2005年、「スッペシャル ジェネレ~ション(以下、スベジェネと表記)」でNHK紅白歌合戦に挑戦して以来、苦節2年、Berryz工房もやっと認められて、紅白出場が決まりました。今回は、「祝・紅白出場」ということで、こんなタイトルにしました。
過激トリオ
案外知られていないことですが、熊井友理奈、嗣永桃子、清水佐紀のファンは、Berryz工房ファン(以下、ベリファン)の中でも過激な人種です。
どのくらい過激かというと、ハロプロからの独立大賛成、モーニング娘。のバックダンサー絶対拒否、テレビ出演は娘。と同程度要求……といった話は、会話の前提条件でしかありません。
ですからファン同士の会話なのに、個々のメンバーの名前はあまり出てこないで、「事務所」「娘。」「ハロプロ」といった名詞が飛び交い、他のハロプロファンや事務所の人間が聞いたらびっくりするような内容になっています。
Berryz工房のネック、弱点は、初動枚数(発売週の売り上げ枚数)が少ない点だったのですが、新曲「付き合ってるのに片思い」が予想以上の数字になったので、ファンの鼻息はますます荒くなっています。
それでも不満がくすぶっているところが、ベリファンらしいのですが……。
どうしてかと言うと、初動枚数が3万に乗らなかったのは、初回プレスが少なかったからで意図的だ、という不満・疑惑が渦巻いています。
でも、Berryz工房のCDが、初動で3万とか3万5,000枚売れたら、それはそれで問題のような気もします。
そんな数字が出たら、「ハロプロコンサートのトリは、Berryz工房のスベジェネで決定」、と主張することは目に見えています。
スベジェネなんて、娘。の新しいファンは知らないでしょうから、現実的にはありえない話なのですが、無理を承知で主張するところが、ベリファンの特徴ではあります。
以心伝心
昔から、アイドルとファンは似ている、と言われています。行動とか発想、あるいは性格が似ているケースが多いようです。
ですから、ファンの言動はアイドルが日頃思っている事の反映の可能性がありますし、逆にアイドルはファンの意向に逆らった言動は控え、概ね、総意を汲み取ったものになっているものです。
ましてネット時代ですから、ファンが何を考え、何を求めているのかは、簡単に理解できるはずです。
ベリファンは、清水佐紀キャプテンの悪口は、決して言いません。まして、「裸の王様!」なんて絶対に口にしません。人気が今いちでも、キャプテンとして尊敬しています。ということは、おそらくBerryz工房のメンバーも同じ思いのはずです。
9期生オーディション
娘。も、これだけ閉塞感に包まれれば、当然モーニング娘。9期生オーディションの話が出てきても不思議ではないのですが、そんな話は話題にもなっていません。
「モーニング娘。」というブランドが信用されなくなったことが大きいように思われます。現役娘。たちの責任ではないのですが、元娘。たちの行状があまりにも酷かったからです。
その象徴は、鳴り物入りでスタートさせながら、立ち行かなくなった「モーニング娘。誕生10年記念隊」(飯田圭織・安倍なつみ・後藤真希・新垣里沙・久住小春)を思い出せば理解できるはずです。
妊娠に交通事故に実弟の逮捕、これではブランドの維持は無理です。結果として、傷口を大きくしてしまった10年記念隊ですが、作る必要性があったのか今でも疑問に思っています。
Berryz工房はこの1月で結成5周年を迎えます。「5周年記念隊」を作ってほしい。あっ、ベリファンの悪い癖が、また出てしまった。
8期生として加入させた3人がまるで戦力になっていないことが、閉塞感を強めている大きな理由なのですが、もともと加入・卒業という話題性で人気を維持していたわけですから、それが止まると注目されなくなるのは仕方のないことです。
記者会見のなぞ
12月4日のNHK紅白記者会見を見たハロプロファンの多くが、℃-uteの人数に?マークを付けたはずです。確か7人のはずなのに……リーダーの矢島舞美がいません。
ユニットのリーダーが欠席した記者会見というのは何か変です。普通に考えて、この記者会見よりも重要な仕事というものは、なかなか想像できません。いや逆に、記者会見への出席は、仕事のキャンセル理由にも出来たはずです。
結局、写真集撮影の為だったらしい、ということでファンは納得したようです。ふ~ん、でも私は納得していません。メグ事件と構図が似ている気がするからです。
メグ事件と言うのは、2003年夏のハロプロコンサートを村上愛が欠席して、その代役として菅谷梨沙子がZYXの一員として出演した事件です。菅谷梨沙子の出演自体は問題ないのですが、村上愛に欠席した日にDVD収録とNHK-BSの収録も行われる、ということをきちんと伝えていたのかどうかです。
今回もきちんと矢島舞美に説明をしていたのかよく分かりません。今手元にある「ザ・テレビジョン」の年末年始号を見ても、℃-uteは6人の写真が使われています。
NHK紅白に限れば、10年後も、20年後も℃-uteは6人の写真が使われ続けることになります。記者会見よりも仕事を選択したわけですから、仕方のないことですが、個人的には後味の悪い話と思っています。
これには小話があって、「裸の王様」は固有名詞の間違いを平気でするので、「(1月2日から始まるコンサート~ワンダフルハーツ年中夢求~と勘違いして)12月31日は、ここ中野サンプラザで℃-uteの全てをお見せしたいと思います」、と発言されるのを心配して記者会見を休ませた、というものです。
Berryz工房ファンの自信
まとまりに欠けるBerryz工房、と言われてきましたが、それはメンバーレベルの話で、ファンはまとまっています。この場合の「まとまっている」、というのは共通の思考回路を持っている、という意味合いです。
「ホールコンサートはBerryz工房に任せて、℃-uteはイベント握手会で頑張ってね」、というのがベリファンの気持ちで、合同コンサートなんて論外の話です。
℃-uteで他のユニットに参加していないのは、梅田えりかと有原栞菜だけです。この2人だけでのユニットは難しいですが、ハロプロエッグから何人か参加させればユニットは十分可能です。
そうなれば、なんとなく見えてきますね、娘。の後、Berryz工房がハロプロを支える図式が。正確にはBerryz工房ファンが、です。ベリファンの口癖、「Berryz工房は大人の趣味」、が一層現実味を帯びてきます。
それにしても、℃-uteの鈴木愛理の使われ方をみていると、倒れるまで使い続けようとしている、としか思えません。それは事務所の問題、℃-uteの問題なので、ベリファンは高みの見物を決めていますが、もし、鈴木愛理がBerryz工房の一員だったら、11月の段階で大ブーイングが起こっていたと思います。
「℃-uteファンは、羊の集団」、と揶揄されています。ファンの認識の違いなのか、「裸の王様」の感度の問題なのかは知りませんが、危機感に乏しく、身内にやさしすぎます。
こうしてみると、娘。も℃-uteも2008年は、何が起こっても不思議ではない状況です。安定感で言えば、Berryz工房が突出していますから、2008年はBerryz工房の時代、とベリファンは信じています。事務所が変にいじらなければ。
以上、過激なBerryz工房熊井友理奈ファンのコラムでした。
【満足度】1
【コメント】この記事に限らず、あなたの書かれた文を読ませていただきましたが、全ての記事に対して、視野の狭さを感じました。
あなた独自の、独特すぎる考えをお持ちのようですね。
あなたの意見に賛同する人間がこの世にいったいどれだけいるのか、気になるところです。
ほかの方のコメントに対しての、「自分の考えを理解できないお前が悪い」とでも言うような驕りたかぶった態度にも閉口します。
コラムという形で文を書かれるのであれば、幅広い視野を持ち、その上で他人が納得できるような理にかなった文章を書いていただきたいです。
【ペンネーム】マツイ
■最近はオリジナリティー・ゼロで、ヲタの会話をパクッて、それにチョットだけ尾ひれをつけているだけじゃん、と突っ込むのが正解です。
否定はしません。
そこの腑分けができないと、私の文章は永遠に理解できないかもしれません。まあ、もともと万人向きに書いているわけではありませんが。(上木)
【満足度】3
【コメント】先日「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」の中でアップフロントの営業担当者が
「2008年は℃-uteがイチオシ」
と断言したので無理矢理にでも℃-uteの時代にするでしょう。
べり工との合同コンサートもあっさりきまりましたね。
ご愁傷さまです(笑)!
【ペンネーム】おおた牛一
■おおた牛一さん、コメント有難うございます。 コラムは、「年中夢求」のリハを観て書いたわけではありません。まったくの偶然です。
ベリ・キュー合同の「スベジェネ」は、余分だったとは思います。それだけで、コラムが1本書けますが・・・。
ベリファンは、そうしたリップサービスは気にしません。実力で、ハロプロのNO.1を目指していますから。
20日の大阪には、遠征します。(上木)