SKE48組閣後の新チームKII公演をファンの投票を2013年6月13日~15日に実施、『恋愛禁止条例』(A5th)、『目撃者』(A6th)、『シアターの女神』(B5th)の中から『シアターの女神』が選ばれました。(2013年7月25日 SKE48劇場)
★出演
内山命、大場美奈、加藤智子、加藤るみ、小林亜実、佐藤実絵子、柴田阿弥、須田亜香里、高木由麻奈、高柳明音、竹内舞、二村春香、古川愛李、松本梨奈、山下ゆかり、松村香織
★セットリスト(初日)
影アナ:高柳明音
前座ガール:「ロマンスかくれんぼ」(山田みずほ)
M01「勇気のハンマー」
M02「隕石の確率」
M03「愛のストリッパー」
M04「シアターの女神」
―― 自己紹介 ――
1列目左から
加藤るみ、柴田阿弥、高柳明音、二村春香、内山命
山下ゆかり、松本梨奈、須田亜香里、古川愛李、小林亜実、佐藤実絵子
竹内舞、高木由麻奈、大場美奈、加藤智子、松村香織
M05「初恋よ こんにちは」(加藤るみ、柴田阿弥、二村春香)
M06「嵐の夜には」(内山命、小林亜実、古川愛李、佐藤実絵子)
M07「キャンディー」(山下ゆかり、須田亜香里、松本梨奈)
M08「ロッカールームボーイ」(大場美奈、竹内舞、松村香織、高木由麻奈、加藤智子)
M09「夜風の仕業」(高柳明音)
―― MC (佐藤実絵子、二村春香、加藤るみ、柴田阿弥、小林亜実、内山命、古川愛李)――
M10「100メートルコンビニ」
M11「好き 好き 好き」
M12「サヨナラのカナシバリ」
―― MC ――
前半:竹内舞、小林亜実、松村香織、古川愛李、松本梨奈、加藤るみ、須田亜香里、内山命
後半:佐藤実絵子、加藤智子、山下ゆかり、大場美奈、高柳明音、二村春香、高木由麻奈、柴田阿弥
M13「潮風の招待状」
―― アンコール ――
E1「オネストマン」
E2「チームKII推し」
E3「美しい稲妻」
E4「2人だけのパレード」(松村除く15人)
E5「僕たちの紙飛行機」
★チームKIIリーダー高柳明音コメント
――公演を終えての感想を。
「元チームKIIのメンバーはあまり多くない中で作られたチームなので、作るからには新しいチームにしたいなと思ってて、『シアターの女神』公演と決まったときに、いろんな曲が入っているのがいいなと思ってみんなで候補に選んでいました。
『勇気のハンマー』は、一列になって歩き出せるほど甘い世界じゃないけど、それでもみんなで一緒に壁をひとつずつ壊していこうよっていう気持ちの熱さがある歌だし、『隕石の確率』はすごくかわいらしい、むしろお花畑にいるんじゃないかぐらいの女の子の歌だったりとか、『愛のストリッパー』の大人っぽさだったり、公演のタイトルになっている『シアターの女神』は劇場があるからこそ歌える曲も入っています。
セットリストが決まったときにKIIのみんなとお話ししたんですけど、KIIって今まで休演してきたメンバーのアンダーに入ってたメンバーとか、常に劇場を支え続けたメンバーが多いんですよ。なので、『本当にシアターの女神になりたいね』って思って、自分たちにぴったりなんじゃないかと思って始まったので、ファンの方も良かったよって言ってくれて、こうやって無事に初日を終えられて良かったかなと思います」
――16人みんなシアターの女神になれましたか?
「なれたと思います。チームBさんのときとはまた違う女神像だったんじゃないかと思います。チームBさんは女の子らしい方が多くて、麻友さんだったり柏木さんだったりアイドルになるべくしてなったという方がいるチームなんですけど、KIIのメンバーはコマネチやったりしてぶっ飛んでたりするので、ちょっとパワフルな、でもやるときはやる、でもアイドルっていう、内から元気が出てくるアイドルなんじゃないかなと思って、周りを自然に笑顔にしちゃうような女神になっていったらいいなって思います」
――レッスンを通して大変だったことは?
「(大場)美奈が忙しくてなかなか名古屋に足を運べなくて、やっと16人揃ったのが4日前ぐらいなんですよ。ようやく揃って最後詰めてきたって感じでした。先生がDVDをもとに振りを入れるんですけど、美奈はもともとチームBさんでアンダーでやってて振りを確実に知っているので、いろいろな違いを見つけて直すことが昨日までありました。いかにチームBさんの振り付けで私たちらしくできるかっていうのをぎりぎりまでやってました」
――大場美奈さんが参加してきたことについては?
「案外すっと溶け込んだんですよ。あらためて仲間なんだと思うと、自然と仲間意識が出て、今まで元チームEのメンバーも『ちゅりさん』『愛李さん』て呼んでたところを『ちゅりちゃん』『あいりん』て呼ばれるようになったし、最年長のみえぴー(佐藤実絵子さん)でさえ『みえちゃん』て呼ばれてたりとか、研究生から昇格したのは1人しかいない二村ちゃんは5期生も1人だしすごく不安もたくさんあったと思うんですけど、たくさんのメンバーに愛されて今日も舞台監督さんに良かったって言われてました」
――どんなところが認めてもらえたんでしょう。
「今までの正規メンバーの中に、今まで研究生だった子が入るとちょっと怖じ気づいちゃったり、先輩がいるから遠慮しちゃったりする子も多い中で、堂々としてたって言ってもらってたので、私もうれしかったです。やっぱりチームなのに遠慮しあってたら意味がないと思うんですよ。せっかくチームになったんだから。だからそういうところはいいなって思いました」
――3つのチームの中では平均年齢が高いので、チーム作りについては大人が多い分、作りやすいようだって見てて感じたんですけど、自分たちもそのように感じたりすることはありましたか?
「やっぱり大人だからこその考えがしっかりしてて、『ここはこうしたほうがみんな絶対良くなる』とかいうのがあったりするし、私も今まで旧KIIの中にいたときには若い子からみえぴーまでいた中だったんですけど、今回、年の差がなくなったので、あんまり『リーダーだからこうしなきゃ』とか、『みんなのことをちゃんと見てなきゃ』、っていう意識はいい意味でそんなに感じてなくて、みんなちゃんとできる子だし、考えてくれるし、むしろ私が甘えさせてもらってるぐらいです。新しいKIIになって素になれたかなって思います」
――『夜風の仕業』はいかがでしたか?
「すごく緊張しました。歌ってるときに声が震えないようにしようって思ってて、でも最後のフレーズを歌ったときに足が震えてきちゃって…」
――最後の歌いまわしは変えてますね。
「そうなんです。柏木さんのときに決めてくださった方が、柏木さんの音とは違うのを明音に作ってくれて、『ゆきりんのときにはゆきりんに作ったんだけど、明音には明音の曲として歌ってほしいから新しくしたよ。切なさが出る感じにしてみた』って言ってくれました。
『夜風の仕業』に決まったときに、KIIのメンバーって『歌といえば!』というメンバーが多いんですよ。ファンの方がそういうメンバーが歌うんじゃないかって予想する中で歌うのが不安だったんですけど、そのときにあいりんやみえぴーが『すごく楽しみだ』って言ってくれたりとか、みえぴーが『これは明音だからできるんだよ』って言ってくれてすごく勇気が出ました。初めてのバラードだったので緊張したんですけど、これからもっといい曲に、素敵なパフォーマンスができるようになりたいなって思います」
――トークがすごく安定していた印象でしたけど。
「ラジオをやっているメンバーが多いんですよね。なのですごくしゃべれるし、みんなキャラが立ってるんですよ。なので定番の流れでウケがもらえたりとかしました」
――チームKIIの『シアターの女神』はどういうところに注目して見てもらいたいですか?
「『チームKII推し』であいりんのところでみんなでコマネチをやるところで阿弥ちゃんが最初は恥ずかしがってたのに、それでもやっちゃうところがみんな皮を破っていけたところだと思うし、まつりなも謎のセクシーキャラを出したりとか、曲の盛り上がりや真逆でシリアスなところとかがすごく伝わってくる公演なので、『チームBさんとは違う『シアターの女神』公演ですごくいいね』って言っていただけたときに、チームKIIとして認めていただけたことにもなるんじゃないかなって思います」
★公式Photo
M01「勇気のハンマー」
M04「シアターの女神」
M07「キャンディー」(松本梨奈、須田亜香里、山下ゆかり)
M08「ロッカールームボーイ」(中央は大場美奈)
M09「夜風の仕業」(高柳明音)
大場美奈
E4「2人だけのパレード」