1992年『Mr.サブマリン』でデビューしたアイドル歌手・遠野舞子さんが最新DVD『vivid』をリリース(2005年5月28日ビーエムドットスリーより)し、その発売記念イベントが行われました。(2005年6月5日 石丸電気SOFT2)
1973年10月6日生まれ、大分県出身、T163 B85 W59 H86
水着よりも下着のほうが多いです
――今回の作品のタイトル『vivid』はどういう風につけられました?
「これは編集しているときに、ざっと見たときのイメージが『vivid』がいいからこれにしようって監督さん、スタッフさんと決めました」
――いつごろどちらで撮りましたか?
「2月の初めぐらいにバリ島で撮りました。東京が寒い時期だったのでのんびりと撮れました」
――イメージDVDは結構出してらっしゃるんですか?
「3本目です」
※「紺野舞子」→「遠野舞子」に名前を戻してから3本目だそうです
――内容を紹介していただけますか。
「今までにないようなコメディタッチの脚本で、お芝居をしているほうの時間が長いDVDなんですね。ふだんの私のインタビューも入ってますし、コメディタッチのお芝居も入ってますし、イメージシーンも入っているので、たぶん今まで出したなかではいちばん凝縮されたものになってると思います」
――コメディタッチとはどんなことをやっていますか?
「監督がこういうの好きだったんですけども、恋人役にすごくちっちゃい人形を用意して、その人形と語り合いながら、物語が進んでいくんですね」
――恋人役となるちっちゃい人形とお話ししてたりしてるの?
「一緒に入浴したり、シャワー浴びたり、それがまたシリアスに芝居してるんだけども、実は人形と入ったりという、シュールな」
みんなその話題ばっかり
――イメージシーンで気に入っているところはどんなところですか?
「イメージでは、出来上がってびっくりしたんですけども、いちばん最初に撮り始めたのが、結果、編集見たら好きなシーンになってたんですね、初日撮ったものが。ビンタンビール(※バリのビール)と絡みながら冷蔵庫の前で撮っているシーンがすごくきれいに撮れてて」
――ビールを飲んだりいじったりしてるんですか?
「そうそう。それがビールのCMみたいに出来てて、そこがいちばんお気に入りです」
――水着のシーンもいっぱいあるんですか?
「この歳なのでやっぱり水着というよりも下着の衣装のほうが多いですね。で、懐かしいなぁなんて思ったんですが、水玉の水着とかもあるので、そこも見てほしいですね」
――グラビアのお仕事を続けていくのって大変じゃないですか。
「みんなその話題ばっかりなの(苦笑)」
――すみません(苦笑)。同じ年代の女性の参考のために、どうやってプロポーションを維持するのか教えていただきたいんですが。
「大変ですよ。毎日トレーニングしてますし、こういう撮影の前は強化合宿に行きますし、常に維持していかなきゃいけないんですけども、毎日走ったりしてます」
――これからもこういうお仕事はやっていきたい?
「そうですね。お声がかかる限りは」
今はジュエリーのデザインもしています
――イベントのときにお客さんから昔の写真(1日警察署長)をいただいたりしてましたけど、昔から応援してくれたファンの方は会場にいらっしゃいましたか?
「そうですね、今日、そういう方が多くてうれしかったですね」
――昔のことは覚えているほう? 覚えてないほう?
「覚えてないほうですね。すぐ忘れてしまうほうです(笑)」
――実は今日お持ちした『アイドル四季報』っていう雑誌で遠野舞子さんを取材したのが93年なんです。そのときに私は当時の編集長と一緒にインタビューをしました。そのときに初めてレフ版持たされたんですよ(笑)。
「そうなんですか。でもお顔は覚えてるんですよ。だから、なんでかなって思って」
――だからそのときに聞いた実家のこととかよく知ってるんだけど(笑)。で、舞子さんのホームページを見させていただいたら、宝石の関係のお仕事をなさっているんですね。せっかくなので一緒に紹介します。
「ありがとうございます。今、ジュエリーのデザインをしています。小さい頃から両親からジュエリーをプレゼントされてたんですね。で、自分の好きな本物のダイヤモンドを付けさせてもらってたので、本物のダイヤモンドでふだんのジーンズなどのカジュアルなものにも合うデザイン(のジュエリー)を出したかったんです。でも本当のダイヤはお高いので1点おすすめの30万ぐらいのはあるんですけども、ほかにも私のファンの人が彼女に贈るようなシルバーでジルコニアのダイヤなんですけど、それで出せないかって今、1万円台であるのかな」
――本物の30万円ぐらいのもあれば1万円ぐらいのもあるんですね? それはホームページでも見ることができるの?
「はい。ブランド名がGEM MAIKY(ジェム・マイキー)って言います」
――こちらのジュエリーデザインのほうの夢というと?
「そうですね、展示会など開けたらいいなと思ってるんですけども」
――昔、『ダイヤモンドの輝き』っていうタイトルのシングル出してましたよね。
「ありましたね。その当時にはこんなことやるとは思ってませんでしたけど」
すっかり忘れていた曲名をいっぱい思い出してしまいました。長い間アイドルに関わっていると、こういう再会もうれしいものです。(撮影・取材 岡田)