もつけられるかわからなかったんですけど、本番、じゃんけん大会に行ったときに、ちゃんと用意してあったんです」
(取材位置の関係で、運上弘菜さんの声がちょっと聞き取りにくくて、発言はしていたんですが、載録しきれなかった部分があります。ご了承ください)
――じゃんけん大会にあたって特別な作戦はありましたか?
荒巻美咲「作戦は立ててなかったですけど、お参りに行ってました」
運上弘菜「お母さんとおばあちゃんがお参りに行ってました」
――優勝が決まったときの心境はいかがでしたか?
荒巻美咲「びっくりですね。放心状態というか、勝つと思ってなかったから、『勝っちゃった』みたいな感じで、見た方は知ってると思うんですけど、2人とも棒立ち状態で。でもうれしかったです」
――じゃんけん大会の優勝が決まったそのあとは何をしましたか?
荒巻美咲「私はホテルに帰って携帯で自分の名前調べてしまいましたね。感想とか見たくて、見てみたら、きりがないくらいあったのでうれしかったです」
――じゃんけん大会の裏話などありましたら。
荒巻美咲「じゃんけん大会の前に、カツサンド食べました。だから、勝てたかもしれないですね」
運上弘菜「じゃんけん大会の前に、2人でじゃんけんして勝ったほうが出ようってなったんですけど、1回みるんさんに勝ったのに、もう1回じゃんけんをしたんですよ。もう1回したらみるんさんが勝って」
荒巻美咲「予選でじゃんけんやってなかったから、弘菜ちゃんが出れてるのに私だけやらないわけには、って思って、申し訳なかったんで出ました」
荒巻美咲
運上弘菜
『天使はどこにいる?』を鑑賞しよう
ミュージックビデオを見ながら、コメントをしたあと、司会の方からの質問に答えていました。
――12月13日にお二人でデビューしてみていかがでしたか?
荒巻美咲「まさか2人でデビューするって思ってなかったので、選抜に入っても16人で、結構たくさんいるじゃないですか。今回、ジャケ写も2人だけっていうのが本当にうれしくって、これからもfairy w!nkで活動したいなと思いました」(拍手)
――平成のWinkを目標にしてるということですが。
運上弘菜「Winkさんて笑わないイメージなんですけど、劇場公演で笑わないとマネージャーさんに怒られちゃうので(会場爆笑)、笑うのがもともと苦手なんですけど、頑張って笑顔で踊っているので、でもfairy w!nkで活動することが、できれば真顔で(笑)できればなと思っています」
――曲をはじめて聞いたときの感想を教えてください。
荒巻美咲「私の好きな感じの曲だなと思いました。クール系でちょっと暗い感じの曲調が好きなので、『これが自分たちの曲になるんだ』ってうれしかったです」
運上弘菜「意外とアップテンポで、思ってたのは、ふわふわしてかわいい曲かなと思ったんですけど、意外とクールめが強い曲で、あんまり聞かないサウンドなので、うれしかったです」
――応援してくれるファンのみなさんへひとこと。
荒巻美咲「fairy w!nk好きですか? これからもfairy w!nk応援してくださいますか? ありがとうございます。ありがとう」
fairy w!nkを笑わせよう
2人のじゃんけん大会の写真にファンの方が事前アンケートでセリフを考えてもらったものを司会の人が読んで、fairy w!nkがおもしろいか判定をするというのをやってたんですが、なかなか評価が厳しかったです。
質問コーナー:1日だけ入れ替わったら?
イベントに来てくださったファンの方の事前アンケートの質問に答えるコーナーです。全部ではないですが、気になったところを紹介します。
――チームがTIIとKIVに離れてしまいましたが寂しいですか?
荒巻美咲「寂しいです私は」
運上弘菜「自分は絶対TIIになるって勝手に思い込んでたので」
荒巻美咲「手つなをしてたので4期生はTIIに入るのかなって」
運上弘菜「もっと一緒にいたら、もっと仲良くなれると思ってました。ちょっと残念です」
――じゃんけんユニットを組むに当たって美咲ちゃんがなっぴを誘ったと聞いています。なっぴを誘った理由は? なっぴが誘いを受けた理由は?
荒巻美咲「コンセプトに合ってるなと思って」
運上弘菜「じゃんけんに勝てないから1人でもいいと思ってて、締め切りの1日前にみるんさんが誘ってくださって、お母さんがみるんさんのことが好きなので、みるんさんと組んでほしいって言われたので組みました」
荒巻美咲「断られたらどうしようって思ってたんですよね。だから良かったです」
――弘菜ちゃんはHKTに入る前、どんな勉強をしたかったですか?
運上弘菜「弘菜は英語がすごく好きで、留学ができる大学に入ろうと思ってて、結構いろいろ考えてました」
荒巻美咲「私が勉強したかったこと? 本当に考えられないんですけど、看護師さんになりたいなと思って。小学生の頃だから全然無理だったんですけどね。勉強できなかったので」
――1日だけ2人が入れ替わります。さて、何をしますか?
運上弘菜「とりあえずおしゃれして、みるんさんの顔で外に出て楽しみたい」
荒巻美咲「美咲がなっぴになったら、スキーが上手な身体になれたらなっぴになったら北海道に行ってスキーをしたいです」
――fairy w!nkでやってみたいことは?
運上弘菜「コンサートなど」
荒巻美咲「私は、写真集が出したいです。その写真集も私がこういう風に撮りたいってプロデュースして実現する、みたいな」
――すごいところと勝てるところは?
荒巻美咲「弘菜ちゃんのすごいところは笑ってなくても魅力が出てて、人と違う雰囲気があるんですよね。ファンの方の気持ちがわかります」
運上弘菜「それはたぶんみるんさんもそうです。最初にHKTに入って、みるんさんが動いているのを見たときに、『この人はほかの人とは違う』って思ったので、魅力があると思います」
荒巻美咲「勝てるところ? 身長です」
運上弘菜「勝てるところ? 色の白さ? でもみるんさんも白いですよね」
荒巻美咲「でも2人の写真を見ると、弘菜ちゃんが壁と同じぐらい白くて」
ミニインタビュー:CDデビューで周りの人は?
最後はプレゼント争奪じゃんけん大会をして祝勝会イベントは終了しました。終演後に短いインタビューをしてきました。
――祝勝会を終わっての感想を聞かせてください。
荒巻美咲「こうやって2人という少ない人数でイベントをさせていただくのは初めてですごく緊張したんですけど、最初出ていったときに盛り上がるかすごく心配だったんですけど、質問をたくさん用意してくださってたので、みんなで一緒に作るイベントだったなと思いました」
運上弘菜「私はAKBカフェってHKTに入る前から知ってる場所で、行ってみたい場所だったので、そこでイベントがみるんさんと2人でできたっていうのはすごくうれしくて楽しくて幸せな時間だったなと思います」
――運上弘菜さんのお母さんが荒巻美咲さんのことを好きなのはいつごろのことなんですか?
運上弘菜「初期の頃から弘菜があんまりファンの人の前でしゃべれなかったり、笑えなかったりすることが多くて、スタッフさんからも言われてたりしてて、みるんさんも静かな感じで自分を持ってる感じだったので、お母さんに『みるんさんみたいに自分を持てばいいんじゃない?』って言われて、お母さんとみるんさんの初期の動画を一緒に見たりしてるうちに、どんどん2人ではまっていきました」
――CDを出したときの家族やまわりの人たちの反響はどうだったかを教えていただきたいんですが。
荒巻美咲「家族はたくさん買ってきてくれて、自分の顔がたくさん家にあるんですけど、親戚の方や知り合いの方に渡してくれたりして、まわりも応援してくれているので、愛されてるなってうれしくなりました」
運上弘菜「田舎に住んでるんですけど、田舎の小さいレコード屋さんがあって、そこで盛大に飾ってくれて、デコレーションとかもしてくださって、田舎なんですけど、地元の方がみんな買ってくださったという話を聞いてうれしかったです。あと、家族はもちろん、親戚の人も勝手くださったりしてうれしかったです」
『天使はどこにいる?』初披露の感想は?
――『天使はどこにいる?』を歌ったのはHKT48の6周年公演と、AKB紅白ですけど、歌い終わったときはどうでしたか?
運上弘菜「AKB紅白は生演奏だったから全然違いました」
荒巻美咲「まだ1回しか、ファンの方の前で歌ったことがないのにも関わらず、2回目がまさかの生演奏だったので、すごい経験をさせていただいてるなと思ったんですけど、ここでいろんなメンバーさんが出ているなかで、いきなり2人で出るっていうのは、すごくプレッシャーでした」
――HKT48のメンバーはAKB48のメンバーから歌った感想を言ってもらったりはしたんですか?
運上弘菜「6周年のときのほうが多かったです。リハーサルのときにメンバー全員の前でやったんですけど、みんなが客席に座ってて、それが恥ずかしくもありって感じでした」
――今後2人で何をしたいのか、という話で荒巻さんは写真集をと言っていましたけど、どんなシチュエーションでどんな衣装で、っていうのはありますか?
荒巻美咲「自分の顔だけしか出てないぐらいたくさんのぬいぐるみに埋もれて写真を撮りたいです」
運上弘菜「かわいい!」
荒巻美咲「1枚の画像が2ページにつながってる風にして1枚目のところには弘菜ちゃんがいて、2枚目には美咲がいて、同じ場所でぬいぐるみに埋もれてる風にしたいです。すごい具体的に妄想してます」
――海外でコンサートしたいと言ってましたが。
運上弘菜「したいですし、そのために曲をもう1回書いてもらいたいなぁと。2人でいっぱい知名度を上げなきゃいけないんですけど、そういう夢はあります。あとは北海道で写真集の1ページで2人で撮りに行きたいです」
荒巻美咲「かなわなかったとしても、プライベートでもいいから一緒に行って2人で写真撮って、弘菜ちゃんにいろんな場所に案内してもらいながら行きたいです」
――イベント前に振る舞われたうどんとマカロンについて。
荒巻美咲「弘菜ちゃんはうどんが好きなので、私も好きだから、『じゃあ、うどん作りたいね』って話になって作るのを少しだけ手伝わせていただきました」
運上弘菜「キャッチフレーズにも出てくるきつねだから、きつねうどんにしました」
――マカロンについては?
荒巻美咲「ちょっとだけできること何かしたいなと思って、マカロンにペンで描いたらすぐにできて、私たちが描いた絵だから楽しんでもらえるかなと思って、私、マカロンが好きって言っているので、マカロンにしました」
以上、祝勝会レポートでした。最後に、fairy w!nkヒストリーを取材写真とともに振り返ります。(撮影・取材 岡田)