2005年7月はONE LOVEレーベルからなんと3本もDVDが出ることになりました。小林ユリ『オトナになんかならないで。』、河中麻系『Love Life』、平井沙知『Warm Your Heart』です。アルゴノーツ制作部におじゃましたときにサンプルをいただいたので、3本まとめてレビューします。ご購入時の参考にどうぞ。
小林ユリ『オトナになんかならないで。』
ミスヤングマガジン2005を受賞したばかりの小林ユリちゃんの最新作。ミスヤングマガジンといえば2003年の夏目理緒ちゃん、2004年原田桜怜ちゃんと、巷では“巨乳枠”と言われていますが(笑)、小林ユリちゃんもミスヤングマガジンにふさわしいB94のバストの持ち主。
B94のGカップなのですが身長が150cmなので実際にはもっと大きく見えます。
彼女のソロとしての初DVDの発売記念イベントが行われたのは2004年11月。7ヵ月ほど前になりますが、小林ユリちゃんを取材したのはスクランブルエッグだけ。まだ本当に少しの人にしか知られてない存在でした。イベントレポート
当時のDVDの宣伝用写真やジャケットを見ると今よりもずっと大人びていて、17歳にしてはずいぶん大人っぽい子だと思って話してみたら年相応のかわいい17歳の女の子でした。しかも「チャームポイントは横に広がってる胸」って言ってました(笑)。
『オトナになんかならないで。』はどうなんだろう、そんな素の彼女の魅力が引き出されてるか心配でしたが、トークシーンも結構入っていて良かったです。超早送り風にシーンの紹介だけしておきましょう。
ベッドから起きて歯磨き→ビーチで白の胸元が大きく開いたワンピース→廃墟でうろうろ→メイキング(おすすめ)→赤の縞模様のビキニでソファをごろごろ→ビキニでビーチで水遊び(おすすめ)→カーキ色ビキニでベッドのシーツを使って遊ぶ→「一人でスポーツがんばるぞ」(フラフープ、なわとび、バットでぐるぐる、野球のシーンをバックにインタビュー)→紫のビキニで自然の緑をバックに→オレンジと茶の縞模様のビキニで室内→花柄+ペイズリーのビキニで屋外の階段でバックショット中心→メイキング→夕陽を背に→夜中のプール→多少なぞめいたエンディング
個人的に良かったと思ったのはチャプターの切り替えのひとことインタビューです。ここに彼女の素の部分がきちんと出ていますので、どんな子かというのがこれでよくわかると思います。
7月リリースの3作品に写真集が入っているのはこのDVDだけです。今回、動画は表情と胸元が多いんですが、写真集は全体を落ち着いて見るにはちょうどいい感じの仕上がりになってました。
河中麻系『Love Life』
河中麻系(あい)ちゃんの6作目のDVDです。
河中麻系のアンキシャス[1] - 物語調になってました で麻系ちゃん自身がナレーションを入れてるにもかかわらず「見てみないと説明しづらい」と言った意味がようやくわかりました。「わかりました」と言っても意味が分かったわけではなく(苦笑)、そのナレーションの意味の説明が難しいということがわかったのですが(笑)。
屋外のロケ地では場所によって肌の露出面積が多いと当局からクレームが出るらしく、着衣のなかでのエロティシズムをうまく引き出そうとしている印象が残りました。とはいえ、水着が少ないわけでもなかったです。
本人おすすめの青水着と着物ですが、両方とも良かったです。青水着は胸元と背中が大胆すぎるほど開いているワンピース水着、着物は赤の着物から少しずつ脱いでいって紫の和風模様のビキニになっていくところが濃い目のメイクでなまめかしくて良いです。
なんか思うのですが、アイドルのDVDに求めるものって人それぞれなんですが、イメージDVDを見て私が楽しみたいところは、知らないアイドルならまずその人のことを知ること、知っているアイドルならそのアイドルの新しい面を見つけることだったりするんですね。
で、今となっては取材で何度か会っていくうちに、そのアイドルのことがだいたい分かってくるので、実はDVDの内容がどうであれ、出してくれればいいんじゃないかという気になったりします。熱心なファンも実はそういう気持ちがあるのかもしれないけど。
麻系ちゃんにはそんなに何回も会ってるわけではないのですが、どういうかわいさがあるかがだいたいわかってきてるから、今回のもそのかわいさはちゃんと入っているのでいいのでは、という感想を持ちました。
平井沙知『Warm Your Heart』
前の2人は取材したことがあるのに対し、平井沙知ちゃんはまだ会ったことがありません。初めて見るアイドルのDVDは、まずそのアイドルを知るために、どんな顔でどんな胸でどんなお尻でどんな性格で……などなど、見るポイントは意外にも多かったりします。
私にとって大切なのは“好みかどうか”、“好みの作品の作り方かどうか”だったりします。少しDVDの中身を紹介しましょう。
白帽子、白ビキニ、白パンツでサイパンの晴天下→赤ビキニで砂浜から海の中へ→青ビキニの下に白水着(下着?)を重ね着して上の赤をはだける感じ→インタビュー→倉庫で赤ビキニ(開脚シーンややあり)→グレービキニで塔の下で→バスルームでピンクのランジェリー?→そのままベッドの上で笑顔で横たわり→廃墟っぽいところで少し大人っぽく花柄ビキニ→黒ビキニ(体のパーツを強調)→バスの車内で水色ワンピース……
あとはお楽しみにしておきますが、このあとも6展開ほどあり、そのほとんどが水着。チャプターの間にインタビューが入るほかは純粋にイメージでした。笑っている展開もあれば、しっとりした風景もあり、ちょっとエロティックなものもありと、なかなか楽しめる作品でした。
いわゆる着エロというほどは過激ではないのですが、品のあるエロティシズムもあり、グラビアDVDとしてかなりまとまりのある、彼女の魅力が十分に引き出された作品です。私にとっては好みの作品の作り方で、最後まで飽きずに見ることができました。イベントが楽しみになってきました。
イベントに来られる方はイベント会場でDVDを購入し、ぜひとも生の彼女たちに会いにいらしてください。
小林ユリ『オトナになんかならないで。』
河中麻系『Love Life』
平井沙知『Warm Your Heart』