2013年1月22日に発売された『ヤングチャンピオン』の表紙・巻頭グラビアにSKE48から松井珠理奈さん、木崎ゆりあさん、須田亜香里さん、秦佐和子さんが登場しています。その取材現場から撮影風景の様子と『ヤングチャンピオン』誌面で紹介しきれなかった部分のミニインタビューを掲載いたします。
※木崎さんの「崎」は正しくは旧字の「﨑」ですが、携帯ほかさまざまな環境でご覧になることを考慮いたしまして、本サイト上では便宜上よく使われるほうの「崎」を使用させていただいております。ご了承ください。
左より須田亜香里、木崎ゆりあ、松井珠理奈、秦佐和子
■須田亜香里(すだ・あかり)1991年10月31日生まれ、愛知県出身、A型、160cm(チームS)
■木崎ゆりあ(きざき・ゆりあ)1996年2月11日生まれ、愛知県出身、O型、156cm(チームS)
■松井珠理奈(まつい・じゅりな)1997年3月8日生まれ、愛知県出身、B型、163cm(チームS、AKB48チームK兼任)
■秦佐和子(はた・さわこ)1988年9月14日生まれ、大阪府出身、A型、161cm(チームKII)
【木崎ゆりあ】
――新しい劇場はステージの横幅が広いですよね。
「チームでステージに立つとすごく広く感じます。前の劇場はコンパクトでお客さんとメンバーが一緒になって盛り上がれていたので、その雰囲気のまま広くなってうれしいです」
――楽屋はどういう風に良くなりましたか?
「公演の前後にブログを書こうとすると携帯の電池がなくなっていることが多くて、充電しようと思うと他のメンバーが既に充電中だったり…、ふつうコンセントってそんなにたくさんないじゃないですか。でも新しい楽屋には充電できるコンセントがたくさんあったり、ちょっとしたところにお菓子が置いてあったり、メイク場所に『SKE48』のかわいいロゴが入っていたり、愛にあふれた楽屋になっています」
――昨年の選抜総選挙はどうでした?
「あっという間でした。32位のおぎちゃん(小木曽汐莉さん)が呼ばれたときにピークで緊張してて、おぎちゃんが呼ばれて安心した途端に自分が呼ばれて『ああっ!』って感じでした。その次に愛李さん(古川愛李さん)が呼ばれて、だーすー(須田亜香里さん)が呼ばれて…、SKE48のメンバーが次々に呼ばれてすごかったです。初めてあの舞台に立ったんですけど、ド緊張するんだと思ったのにもかかわらずにやにやしてました。楽しかったです」
――2012年は『マジすか学園3』もありましたよね。
「自分が出れると聞いたときにはすごく緊張して、でも監督さんが(自分が出演した映画の)『ギャルバサラ』で一度ご一緒させていただいた方だったので、本番ではそこまで緊張せずにいい雰囲気で演じられたと思いますし、撮影自体すごく勉強になりました」
――演技のほうはどう取り組んでいますか?
「演技はもちろん好きなんですが、一番好きなのは台本を最初に読んだ瞬間で、そのときにいろいろと考えるんですよ。このセリフはこっちを向きながら言う、とか細かなことまでイメージして、その瞬間が一番好きです」
――ぱるる(AKB48の島崎遥香さん)とも仲良くなったそうですね。
「同期みたいな感じでお話もできたし、最初に話した内容が濃すぎて、急激に仲良くなれました」
――AKB48グループの次世代として起用されることが増えてきたけど、それまでには持ってなかった気持ちは出てきましたか?
「私、意外と自分に自信を持てなくて、それでも選んでいただいているからには自信持とうと意識しているんです。でも、無駄にいろんなこと考えて失敗するタイプなので、最近では『背負うものがないんだから気楽に行こう』って考えになって、単純にやっていこうと思っています」
――新しいファンに対してどうやってSKE48や自分自身をアピールします?
「NHK紅白歌合戦を見てSKE48がいいなと思っていただいた方にも、公演を見ていただけたらと思います。メンバーとの近さや、雰囲気も含め、もっと好きになってもらえる自信があるので、ぜひ劇場に来ていただきたいなと思います」
【秦佐和子】
――『AKB0048』で声優をやってみてあらためて気づいたことはありましたか?
「私たちはメインキャラクターを務めさせていただいているんですけど、プロの声優さん方がひとこと、ふたことのセリフにも台本にすごく書き込んでらっしゃったり、代役としてセリフを読んでいたり、どんな役にも真摯に取り組んでいらっしゃる姿を見てとても刺激を受けましたし、自分ももっと高い意識を持って頑張らないといけないんだなと思いました」
――昨年の総選挙はどうでしたか?
「ファンの方々がすごく応援してくださったんだと感じました。自分では50位ぐらいに入れるかどうかと思っていたんですけ、ありがたいと思います」
――佐和子さんのファンはどういう方が多いの?
「真面目な方が多いというイメージです」
――プログラマーの方が多いんじゃないかと。
「確かにコンピュータ関係の方が多いです。SKE48全体なのか私に限ってなのかはわからないんですけど」
――新劇場の魅力についていかがでしょう。
「広くなった分、今まで以上にSKE48の持っているダイナミックなダンスを楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています」
――SKE48カフェの佐和子さんのメニューの「焼きバナナアイス」はおいしいですか?
「まさか採用されるとは思ってなくて。おいしいというのは分かってたんですけど……。簡単なレシピなので一度ご試食いただいてご自宅でも真似して作ってみてください」
【須田亜香里】
――前から聞きたかったんですけど、コンサートで自分のファンをよく見つけられるのはなぜですか?
「たぶん目がいいだけだと思います」
――気をつけてないと見えないと思うんですけど……。
「たぶん亜香里のことを見てくださってる方だから見つけられるんだと思います。いただいている視線をキャッチするのが得意なんですよ。ファンの方と気持ちが通じ合ってるんじゃないですかね?(笑)」
――専用劇場はどうですか?
「楽屋のメイク台に照明がたくさんついているんですよ。そこで写メを撮ると目がキラキラに写るんです」
――ステージが広くなって柱もないからお客さんをより見渡せるようになったと思うけど、実際にステージに立ってみてどうですか?
「以前と比べると席の間隔が開いているので、一人一人と確実に目を合わせやすいと思いました。あと、以前はステージ上でも一部照明が当たらない場所があったんですが、今回は幅が広くてなって照明も当たるので、見やすくなったんじゃないかと思います」
【松井珠理奈】
――2012年の出来事で何が印象に残ってますか。
「やっぱりAKB48の兼任は大きかったと思います。最初に発表されたときには兼任とは言われてなくて、移籍かと思ってびっくりしたというか、何がなんだかわからなかったんですけど、兼任と聞いてほっとしました。発表があった瞬間にメンバーが怖いぐらい近くに集まってくれて。そのときに頑張ろうって思いました。やんなきゃって」
――それでスピーチがあれだけしっかりしてたんですね。
「心配して集まってくれたメンバーに『大丈夫だから! みんな大丈夫だから!』って」
――真那ちゃんは泣きわめき、玲奈ちゃん、ちゅりの呆然とした顔は見たことなかったです。
「それだけ愛されているんだなと思ったらうれしくなりました」
――AKB48のチームKはどうですか?
「Kのいいところは、公演が終わったあとにすぐに反省会をしたり、公演の途中なのに楽屋でダメ出しをしてるんですよ。SKE48は次にこれをやらなきゃ、って思うんですけど、Kさんはちょっと落ち着いて『あそこはこうしようね』って言えるのはすごいなと思いました」
――北原里英さん加入については?
「なじんでます。全部覚えてきてくださって、AKB48で長くやってきているから『ここはこうです』って説明するとすぐその場でできるのはさすがだなと思いました」
――平田璃香子さんの卒業については?
「りかちゃんはリーダーでずっとまとめてくれてたわけじゃないですか。だから、これからは自分たちでやらなきゃっていう気持ちが芽生えて、りかちゃんの卒業は悲しいですけど、チームSの成長につなげてくれたなって思います。りかちゃんも自分の夢があるので、見ててかっこいいなと思って、りかちゃんに負けないように頑張らなきゃって思いました。いつかりかちゃんが久々にSKE48を見て、『SKE48大丈夫そうだ。私も負けないように頑張らなきゃ』って思ってもらえるくらい頑張りたいです」
――珠理奈さんの2013年にチャレンジしたいことは?
「16歳になるし、どんどん後輩も入ってきてるので、もっとしっかりしなきゃなと(笑)」
――十分しっかりしてるじゃないですか(笑)。
「たとえば6期生が入ってきたら、中には『珠理奈さんにあこがれて入ってきました』って人がいると思うんですけど、そういう子たちの期待を裏切りたくないなと(笑)」
――あんまり自分にプレッシャーかけすぎないようにしてくださいね。
「はい。やっぱり誰かにあこがれて入ってきて、でも実際見てみたらこの子のほうが良かったとか、そういうのってあると思うんですけど、『あーやっぱり珠理奈さんてすごいんだなぁ』と、思ってもらえるようになりたいなぁとは思います。レッスンのときやリハーサルのときも、しっかりやるとか。それってふつうのことかもしれないけど、ずっとやってるとできなくなったりするじゃないですか。またあらためて気をひきしめてやっていかなきゃなと思っています」
『ヤングチャンピオン』誌面では水着姿も見られますので、こちらもお手にとってください。クリアファイルもついてます。(撮影・取材 岡田)