秋元康プロデューサーが仕掛けるAKB48公式ライバル「乃木坂46」最終オーディション取材レポート、パート3は合格者の審査時の様子(後半)および記者会見をお届けします。(2011年8月21日 SME乃木坂ビル)
AKB48公式ライバル「乃木坂46」最終オーディション【速報ダイジェスト】
「乃木坂46」最終オーディション取材レポート(2)【合格者一覧(前半)】 の続きです。
No.29 松村沙友理(まつむら・さゆり)
(大阪府、18歳)
「feel my soul」(YUI)
1992年8月27日生まれ、162cm B型
暫定選抜メンバー
No.31 川相陽菜(かわい・ひな)
(福岡県、13歳、中2)
「Flower」(前田敦子)
1998年3月22日 158cm O型
No.33 吉本彩華(よしもと・あやか)
(熊本県、14歳、中2)
「Sunrise ~LOVE is ALL~」(浜崎あゆみ)
1996年8月18日生まれ、147cm A型
暫定選抜メンバー
No.34 大和里菜(やまと・りな)
(宮城県、16歳)
「つんつん津軽」(林あさ美)
1994年12月14日生まれ、162cm O型
No.36 中田花奈(なかだ・かな)
(埼玉県、17歳)
「夜風の仕業」(フレンチ・キス)※本人談
1994年8月6日生まれ、157cm A型
暫定選抜メンバー
No.38 星野みなみ(ほしの・みなみ)
(千葉県、13歳、中2)
「青春のフラッグ」(渡り廊下走り隊)
1998年2月6日生まれ、152cm 血液型不明
暫定選抜メンバー
No.40 齋藤飛鳥(さいとう・あすか)
(東京都、13歳、中1)
「if」(西野カナ)
1998年8月10日生まれ、154cm O型
No.41 樋口日奈(ひぐち・ひな)
(東京都、13歳、中2)
「ORION」(中島美嘉)
1998年1月31日生まれ、157cm、A型
No.42 岩瀬佑美子(いわせ・ゆみこ)
(埼玉県、21歳、大3)
「愛のために」(上戸彩)
1990年6月12日生まれ、153cm A型
No.45 永島聖羅(ながしま・せいら)
(愛知県、17歳、高2)
「My Love」(川嶋あい)
1994年5月19日生まれ、158cm O型
No.47 中元日芽香(なかもと・ひめか)
(広島県、15歳、中3)
「会いたかった」(AKB48)
1996年4月13日生まれ、158cm O型
No.48 川村真洋(かわむら・まひろ)
(大阪府、16歳、高1)
「O2」(福原美穂 featuring AI)
1995年7月23日生まれ、156cm A型
No.51 和田まあや(わだ・まあや)
(広島県、13歳、中1)
「ポニーテールとシュシュ」(AKB48)
1998年4月23日生まれ、157cm O型
暫定選抜メンバー
No.52 畠中清羅(はたなか・せいら)
(大分県、15歳、高1)
「HEAVEN」(浜崎あゆみ)
1995年12月5日生まれ、150cm B型
暫定選抜メンバー
No.55 麻生梨里子(あそう・りりこ)
(神奈川県、16歳、高2)
「手紙」(アンジェラ・アキ)
1994年10月18日生まれ、 163cm A型
No.56 山本穂乃香(やまもと・ほのか)
(愛知県、13歳、中2)
「For You」(AZU)
1998年3年31日生まれ、162cm O型
これにて審査は終了。約1時間の最終審議ののち、合格者が発表されます。その前に秋元プロデューサーより参加者にひとことありました。
秋元康「これから発表になりますが、今回の乃木坂46のあくまでも第1期生ということでのバランスで選んだものです。また挑戦してほしいと思いますし、AKBやSKEやNMBやHKTのほうで受けていただくのもひとつだと思うし、あるいは他にもアイドルグループはいるし、みんなの実力があればほかのところでもまたオーディションでいい結果を残せると思います。何よりも最終オーディションまで来たということをひとつの自信として次のステップに進んでください」
合格者発表、暫定選抜メンバー発表ののち、すぐに記者会見が行われました。
★記者会見
――並び順や立ち位置は暫定の選抜のポジションということでよろしいでしょうか。
秋元康「これから乃木坂46をやっていくうえで、みんなオーディションの中で自分の立ち位置はどこなんだろう、とかセンターを目指しますと言っていて、AKB48がスタートした頃はセンターとか立ち位置という意識がなかったので、今回はじゃあはじめからセンターは誰で、自分はどこで、というのをスタッフのみなさんと考案して『こういうチームが1チームできるだろう』ということで暫定的な立ち位置になってます。
もちろん後ろにいるメンバーが選抜漏れしているわけでもなく、これからレッスンを始め、レコーディングをしていくのですが、一応こういう形でスタートしたほうが意識が高まるのではないかという試みです」
――暫定とはいえセンターにいる方に今の気持ち、AKBの公式のライバルということですので、誰が自分にとってのライバルなのかということをAKBの中から一人を挙げていただけますでしょうか。(※最前列下手から5人)
桜井玲香「今の感想は、不思議な感じです。まさかこんな風に自分が残れるとは思ってなかったし、こういう風に記者会見ができると思ってなかったので、夢を見ているようです。これから乃木坂46になるにあたって自分がライバルになるAKBのメンバーは、みんなAKBはライバルだと思ってるんですけど、私は江口愛実さん(笑)が大好きなので、江口愛実さんに負けないぐらいのアイドルになりたいと思っています」
秋元真夏「今ここに立ってこの選抜メンバーの前にいることが不思議でなりません。緊張もしていますが、自分を一杯出して精一杯やっていきたいと思っています。ライバルは小嶋陽菜さんかなとちょっと思っています」
吉本彩華「今の感想はフレッシュイメージとかそういう言葉しか浮かんできません。私がライバルにしているのは板野友美さんです」
市來玲奈「自分がここに立っていることが本当に信じられません。ですが、自分の力を精一杯出し切っていきたいと思います。ライバルは前田敦子さんです」
橋本奈々未「ここまでこれるとは思ってなかったのですごく緊張しています。AKBさんのライバルは年も同じでアイドルらしくないということでたぶん受かったと思うのですが、指原莉乃さんと自分では思っています」
――AKB48は「会いにいけるアイドル」としてスタートしましたが、乃木坂46はこのメンバーを選んだ時点で今後どういったアイドルをと考えているのかをみなさんに考えをお聞かせいただければと。
秋元康「まだいろいろ発表できないこともあるんですが、今現在で言えばAKBとの差はどこにあるかと言うと、乃木坂46は『劇場を持たないアイドル』……なんですが、これからの予定としてはたぶんホールを中心にしていくと思います。いろんな企画があるんですが、そんなに本格的ではありませんが、ストーリーのある内容になると思います。今回も暫定的に選んで参りましたが、今の予定でこれからどうなるかわかりませんが、ショーの前半後半に分かれて途中に休憩をします。休憩の中で前半のショーを見ていただいて、そこでの歌やダンス、表現力で投票していただいて、後半はポジションが変わるという形を考えています。
つまり、この歌はこの人がいいとか、ショーを通して1時間2時間がどういう表現力を獲得するのか、AKB48は年に1回選抜総選挙がありますが、乃木坂46は毎回がそこで投票されて立ち位置が変わるという方法を今、考えてます。それがすべてのメンバーにチャンスができることであり、もっと前に向かっていけることだと思います。それがどこまで実現可能かわかりませんが、そういうことを考えています」
――どなたでも結構ですが、AKB48のメンバー一人に自分がライバルだと思う人に宣戦布告していただきたいんですけど。
松村沙友理「私はアニメとかマンガが大好きなので、同じ趣味を持つまゆゆさんに知識は絶対に負けないと宣戦布告したいと思います。私も努力してアイドルとして負けないように頑張ります」
乃木坂46暫定選抜メンバー
はたしてどんな展開になっていくのか、これからも見届けていけたらと考えています。(撮影・取材 岡田)