今回のテーマは「ジュニアアイドル」。どの段階までをジュニアと呼ぶのかは立場によって違うでしょうが、今回はひとまず中3、あるいは15歳以下、いわゆるU-15(アンダーフィフティーン)のアイドルを総称することとします。
そもそもなぜ今さらこんなテーマを書く気になったかといいますと、多くのアイドルのDVDや写真集発売イベント、そしてライブを取材していくなかで、活気があって人が集まるのはジュニアアイドルだという現実があるからです。
グラビアアイドルの水着撮影タイムのイベントであれば、それだけで結構お客さんが集まったものですが、今はDVDタイトルの乱発、新人グラビアアイドルが生まれすぎ、イベントがたくさんありすぎて、1会場あたりの参加動員数は以前よりもずいぶん少なくなっています。
そんななかで、ジュニアアイドルが出演するライブやイベントには、ある一定の層のファンが確実に集まり、アイドルに楽しんで(ふりむいて?)もらおうとファンの人たちが努力してくれるので、必然的にイベントが盛り上がるようになっているようです。
昔から「子役」とか「子供タレント」のファンやマニアはいました。ところが、最近の流れは「マニア」的なものだけでなく、市場として活気を呈しつつある状況なのです。
合法ロリ系サイトも登場
2003年、テレビ東京系で『U15F スキにさせて!』という番組が放送されました。U15の女の子に恋愛や学生生活などいろんなテーマでトークをする番組なのですが、かなり多くの子供好きな男性に見られていたはずです。
また、日本テレビの討論(?)番組『ジェネジャン』で、2004年の4月にロリコンがテーマで議論され、マニアほか関係者間で多くの話題を提供をしたことは記憶に新しいことです。
そして、合法ロリサイトも出現し、加入者も続々と入っているようですから、現実的にはかなり「子供好きな大人」が多いということを物語っています。
ファンの人がジュニアアイドルに何を求めているのかは人それぞれなので、カテゴライズしないほうがいいと思いますが、商品化されたものに限っていえば、満たさなければいけない条件があります。
それはすなわち、制服、スクール水着、ブルマ、ビキニでしょう。
商品として売ろうと思ったら、このあたりをやらないといけないということです。ロリ系のカットは入っていたほうがいいでしょうし、見る人が想像力をふくらませることができるものが売れるような気がしますね。
こんな子が売れるかも
いっぽう、イベントとなると、タレントが持ってるキャラクターが重要になってくるので、会話好きな子が好まれるし、写真集では見られないような「壊れそうな笑顔」を持っていたら壊れてハマっていく人を量産できるでしょう(笑)。
ファンの人はいろんな楽しみ方があるのでなんとも類型化しがたいですが、子供から少女、少女から思春期を迎える時期は、顔も表情も体つきも変わっていくので、その変化を見ているだけでも楽しいだろうことは想像にかたくありません。
今回は、取材をしているなかで上記の要素を多く満たしているジュニアアイドルを何人か写真で紹介しておきます。ほかにも紹介しきれなかった子や気になっている子はたくさんいます。ご自分の目で確かめてみてはいかがでしょう。
後列左から下垣真香(まどか)(中1)、山岡みどり(中2)、我妻三輪子(中2)
前列左から佐藤珠里(中1)、大場麻未(あさみ)(高1)、出村真実(中2)
小林万桜(まお) 中1
桐嵯梨(さり) 中1
坂田知美 中3
日美野梓 中2