SKE48の7期生オーディションは通信カラオケ「LIVE DAM」と通じて応募、投票によって決まる新しいタイプのオーディションをすることになりました。メンバーも参加した発表会のレポートをします。(2014年7月7日 富士ソフト アキバプラザ)
写真左から古川愛李、木本花音、松井玲奈、松井珠理奈、須田亜香里、北川綾巴、古畑奈和
■オーディションの流れ(概要)
■第一次審査(7/19~8/31)
第一興商「DAM★とも動画」で歌唱シーンを録画、もしくは「DAM★とも録音」で歌声を録音することで応募
■第二次審査(秋)
面接審査
■第三次審査(冬)
Web投票
■最終審査(年末年始)
LIVE DAMでの投票
(LIVE DAM設置店でSmartDAMもしくはデンモクiDSで特設画面に表示される候補者を選び、カラオケモニターに映される映像を全て見ることで「1票」がカウント)
■応募概要
■応募期間
2014年7月19日~8月31日
■対象店舗
【DAM★とも動画】【DAM★録音】対応のお店
■応募資格
・国内在住で11歳以上の女性
・合格時点でAKSとの所属契約ができる方
・合格後、研究生として活動を開始し、日常的にSKE48劇場に通うことができる方
・DAM★とも会員であること
■詳細URL
http://www.clubdam.com/app/damtomo/common/page.do?
type=damtomo&source=A00267&subType=audition
■記者発表会の様子
――そもそもどういうきっかけでSKE48のオーディションを受けようと思われたんですか?
松井珠理奈「私は保育園や幼稚園の頃から歌って踊るのが好きで、歌手になりたいという夢があったんですけど、それでお母さんに相談したところ、お母さんも私ぐらいの年のときにそういう活動をしてみたかったけど、オーディションも受けることができなかったと言ってて、それを聞いたときにお母さんの夢でもあったというのがあって、自分の夢でもあるので、ぜひオーディションを受けてみたいなと思って、そのときにSKE48が地元・名古屋で活動するというのを聞いて、それだったらと思って応募しました」
――お母さんは何と言ってましたか?
松井珠理奈「私が悩んでるときとか落ち込んでるときとかに、お母さんの夢でもあるから頑張って、って言われると励まされて、いつも頑張れてます」
――木本花音さんはいかがですか?
木本花音「私はもともとアイドルが大好きで、昔からコンサートに行ったりとか、ずっとテレビでも見てきたんですけど、なりたいという気持ちもすごく強くて、そのときにAKB48さんも好きで、テレビを見てて『いいなぁ』と思ってて、そのときに珠理奈さんと玲奈さんがAKBさんと一緒に出てて、『あ、名古屋にもあるんだ』というのを知って、名古屋ならと思って受けてみたんです」
――テレビで見ていたお二人と今、並んでいるわけですけど、どんな気持ちですか。
木本花音「そうですね、夢がかなうっていうのはうれしいですし、想像していたのとは違うんですけど、楽しいことがすごくたくさんあります」
松井珠理奈(1期生)
松井玲奈(1期生)
――須田さんはいかがですか。
須田亜香里「私がSKE48の3期生のオーディションに応募しようと思ったきっかけは、もともと13年間クラシックバレエをやっていたこともあって、また違った面でも自分を試してみたいなと思ったのがきっかけなんですけど、応募してみようと思った理由が、3期生のオーディションだけ歌唱審査って書いてなかったんですよ(笑)。でも、結局、書類、面接と進んでいくうちに、『歌唱審査が追加になりました』って連絡が来て、受けるのやめようと思ったんです。人前で歌うのがトラウマだったので。でも思い切って多くの人の前で歌うことができて本当に良かったなと思っていて、今回は歌唱審査がメインになっていたりするので、私とは違うと思うんですけど、歌いたいと思う人がもっともっと応募できたらいいなと思っています」
――今は歌は好きですよね?
須田亜香里「はい、好きです」
――トラウマはもう解消されたんですか?
須田亜香里「トラウマは心の中にしまってあります」
松井玲奈「あんまりあかりんメンバーとカラオケに行きたがらないよね」
須田亜香里「はい、メンバーとカラオケに行ったことは一切ありません(笑)。一人派です」
★オーディションの思い出
――オーディションのあの審査はつらかったなぁ、という思い出はありますか?
松井玲奈「私、あんまりつらかったなって思ってなくて、楽しかったとは違うんですけど、まったく緊張しなくて、あんまり参考になることが言えないです。秋元先生が初めて最終審査の席にいて『あ、これが秋元康か!?』って思って、すごいなって思ったのは覚えてます」
古川愛李「私もあまり緊張しないほうなので、ダンスはちょっと苦手でしたけど、今は面接がいちばん緊張するというか、秋元先生のことは一方的に知っているので、なんか、『はぁ~』って思いましたね。いちばんドキドキしました」
――何を聞かれたか覚えてますか?
古川愛李「覚えてないです」
木本花音「私は、聞かれたというか、自己アピールをしてくださいって言われたので、めっちゃ自信満々に答えたことを覚えています。『やる気だけはあります』って言いました」
松井玲奈「私はAKB48が好きって話をしてて、『AKBの曲の中で何が一番好きですか?』って聞かれて、『竹内先輩』って自信満々に答えたら『君は変わってる子だね』って言われてすごくよく覚えてますね」
北川綾巴「私は『SKEで何の曲が好きですか』『AKBのユニットで何が好きですか?』って聞かれて、私は宮澤佐江さんが大好きなので『DiVAが好きです』と答えました」
――古畑さんはいかがでしたか?
古畑奈和「きつかったことはカメラが回っていることです。カメラが回ってると、落ちたときにどうしようとか考えて、意気込み話してくださいって言われて『頑張ります』としか答えられなかったのと、聞かれたのは『何が好きですか』と聞かれて『カエルが好きです』って答えました」
古川愛李(2期生)
須田亜香里(3期生)
――自分がオーディションで歌うとしたらどういう曲を選びますか?
須田亜香里「私が答えていいんですか? 私、実際にオーディションで歌った曲は大塚愛さんの『さくらんぼ』だったんですけど、もし私が今回、7期生として応募する側だったら、もっとほかの子とかぶらない曲を選びたいなと思うんですよ。やっぱりたくさんの女の子がいると全部同じに見えるので、インパクトに残ったほうがいいと思うんです。なので、直感で思いついたのは井上陽水さんの『夢の中へ』を歌いたいです」
古川愛李「井上陽水さんバージョン?」
――斉藤由貴さんじゃなくて?
須田亜香里「はい」
松井玲奈「実際にSKEのオーディションで受かったメンバーには昔の、昭和歌謡みたいな曲を歌って審査員の方たちが興味を持って受かったって聞いたので間違いではないかなと」
須田亜香里「選んでくださる方って、審査員の方にしても大人の方が多いイメージなので、懐かしいなって思ってもらったりとか、なごんでもらえたら気持ち的にも人を喜ばせるということでもアイドルと通じるものがあるんじゃないかなと思います」
木本花音(4期生)
古畑奈和(5期生)
★オーディションでのワンポイントアドバイス
――最終審査でDAMのシステムを使ってファンの方に投票していただくという、はじめての試みではあるんですけど、投票していただくために、こういうところがポイント、ここを気をつけたほうがいい、こうするといいというアドバイスがあれば教えていただければ。
木本花音「笑顔とかやっぱり大切で、笑顔の子って印象に残るので笑顔でやるっていうのは大事だと思います」
古畑奈和「私、審査のときにダンスを踊れなくて、ただ笑ってるだけだったんですよ。全然踊れなくて。それでも合格したので笑顔は大事です。あとは練習でなんとでもなります」
古川愛李「特技を入れたほうがいいかも。私ならイラスト入れたりとか」
松井玲奈「意外と服装が大事かなと私は思っていて、映像で撮られるので、アイドルっぽい感じよりは、ピュアさが出るような、清楚というか、あんまり決めすぎずにナチュラルなほうがたぶん」
――自己アピールについてはどうですか?
須田亜香里「大事だと思います。私もそうなんですけど、やっぱり、たとえ顔の印象が薄くても、見つけていただくことからアイドルは始まると思うんですよ。存在に気づいていただかないと何も始まらないので、ほかと違うこととか、見つけていただくにはどうしたらいいかというのは意識したらいいかと思います」
北川綾巴(6期生)
――応募されるメンバーに、6期生の北川さんと1期生の珠理奈さん、玲奈さんからひとこと。
北川綾巴「私はオーディションのときに、審査員の方の目とか何も見ずに人見知りで引っ込み思案だったんですけど、それでも受かれたので、そういう子はそういう子で自分らしさをたくさんアピールできたらいいんじゃないかなと思います。頑張ってください」
松井珠理奈「今日は7月7日の七夕で、そして7期生ということで、すごいラッキーな日じゃないですか。七夕のときって短冊にお願いごとを書くと思うんですけど、だいたいひとつしか書けないじゃないですか。そのひとつにアイドルになりたい、とかSKE48に入りたいって書くぐらい、強い気持ちを持った、そしてやる気のある方にぜひSKE48の7期生オーディションを受けていただきたいなと思います。SKEのメンバーもそしてSKEのファンのみなさんもなにごとにも一生懸命なのが好きだと思うので、ぜひSKEになりたいなという気持ちを持った方に入っていただけたらうれしいなと思います。ご応募お待ちしています」
松井玲奈「今回は新しい方法でのオーディションということで、今までにない、新しいメンバーに出会えるんじゃないかなと思って楽しみにしています。オーディションというとすごく緊張して、ちゃんとしなきゃと思うんですけど、いちばんは自分らしさを知ってもらうことだと思うので、応募してくださる方は緊張せずに自分らしいアピールをして応募してくださるとうれしいなと思います。よろしくお願いします」
オーディションの応募に関しては従来のSKE48メンバーオーディションと同じようなWeb応募、書類応募もあります。最終審査は年末年始を予定しているそうです。詳細はオフィシャルサイト参照ください。(撮影・取材 岡田隆志)