コラムのネタを求めて東奔西走。前回のコラムのラストで触れた、3月10日から5月13日まで、自枠・自力で当てたコンサートの感想です。
対象としたコンサートは次の6公演。
3月10日 | AKB48 | 東京厚生年金会館 |
4月1日 | Berryz工房 | さいたまスーパーアリーナ(SSA) |
4月8日 | AKB48チームB | ゲネプロ AKB48 Theater |
4月21日 | ℃-ute | 東京厚生年金会館 |
5月6日 | Berryz工房 | 大阪厚生年金会館 |
5月13日 | ハロプロ新人公演 | 渋谷C.C.Lemonホール |
3月10日夜 ~省エネトリオ~ AKB48
ハロプロのコンサートを観慣れている人間からすると、チョット地味な印象です。理由は2つあって、1つはサイリュームの数が少なかったこと、もう1つは、1階席の最前列と2列目の人が、おとなしかったこと。最前列が、ぼさっと突っ立っているようでは、コンサートは盛り上がらない。
私が、AKB48にはまらない理由は、はっきりしています。出演メンバーの内、5~6人の喋り方が気に入らないからです。
それは、昨年の夏頃から気になっていたのですが、一向に直っていない。スタッフはそれで「よし」としているようですが、「え」音の強い幼児風の喋り方は容認できません。当然ハロプロエッグには1人もいません、当たり前のことですが。
ダンスの省エネトリオが決定です。Berryz工房の熊井友理奈、℃-uteの鈴木愛理までは順当なんですが、AKB48からは前田敦子です。悲壮感を漂わせて必死の高橋みなみを尻目に、かなりお気楽に踊っていました。
単に好きな子を並べただけ、ではありません。終演後の握手会は、あっちゃんと。
4月1日昼、夜 ~重要な岐路~ Berryz工房
さいたまスーパーアリーナ単独コンサートの最年少記録を更新とか言われていますが、もっと重要な意味があったようです。
Berryz工房のコンサート、イベントは、昨年9月30日の川口リリアホールのFCイベントが最後で、その後は、11月のゲキハロ公演(池袋・シアターグリーン)にしても、12月17日の新木場イベントにしても、入場が極めて困難でした。
さらに追い討ちをかけたのが、今年3月の一泊2日のバス旅行です。800名募集で落ちるはずがない、と高をくくっていた関東のファン中心に落選者が続出。これがきっかけになって、Berryz工房に見切りをつけようとしたファンが、最後の見納めとしてSSAに行ったようです。
入場者全員に配布した、さいたまスーパーアリーナ公演記念CD「サクラハラクサ」「桜→入学式」のお陰なのか、見納めにならなかったようです。まだまだBerryz工房も捨てたもんじゃない、これからも応援していこう、という結論になったらしいです。
個人的には、普通の出来のコンサートだったと思います。たぶん、久しぶりのコンサートだったので集団催眠に掛かってしまい、覚めていないだけです。Berryz工房のコンサートでは、よく見られる現象です。
公演の途中で靴紐を結びなおしていた熊井ちゃんが、間違えることなく途中からでも踊れていたのにはびっくり。表情も終始良かったし……秘かに「サイボーグ熊井」と名付けてしまいました。
私は、客席に向けて打ち出されたビニールテープを記念に持って帰りました。配布されたCDは、いまだに未開封です。聴きたい曲でもないので、開封する気になりません。
4月8日 ~逃した魚は大きい~ AKB48チームB
私は、AKB48のFC「柱の会」の会員です。というわけで、ゲネプロが当たってしまったので、チームBの初ステージを観てきました。入場の順番も4順目だったので、当然センターで見ることができました。
柏木由紀は、チームBの中では身長も高く、華もあって、「チームB=柏木由紀」という印象でした。分かっていたこととはいえ、逃した魚は大きいものです。いまさら、柏木由紀>光井愛佳なんていう話はしません。
ここだけの話、AKB48は、高橋みなみ、前田敦子、小野恵令奈、柏木由紀だけで十分、と思っています。
4月21日夜 ~リーダーは禁句~ ℃-ute
コンサートの中で、一度も「リーダー」という言葉を耳にしなかった気がします。きっと、禁句なのでしょう。なぜ、このコンサートに行ったのかと言うと、リーダー交代を発表するのでは、という予感があったからです。
当然、矢島舞美から梅田えりかへの交代。年齢の問題もあるし(厳密には、梅田のほうが矢島よりも年上)、矢島の固有名詞の言い間違い問題もありますが、なんといっても、鈴木愛理に対するライバル心が強すぎる点です。リーダーが熱くなっては、ユニットがまとまりません。
それに、Berryz工房の清水佐紀は、コンサートの最後の挨拶で、「キャプテンの清水佐紀でした」と言っています。この℃-uteコンサートを初めて観た人には、誰がリーダーなのかは分からなかったはずです。
内輪では、℃-uteのリーダーが交代になっていて、後は発表するだけと思っていたのに……釈然としない。
ついでに、℃-uteのお荷物、間違えた、℃-uteの救世主、有原栞菜について触れておきます。最近の℃-uteは、バトルを売りにしています。
例えば、中島早貴vs有原栞菜、鈴木愛理vs岡井千聖を軸にして、そこここでぶつかり合っています。重鎮、村上愛が抜けた結果なのですが、見ている分にはBerryz工房よりも面白い。
有原栞菜も「救世主」という看板を下ろしたほうがいいと思います。どんなに頑張っても、鈴木愛理にはなれないし、肩肘張った姿はチョット痛々しい。似た例が、過去にハロプロ内でありました。
モーニング娘。になった日に戻りたい、と語った小川麻琴の例を思い出します。モー娘。の救世主を目指しながら挫折した小川麻琴と有原栞菜がダブります。有原栞菜も℃-uteの小川麻琴になるしか道がないような気がします。まあ、本人の覚悟次第ではありますが。
そういえば珍しく、鈴木愛理が額に汗して踊っていました。貴重な光景だったのでつい見とれてしまいました。
5月6日夜 ~ブラックリスト~ Berryz工房
誰かの卒業がありそう、と踏んだわけではありません。単純に当たっただけです。
モーニング娘。のリーダー吉澤ひとみの卒業コンサートがSSAであるというのに、企画するほうもするほうですが、大阪まで観に行くBerryz工房ファンもかなり……。だから、ファン同士仲が悪い。
4月1日のSSAから始まったコンサートのラスト公演。ましてGW最終日、気合が入らないのは分かりますが、投げ遣りというか、いい加減に踊っていたメンバーを2人発見。夏のコンサートでは集中的に観ようと思っています。今度は、実名公表だぁ~。
5月13日昼、夜 ~森咲樹と吉川友~ ハロプロ新人公演
森咲樹と吉川友を見てきました。理由があります。今、ハロプロの中で態度がでかい、失礼、目立ちたがりやは誰かと言うと、久住小春と森咲樹です。
久住に関しては、前回のコラムで触れました。森咲樹は、昼公演の中のゲームコーナーで、有原栞菜の前に立って、観客席から見えづらくしていました。身長が10cm高く、体も大きい森咲樹が譲って、栞菜を前に立たせるのが普通ですが、とりあえず自分が前というのが、森咲樹流の行動パターン。
だから、森咲樹と久住小春のデュオというのが、スリリングで最強デュオと思うのですが、こんな企画さすがに怖いか。性格、体格、実力、ルックスともに拮抗していてバランスは取れているはずですが。
吉川友の出演にはびっくり。エッグに加入していたことさえ知りませんでした。出来に関してアレコレ書かれていますが、初出場を考えれば十分です。吉川メグメグ(相変わらず、村上愛に似ています)でユニット作らないかなぁ~、お商売になるのに。
喫煙や妊娠とは無縁そうなのも、吉川買いの理由です。こういうことは、案外大切なことで、エッグの人気者に私がはまらない理由も、そうした匂いを感じているからです。誰のことかは、ナイショ。
私事で恐縮ですが、このコラムが公開される頃、私の小説が某出版社のweb上で公開されると思います。まあタイトルからして刺激的なのですが、倫理観の欠落した過激小説ですので、18歳以上の方のみお読みください。
【満足度】 1
【コメント】吉川友のエッグ加入を知らなかったというのは、ちょっと呆れてしまいました。
出演者プロフィールやセットリストは早いうちから公開されていたわけですから、公式サイトぐらいはチェックして欲しかったです。
こちらでハロプロを専門に書かれているようですが、どれも首を捻りたくなるような記述が多いと思います。
【ペンネーム】まの えりお
■吉川友の加入を知っていた人って、何人いたのでしょうね。
私が知らなかったのですから、世間一般、誰も知らなかったと思います。
文章には、前提、あるいは暗黙の合意というものがあって、「公式サイトで初めて知った」という意味が、私の文章には隠れていて、それが分かっていて、多くの読者の方は、読まれています。
あるいは、「Happy8期オーディションは失敗です」からの流れが分かっていて、読まれているわけです。
ですから、このコラムだけ読まれても、理解できないかもしれません。(上木)
【満足度】 1
【コメント】℃-uteについての記述だけでも筆者の思いこみでしかないと思いますね。もう少し℃-uteというユニットをちゃんと理解してからお書きになったほうがよろしいのではと思います。
【ペンネーム】源田昌一郎
■℃-uteについて、お詳しそうなので、教えてください。
出来れば、コンサートの感想も。(上木)