新潮社の人気写真ムック「月刊シリーズ」とのコラボレーションDVD『月刊さとう珠緒 娼女の空』の発売記念イベントが行われました。(2004年6月30日 銀座福家書店)
今回のDVDのショートムービー(約15分)の監督は「アラーキー」こと、荒木経惟(あらき・のぶよし)氏。メディア用に配布された資料(作品概要)にはこんな風に書いてあります。
「さとう珠緒がエロス渦巻く廃墟の部屋で『娼女』へと生まれ変わった。
ベッドに横たわり、太股を露にし誘惑する。
赤い下着から見える胸の谷間や脳髄を刺激する表情…。」
多くのマスコミが集まるなか、まずはDVDの内容について答えます。
「こういう女性と過去に何かあったな~、というノスタルジックにひたるような作品です。監督とうまい具合にコミュニケーションができるようになったら撮影が終わってました。月刊(本)よりはエロが多いけど、そんなにエロいのかな~、って感じなんで良かったです」
いつもの珠緒らしさはDVDに出ているのかという質問には、
「珠緒ぶりっこは出ていなくって、女性が見てもアーティスティックな作品になってます。本当はもっとうるうるしたかったんだけど、そういうのは求められなかったので(笑)」
と答え、話題は時の人、ライブドアの社長と見合いをした話へ移りました。
「一見ポワンとしてるんですけど、仕事はちゃんとやってそうだなって人でした。でも私の顔のタイプが好きじゃないみたいなんですよ」とレポーターの質問に丁寧に答えていました。
好きな男性のタイプは、心が広くて、人の気持ちが分かる人というさとう珠緒さん。「このDVDには愛がいっぱい詰まっています。これで癒されてください」と会見を締めくくりました。DVDにはショートムービーのほか、インタビュー、メイキング、オフショットほかが収録されています。(撮影・取材 岡田)