本サイトで収録レポートをお届けしている『SKE48学園』の番組から始まったバンド企画が「スカパー!×PigooHD SPECIAL SKE48学園♥祭 バンドしちゃおうLIVE!!」としてライブが行われ、その模様が練習風景も含めスカチャン、スカチャンHDで24日から放送されます。そのライブ当日直前に記者会見が行われました。(2010年7月17日 Shibuya duo MUSIC EXCHANGE)
後列左より阿比留李帆、佐藤聖羅、古川愛李、平田璃香子、木下有希子、須田亜香里、中西優香、出口陽、小野晴香、松村香織、加藤るみ
前列左より大矢真那、石田杏奈、木崎ゆりあ、高柳明音、松井玲奈、松井珠理奈、矢神久美、平松可奈子、桑原みずき、高田志織
――まず、バンドリーダーとなる平松可奈子さんに意気込みを語っていただきます。
平松可奈子「本当に初めて楽器に触る子や、音符が分からない子もいて、本当に一から初めたバンドで、時間がないなか、どうしようって不安になりながら今日を迎えたんですけど、不安だからこそ一生懸命練習してきたので、きっと終わった頃にはいろんな感動が生まれていると思います。あとは自信を持って楽しみたいと思います」
――忙しい合間を縫っての練習だったと思うのですが、練習に関する苦労などあれば。
松井玲奈「全員で合わせることができたのが、今日と、最後の練習のときだけだったので、それまでみんな自分の時間を見つけながら個々で練習してきて、そのなかでもみんなの気持ちがひとつに合わさって演奏ができるようにしていきたいと思います」
――今回楽器に挑戦することになった経緯を聞かせてください。
平田璃香子「私たちが出演している『SKE48学園』という番組で、みんなでひとつになって取り組めることはないかと考えたところ、バンドという案が出まして、今回初めてSKE48でバンドが誕生しました。中には楽器を触ったことがない子もいたりして練習もすごく大変だったんですけれども、初めてこの舞台で弾くということでうれしく思います」
――ファンのみなさんにはどんなところを見ていただきたいですか?
松井珠理奈「ふだんの公演でも、16人という大勢でひとつになって息を合わせてパフォーマンスをしてるんですけども、今回もこのバンドでメンバーのチームワークをみなさんに見ていただけたらと思います。そして会場に来ることができなかったみなさんも、番組で放送されますので、ぜひ見ていただけたらうれしいです」
――それぞれ楽器なりに苦労した点や今の状況などを何人かにお願いします。
平松可奈子(トランペット)「トランペットは経験者が私だけで、小野晴香ちゃんは初めてさわったぐらいで、最初は高い音が全然出なかったんですけど、少しずつ練習していくうちに、今では玲奈ちゃんも晴香ちゃんも高い音が出せるようになったのがうれしかったし、高音が聞かせどころだと思うので、本番も高音のトランペットに注目してほしいなと思います」
矢神久美(サックス)「サックスは私一人だけなんですけども、一人なので確認することもできず、一人で何度も楽譜を見直して不安もたくさんあったんですけども、ステージに立つ以上は自分に自信を持って吹いていきたいし、今日は何よりも楽しみたいと思います」
高柳明音(ベース)「私はベースを担当させていただいているんですけども、ベースは初心者で、ベースにもともと興味があったので、これを期にベースを趣味として取り入れたいと思ってベースに立候補させていただいて練習が始まったんですけども、練習が始まったときにちょうど『ごめんね、SUMMER』の発売とかぶってしまって全然練習ができなかったんですよ。でも最後の1週間ぐらいで通して練習したら弾けるようになって、教えてくださってる方にも『これならいけるよ』って言ってもらえて、今日は自信を持って立っているので、今日はみなさんに自信を持った演奏を見せられたらいいなと思っています。いつかベースが特技と言えるように頑張っていきたいと思います」
桑原みずき(ドラム)「最初の頃は全員で合わせるときも前奏もゆっくりで、講師の先生にも厳しいことを言われたりして『1~2年かかる』って言われて、それを1~2ヵ月でやるのは本当に厳しくて無理なんじゃないかと思ってたんですけど、自主練の期間があって、最後みんなで揃えたときにひとつの曲になったので、すごく感動しました。私自身は初めてドラムを叩いて、今では責任感を持ってリズムが狂わないように最後まで1曲を叩けたらいいなと思います」
松井珠理奈(ボーカル)「楽器演奏で歌うと環境がいつもと違って緊張してるんですけど、木下有希子ちゃんと須田亜香里ちゃんと昨日も3人で会わせたり、楽器を演奏しているっていうイメージをしながら歌う練習をしてきたので、その成果を出せれたらいいなと思います」
――ふだんの公演と違うなと感じるところはどこでしょう。
平松可奈子「公演はいつも緊張はするんですけど、振りがしっかり入っているので、自分を信じることができるんですけど、楽器は本番に緊張して音が急に飛んでしまったり、本番にしかない緊張感というのがあって、今回は本番でも弾けるかなって不安なんですけど、でも楽しみでもあって、ファンの人も私たちの新しい顔を見てもらえると思うので、そこを見つけてほしいなと思います」
松井玲奈「声は自分の楽器だって言われるように、それが今までぴんときてなかったんですけど、今回の楽器演奏をみんなですることによって、場所や温度で金管楽器は音が変わってしまうのを知って、自分の身体も風邪を引くとコンディションが悪くなったりするっていうのと関連づけできるようになって、楽器も歌もひとつのジャンルだとあらためて感じることができてこれからの公演でいいイメージを持てるようになりました」
高柳明音「みんなそれぞれパートが違っていて、それがひとつになるということは公演と一緒だなと思ったんですけど、公演の振りを揃えるのもバンドも一緒で、揃うところが決まるとかっこいいなと思うし、みんなの気持ちがひとつにならないとできないところは同じなので、そういうところは大切にしていきたいなと思いました」
本番の様子はオフィシャル素材でお楽しみください。
バンド名は「全力 GIRLS」と発表されました。1曲目は「大声ダイヤモンド」
Vo. 松井珠、木下、須田、Gt. 大矢、中西、B 出口、Dr. 桑原、Kb 平田、佐藤実、Tr. 平松、松井玲
Sax 矢神、Fl 古川
Ch. 小野、木崎、高柳、石田、佐藤聖、松村
2曲目は「手をつなぎながら」
Vo. 松井珠、木下、須田、Gt. 松村、佐藤聖、B 高柳、Dr. 石田、Kb 平田、佐藤実、Tr. 平松、小野
Tb 高田、Fl 古川
Ch. 松井玲、矢神、木崎、大矢、出口、桑原、中西
「大声ダイヤモンド」は以前番組収録で聞いたことがありますが、その当時よりははるかに上達していました。「手をつなぎながら」は石田・高柳のリズセクですが、彼女たちもまったくの初心者なのにここまで聞かせる状態になってきたのは相当個人で練習していたんだと思います。松村さんのギターソロも努力のあとがはっきりわかるものでした。
3曲目から11曲目までは『制服の芽』公演の「恋を語る詩人になれなくて」から「万華鏡」まで。研究生出演は阿比留李帆と加藤るみ。
M13「Dear my teacher」
M14「ごめんね、SUMMER」(16人)
M15「仲間の歌」
この日の様子はスカチャンHD(スカパー! ch.190/スカパー! e2 ch.800)、スカチャン(スカパー! ch.180)で放送されます。放送は7月いっぱいなのでおみのがしなく。エンタ!371、PigooHDをご契約の方は無料で見られます。その他の方は525円です。(撮影・取材 岡田)
放送日時:7/24(土)15:00~17:00、7/25(日)22:00~、7/26(月)13:00~、7/28(水)1:00~/23:00~、7/29(木)20:00~、7/30(金)17:00~、7/31(土)14:00~
詳細はSKE48学園祭 バンドしちゃおうLIVE!!|スカパー!HD まで。