ハロー!プロジェクトの歌手・女優、真野恵里菜さんが9月4日公開予定の映画『怪談 新耳袋 怪奇』を7月1日にロサンゼルスでワールドプレミア上映をすることになり、そのレッドカーペットと記者会見が行われました。(2010年7月1日 ロサンゼルス CLUB NOKIA)
真野恵里菜ちゃんと丹羽多聞アンドリウプロデューサーはそれぞれ白い幽霊とともにレッドカーペットに登場しました。
丹羽プロデューサー「この『怪談 新耳袋 怪奇』は世界23ヵ国で公開・上映されていて、真野さんは今回映画で初めて主演されます。それでは真野さんにマイクを渡します」
真野恵里菜「みなさんこんにちは真野恵里菜です。今日はお集まりいただきありがとうございます。私の映画デビュー作『怪談 新耳袋 怪奇』がこうしてロサンゼルスでプレミア上映されることをとてもうれしく思っています。昨日ロサンゼルスに来て、自分がここにいるのが不思議な感じがするんですけども、こういう経験はなかなかできないと思うので精一杯楽しみたいと思います」
そのあとに、この企画の業務推進を担当しているトヨタのカイエダさんという方が、壇上のファッションデザイナーを紹介し、デザイナーもひとことずつ衣装についてコメントをしました。それを受けて真野さんが感想を。
真野恵里菜「まさかデザイナーさんに私だけの世界でひとつだけのドレスを作っていただけるなんて思っていなかったので幸せです。宝物になりました」
丹羽プロデューサー「今回は初主演映画の上映で来たんですが、日本では歌手として女優として様々な活動をしてるんですが、アメリカの人にどういうところを見てもらいたいですか?」
真野恵里菜「日本のホラーはアメリカで注目されているということで、今回は2パターンありますので、違った恐怖を味わっていただきたのと、真野恵里菜のことをたくさんの方に知っていただいて、好きになってもらいたなと思います」
次は現地記者から質問と真野さんの回答です。質問は現場の通訳の方が訳してくれました。
――今後は演技のほうに重点を置いていくんでしょうか、それとも音楽のほうも続けていいかれるのでしょうか。
「よく聞かれる質問なんですけど、歌も演技も始めて2年ぐらいなので、贅沢なんですけど、両方頑張って日本だけでなくいろんな国で活動できるように頑張りたいです」
――フィンランドに行きたいと前におっしゃってたそうですが、フィンランドに住んでる友人が真野さんの大ファンなので何かメッセージを。
「フィンランドにはサンタクロースがいるので会いに行きたいと思っています。フィンランドに行っても真野恵里菜をたくさんの方に知っていただきたいなと思っていますのでこれからもよろしくお願いします」
――役者の仕事、歌手の仕事、舞台もやられていらっしゃいますけど、今後アニメの声優とかやられる予定はありませんか?
「アニメの声優は今までまったく経験がなくて、アメリカでも日本のアニメが有名じゃないですか。なので私もいつかは声優もやりたいです」
――今回ホラー映画だったわけですけども、今後演技をしていく上でどんなジャンルをやってみたいですか?
「アクションもすごくやりたいし、バスケが大好きなので、バスケが得意な女の子とかも演じてみたいなと思います。中学校のときに部活をやってました」
――ピアノをやっていらっしゃるそうですが、始めるきっかけは何だったのかということと、何年ぐらいやっているかということと、好きな作曲家はいますか?
「ピアノは幼稚園で先生が弾いてるのを見て『私も弾きたいな』と思って始めました。ピアノ教室に通っていたのは約10年くらいです。リチャード・クレイダーマンさんが大好きで楽譜をいっぱい持ってます。日本ではピアノを弾きながら歌うこともしています」
――音楽ガッタスをやっててどういう影響を受けましたか?
「先輩から楽屋の使い方からダンスとか歌のこととか、すごくいろいろ教えていただいたので、そういう経験があってソロになったので、いろいろ教えていただいて良かったなと思います」
――新しいグループで「スマイレージ」と一緒に活動されてますが、真野さんよりも若いメンバーと一緒に仕事するうえで何かありますか?
「そうですね。スマイレージは4人組で15歳とか13歳なので、『若くて元気でいいなぁ』なんて思うんですけど、私もまだ19歳だから『もっとはじけていいのかな』と思います。だから負けないように元気良く、あとはちょっと大人の魅力も出せたらなぁなんて思います」
――今回の映画で怖かった部分はありますか?
「特殊メイクをした方に夜の学校で追いかけられるシーンは本当に怖くて全速力で逃げました」
丹羽プロデューサー「これにて会見を終わりたいと思いますので最後にひとこと」
真野恵里菜「またロサンゼルスで活動できるようにこれからも頑張りますのでよろしくお願いします。ありがとうございました」
会見の内容をお読みいただければわかるとおり、現地の記者はかなり真野ちゃんのことをよく知ったうえで質問しているようで、注目度の高さがうかがわれます。この映画の日本での上映は9月4日からシアターN渋谷ほかで全国順次行われる予定です。(撮影・取材 岡田)