2010年11月26日に発売された池田夏希さんの11本目のDVD『夏を抱きしめて』発売を記念してインタビューをしてきました。お楽しみください。(2010年11月 都内スタジオ)
池田夏希 プロフィール 1987年6月24日生まれ、千葉県出身、170cm B90 W59 H87 血液型A型
――撮影はどちらで?
「7月の頭に千葉県の鴨川で撮影しました」
――11本目になりますが、たくさん撮ってるとネタが尽きることにもなりがちですけど、そういったことはなかったですか?
「このときは結構格好いい衣装でした」
――どんなシーンを撮ったかを思い出してください。
「海の岩場のところで撮影したり、旅館の中の和室で撮影したり、バーで撮影したりしました」
――岩場以外で屋外で撮ったシーンはありますか?
「ホテルのプールで撮りました。外よりは中のほうが多かったです」
――室内が多いみたいですけど、……それで夏を抱きしめてるんでしょうか(笑)。
「そのタイトルは撮影の前に決まってたみたいで(笑)。“夏希”を抱きしめて、という意味もあるそうです」
――DVDにはいろいろ設定があることもありますが、今回はそういったものはありましたか?
「毎回子どもっぽい表情から大人っぽいのがあるって言ってるんですけど、今回は全体的に大人っぽいのが多いです」
――岩場ではどんな衣装で撮りましたか?
「シルバーのワンピースで、あんまり動いちゃうと見えちゃいそうな感じです」
――プールのほうは大人っぽいのでしょうか。
「赤い水着でしたね。水玉の水着は部屋で撮りました。バーが黒でした。いろいろ思い出してきました。ふふふ」
――何本も撮ってくると流れ作業になりかねないような気がするんですが、そうならないようにするための工夫などしてますか?
「流れ作業だとは思ったことはないです。1本1本、シチュエーションも衣装も違うし、シーンごとに気持ちをリセットして撮影してます」
――自分なりの見せ方のパターンはできつつありますか?
「ふだんと違ってグラビアだと強い女の子に見られるし、そういうところを見せられたらいいなぁとは思いながらやってます」
――強めな女の子がグラビアに映えるっていうのは自分でも思うようになってきたんですか?
「はい。たまに笑ってると、『笑わないで』と言われるし(笑)」
――以前聞いたときに「池田夏希スタイル」を作りたいって言ってましたけど、そういうものはできつつありますか?
「背が高いので、立って撮るのが多い気がします」
――その中で自分で見ていいなぁと思うのはどんなカット?
「グラビアの中の自分はふだんの自分と違うので、『どうなんだろう、怖すぎやしないんだろうか』とか思いますね。初対面の方は怖いイメージを持っておられる方が多いので、どうなんだろうって思ってても、『グラビアとしてはいいんじゃない?』って友達に言われたりするので。雑誌の表紙をやらせてもらったときも、笑顔じゃない感じのが選ばれますね」
――ぱっと自分の写真を見たときに、出来上がりの善し悪しの判断は自分なりにできるようになったんですか?
「前までは強めに見られるのが嫌だったんですよ。でも、グラビアでは違う顔を見せたほうが面白いから、『もうちょっと強くしようかな』とか思うようになりました。年齢も23になったし、年相応かなと」
――そういうところにたぶん“池田夏希らしさ”があるんだと思いますけど。
「あるんですかね(笑)。私のことをよく知ってる女友達からすれば(グラビアは)笑っちゃうんですよ。仕事の一部として見てくれる子は『また誘ってる顔してるよ』とか言ってくれるんですけど」
――今後やってみたいグラビアはありますか?
「コスプレはやってみたいです。DVDで着てる水着もふだんは着られない小さいものばっかりなんですけど、顔が大人だからか知らないですけど、ほかのアイドルに比べると本当にコスプレが少ないんですよ。なので、コスプレなどふだん着られないような衣装をもっと着てみたいです」
――テレビの仕事のほうはいかがですか。
「特技に水泳って書いてるんですけど、番組の中で初めて水泳を披露して好評だったのでまた出られたらいいです」
――特技ってどのぐらい得意なんですか?
「当時は4種目ちゃんとできて、100メートルとかふつうに泳いでたんですけど、12歳のときにやめてるので、そこからちゃんと泳いでなくて、番組当日にリレーで一緒に泳ぐのが水野裕子さんだったんですよ。完全にスポーツウーマンじゃないですか。収録が始まる前にちょっと練習する時間があって、本番では接戦で同時ゴールだったので頑張りました」
――CBC(中部日本放送)でやってる『IMPACT』はどんな番組ですか?
「名古屋吉本の『オレンジ』の田中さんと2人で、東海地方の駅に降りて有名な食べもの屋さんに行くっていう企画で、田中さんの女性のエスコートの仕方をチェックしながらおいしいものを食べる番組です」
――それはおもしろそうですね。
「なんか、田中さんはすぐテンパっちゃって、ひとこと言うのに7回言い直したりするんですよ~」
――どういう風に女性をエスコートするといいんでしょうか。
「たとえば女の人を優先するとか、気づかいのある人がいいですね」
――夏にやった舞台『バリューな時間』はどうでしたか?
「ずっと緊張してはいたんですけど、舞台慣れしてる人でもあがるのを見て、自分だけじゃないんだと思いまいsた。『頑張るぞ、おー!』ってみんなでやってから出てたんですけど、そんなに失敗はなくって、千秋楽の日に、始まる前にのど飴をなめてて練習してたら、そののど飴がどこかになくなっちゃって、ないまま本番が始まったんですけど、本番中に『何か肩についてるよ』って共演者の方に小声で言われて、でも芝居中だから変な動きができないし、それで別の人に取ってもらったら、飴をつけたまま本番をやってたみたいで(笑)」
――お客さんには気づかれてないんじゃない?
「どうなんでしょう。そのことについては何も言われてないです」
――舞台の経験はどういう風に役に立ったと思いますか?
「あがり症が少し収まりました。前ほどおどおどしなくなりました」
――女優さんとして役に立ったと思えることは?
「役柄が切れたり、怒鳴ったりとか自分の中にないものだったので、私生活では本当にないから、違う自分になれておもしろかったです」
――では最後にDVDについて読者の方にアピールを。
「今回はわりと大人っぽい形に仕上がってるんですけど、23歳になってこれから大人な女性になれるように頑張っていくので応援してください」
(撮影・取材 岡田)