愛媛発アイドルユニット「ひめキュンフルーツ缶」と、福岡発アイドルユニット「LinQ」が、東京・六本木でジョイントライブを開催しましたので、その模様をお送りします。(2011年11月13日 六本木morph tokyo)
松山市内での劇場公演が常に満員御礼の「ひめキュンフルーツ缶」、11月9日に「T-PaLette Records」(タワーレコード)からリリースされた「カロリーなんて」がオリコンチャートインを果たした「LinQ」、ともに今、一番勢いのあるご当地アイドルユニットのジョイントだけあって、会場は、地元から駆けつけた熱心なファンや、彼女らを一目観てみたいというコアなファンで一杯となり、盛り上がりも最高潮に達しました。
【ひめキュンフルーツ缶】
M01 恋愛エネルギー保存の法則
M02 Yeah! フワリはばたけ!!!
M03 ひまわり
M04 リードハート(まいまいソロ)
M05 8分の1プレス
M06 恋のプリズン
M07 恋の微熱
M08 ハッピーエンド
EC01 トライアゲイン
EC02 ひめキュン参上
メンバーが汗だくになって野性的なダンスパフォーマンスを魅せる姿には、かつてのAKB48 チームKを彷彿させるものがありました。(本ライブにも出演した長谷部萌香さんは、11月26日に松山市で開催された定期公演をもって「ひめキュンフルーツ缶」を卒業されました)
【LinQ】
M01 ハジメマシテ
M02 for you
M03 チャイムが終われば
M04 きもち(Qtyユニット)
M05 Fighting girl(Ladyユニット)
M06 カロリーなんて
EC01 Shining star
AKB48、SDN48にハロプロを絶妙にブレンドしたオールマイティなユニットといったところでしょうか。中・高生を核とした若年組(Qtyユニット)と、20歳前後の年長組(Ladyユニット)の役割分担が見事にハマっていました。
【新しいフィールドに入ったご当地アイドル】
両ユニットとも、楽曲、ステージ構成、メンバーのキャラクターの振り分けなど、AKB48を筆頭にしたメジャーアイドルユニットのフォーマットを十分に研究したステージ作りをしており、オリジナル曲、ダンスパフォーマンスのクオリティの高さで、目・耳の肥えた首都圏のアイドルファンを唸らせ続けました。
筆者が、本サイト Online Column - 「マニアの叫び」出演と地方発アイドルの現状 で、地方(ご当地)アイドルに関して「首都圏でライブハウス中心に活動しているインディーズ系ユニットと遜色のないパフォーマンス、マネジメントの力量が必要」と提唱したことが、以前レポートした「Dorothy Little Happy」「Jewel Kiss」を含めて、ファンの後押しで実現しつつあるのを見るにつけ、地方(ご当地)アイドルが新しいフィールドに入ったことを感ぜずにはいられません。
【今後の活動】
両ユニットとも、当面は地元でのイベント・ライブ出演がメインになるようです。
地元でのイベント・ライブは、首都圏とはまた違った空気、熱気を感じることができます。時間と経済的な余裕のある方は、ぜひ地元に足を運んでみてはいかがでしょうか
日程につきましては、下記オフィシャルサイト・ブログをこまめにチェックしてください。(撮影、取材 KENJEY)