日テレジェニック2004に決まったばかりの秋本未莉ちゃんが新宿ロフトプラスワンで定期的に行われているトークライブ「IDOL Nu-SCHOOL(アイドルニュースクール)」のゲストとして出演しました。(2004年5月29日 新宿ロフトプラスワン)
この「IDOL Nu-SCHOOL」は1998年1月から定期的に行われているトークライブで、毎回アイドルをゲストに呼んで金井覚氏、青木孝司氏、ブレーメン大島氏のTEAM INSが司会となり、アイドルの新しい魅力に迫る新しいタイプのトークイベントです。
秋本未莉ちゃん自身、初のソロイベントとあって「手汗をかきました」(本人談)と告白するぐらい緊張していたそうです。トークライブは2部構成となっていて、1部は子供の頃から現在に至るまでの話が中心です。
Part1 未莉が生まれてから現在まで
第1部撮影タイムでの一コマ
「すぐ泣く、やかましい子」だっという未莉ちゃんの子供時代の写真は両親による「絵作り」がほどこされ、構図やポーズが考えられている(作為的な?)ものばかり。「こういうときに役立つんですね(笑)」と未莉ちゃん。「お母さんが111の縁起のいい日に絶対産みたかった」と、11月1日に予定より10日ほど早く生まれてきたのだそうです。
千葉の田舎に住んでたという幼少時代は毎日、川に行ってザリガニ獲りをよくしてたとか。「小学校は家から歩いて30分」「中学校は自転車で30分」と、やたら通学時間がかかって大変そうでしたが、本人はそれが普通のことだったので、東京で歩いて通学している中学生を見て「なんで歩いてるんだろう?」と不思議がったぐらい(笑)。
誘われると断れない未莉ちゃんは中学校に入ると友人と一緒にソフトテニス部に入部。「実は私、運動オンチで、1センチも泳げなくて学校に浮き輪を持っていって怒られたことがあるんです」というほどなので、しばらくして美術部に自分の意思で転部することに。
もともと絵を描くことが上手だった未莉ちゃんは将来漫画家やイラストレータになりたいと漠然と思っていたとか。
話題はアルバイトの初給料でお母さんにプレゼントを買うために原宿の竹下通りに来たときに、今のマネージャーにスカウトされたエピソードに移ります。
スカウトされたことを語る未莉ちゃん
竹下通りがよくわからなくて表参道を歩いて『なんか違う』と思った未莉ちゃんは交番で竹下通りを教えてもらい、ようやく歩き出したときに声をかけられました。
「しつこくって逃げました。いわゆる援交かと思って。で振り切ったと思って振り返ったらまだ後ろにいて、『とにかく話を』と言われ、喫茶店についていけば断れると思って話を聞いたら、有名なタレントさんがいる大きい事務所だった」と、当時のことを思い出しながら話します。
芸能界に興味がない未莉ちゃんは断ったそうですが、お母さんに相談したら「あんた、やりなさい」と勧められ芸能界入りを決意。そこからは急展開で「侵略ちょ~美少女ミリ」主演、「g-girl」カラーグラビア8ページ、「アイドル道」レギュラー出演、日テレジェニック2004選出と1年も経たないうちに階段を昇り始める未莉ちゃんでした。
Part2 歴史人物お絵描きクイズとカレー銘柄当てゲーム
第2部は教科書に出てくる歴史人物クイズをイラストで描いて答えるという、ちょっと難しいクイズで始まりました。小野小町(小野妹子?)、聖徳太子、織田信長、大久保利通を描きましたが、ウケまくったのでその一部を紹介しちゃいましょう。
聖徳太子(似てるかも)
大久保利通(まるでサラリーマン)
辛いものが大の苦手という未莉ちゃんに5品目のレトルトカレーを食べてもらい、当てるというゲームで未莉ちゃんは大変なことに!? 「バーモントカレー甘口じゃないと無理。レストランのカレーでもダメで、子供用カレーを300円増しで食べるぐらい辛いのダメ」なのに、きたるべき将来のバラエティ番組に備えて過酷な展開が……。
辛いことはわかっているものの
かなり限界です
結果は「ハム太郎カレー」しか当たりませんでした。でも最後にはハム太郎シールを胸につけ撮影タイムで元気に盛り上がっていました。
8月25日に日テレジェニックのDVDのリリースが決まっている未莉ちゃんが考える、『理想のセルフプロデュースイメージビデオ』は? との質問に、
「あはは、あははと笑いながら海を走り回ってる」
というのがいいのだそうです。
グラビアが大好きという未莉ちゃんは「グラビアができる女優」が目標。「自分のなかでは写真が大切。いつまでもコスプレや制服、水着が似合っていたい」と将来の抱負を語ってトークライブは終了しました。なお、この模様は、CS日本、スカパー371ch「真・IDOL Nu-SCHOOL TV」および、CSフジ721「アイドル道」番組内でも放送される予定です。次回は6月26日(土)14:00~、ゲストは林清羅ちゃんです。
終演後、楽屋で少しだけフォトセッションをしたので、オフショット(でもお互いに気合バリバリ)を最後にお届けしましょう。(撮影・取材 岡田)
ごらんのように上に棚があって宇多田ヒカル「Automatic」みたいに中腰になってもらおうか迷いましたが、結局、上に影が出てしまいますが、このままどんどん撮り進んでいきました。「日テレジェニックの写真は前髪がなんか変じゃなかった?」と聞いたら「ちょっと長かったので実はお母さんと相談して前の日に自分で切ったんです。そしたらあんな風になっちゃった(苦笑)」と。
2分間で約30カットを勢いつけて撮りましたが、シャッターボタンを押すごとにポーズや表情を変えてくれるので、テンポよく撮りやすかったです。撮り終わってから「表情やポーズは研究しているの?」と聞いたら、「家で一人で鏡の前でやってます。ときどきお母さんに見られて恥ずかしいけど(笑)」と言っていました。ライティングと背景さえちゃんとしていればすぐにグラビアに使えそうな、いい表情でした。やっぱ練習は大切です。