乃木坂46・秋元真夏さんの1st写真集『真夏の気圧配置』(徳間書店)の発売記念お渡し会が行われました。イベントに先立ちメディア向け会見が行われたのでその様子をレポートします。(2017年3月2日 東京都新宿区 福家書店新宿サブナード店)
秋元真夏プロフィール 1993年8月20日生まれ、東京都出身 156cm 血液型B型
白石麻衣「真夏の笑顔が太陽みたいだね」
――いよいよ写真集が発売になりましたが、いかがでしょうか。
「一冊丸々自分で構成されてる写真集が発売できたというのがびっくりだし、すごくうれしいしっていうのと、写真集を見たときに最後まで見終わった人が必ず笑顔になれるようなものができたんじゃないかなと思っていて、早くたくさんの人に見てもらいたいなと思います」
――メンバーの方はもうご覧になられたんですか?
「ちょこちょこ見てくれてる子もいて、さっきマネージャーさんから聞いたんですけど、まいやん、白石麻衣ちゃんが私の写真集をこっそり見てくれたらしくて、そのときに、ニューカレドニアは雨降らないんですけど、私が行ったときはすごく雨が降ってしまって天気が悪かったんですけど、その天気も吹き飛ばすぐらい、真夏の笑顔が太陽みたいだね、って言ってくれてたらしくて。普段私に冷たいんですけど、陰で優しいなと思って、なんかうれしくなっちゃいました」
――ご家族とかは?
「さっきお母さんから連絡が来てて、『見たよ』って言って、『スタイルいいね』って送られてきて、なんか、親から言われると恥ずかしいなと思って。ただちょっとお父さんには見せられてないです。恥ずかしくて」
――どんなタイミングでお父さんに見せますか?
「え、どうしよう。お父さんには直接見せるというよりも、たぶん家でお母さんとこっそり見てもらうって感じになるかなと思います」
――ちょうど乃木坂46で写真集が次々と出版されていますが、その流れをご自身はどうお考えですか?
「グループでこんなにたくさん写真集を一人一人が1ヵ月に3人だったり出せるというのもなかなかないと思うので、たくさんの人が注目してくださっている間に私たちもいいものをみなさんにお届けできたらなって思ってます」
――総合プロデューサーの秋元康さんには何か感想などいただいたりしたんですか?
「特に直接感想というのはないんですけど、帯に書いてくださった文章は、表面的な部分でなく中身もちゃんと見てくれてるんだなっていうのを感じてうれしかったです」
表紙カバーをめくると2つ目の表紙が
――たくさんのマスコミ陣が来てますけど。
「うれしいです。緊張しますね。みなさんのところに私のほうから出向いたほうがいいんじゃないのかなと思うくらい申し訳なくなってます。全部のカメラをちゃんと見たいです」
――ニューカレドニアで撮影とのことですが、あらためて撮影でのエピソードはありますか?
「たくさんあるんですけど、私はマカロンが大好きなんですけど、マカロン屋さんがニューカレドニアにあって、そこに行ってマカロンを選んでたくさん買ってお店えを出たら、現地の小さい男の子たちが3人ぐらいいて、『ずっきゅんずっきゅん』て言ってて、『え?』と思ったら、私が撮ってる間にスタッフさんがずっきゅんを教えてくださってたみたいで、私がそのあと、喜んでくれると思って、その子たちに『ずっきゅん』てやったら『シーン』ってなって。すごい、なんで空気わかるんだろうって思って(笑)」
――お気に入りの1枚を見せてもらっていいですか?
「表紙の1枚めくるとまたダブル表紙になっていて、この白い水着で舌をペロッとしている写真が一番お気に入りです」
――どういったところがお気に入りですか?
「真っ白な水着でかわいく清純な感じっていうのと、あとはちょっとやんちゃな、ニューカレドニアだからこそ出たような表情だったりとかがお気に入りです」
――浜辺でのシーンですよね。
「そうです。唯一って言っていいぐらいこの日だけが快晴で、これもこの写真撮ったあとにスコールでどしゃぶりだったんですけど、晴れた瞬間に撮れたおすすめショットです」
――これは何日目の撮影ですか?
「後ろに日記が載っているんですよ。4日目ですね。ウベアというところの島に行って撮ったものです」
写真集でしか見れない胸元のホクロ
――水着での撮影は緊張するものですか?
「むっちゃ緊張しました。乃木坂はなかなか水着での撮影がないので、最初水着を着た上えにパーカーを羽織ってたんですよ。撮るから水着にならなきゃいけないってときに、恥ずかしくてひたすら隠しながら歩いてました」
――肩出ししたり太ももがチャームポイントだったり結構露出の高い服を着てると思うんですけども、それでも水着は恥ずかしい?
「恥ずかしかったです。肩とかは普段は見てほしいなと思っているんですけど、また水着となると違うんだなって。面積って重要なんだなと(笑)」
――ひとたび写真集という作品ができると、また水着に対する考え方も変わってきませんえ?
「23歳っていう時期に撮れたのもうれしいですし、ひとつずっと思ってたのが、もう1個チャームポイントが発覚して、水着の写真を見てもらうとわかるんですけど、(胸元に)ホクロが2つあるんですよ。それをニコちゃんボクロって呼んでて、それがチャームポイントなので、みなさんにも写真集じゃなきゃ見れないので、これを見てほしいなと思います」
――タイトルが『真夏の気圧配置』っていうのはなぜこのタイトルなんですか?
「候補がいくつかあったんですけど、その中から秋元先生が決めてくださって、詳しい理由はわからないんですけど、私の中では自分の名前と、撮影地が真夏の気候っていうのと、個人的に『制服のマネキン』て曲で復帰して乃木坂の活動を始めたんですけど、その歌詞の中に『気圧配置』という言葉が入ってるんですよ。なのでそことまたリンクしてるなって思ってうれしく思っています」
10兆点!
――今回の写真集、点数をつけるとしたら何点ですか?
「えー? 点数? まいやん1兆点て言ってましたよね? うーん。じゃあ10兆で。負けないかわいさだよって感じです。1兆1点とか言おうと思ったんですけど、もっといっちゃえと思って」
――乃木坂のメンバーは今年5人ぐらい出したんですけど、やっぱり自分のが?
「そうですね。お嫁さんにしたNo.1というのを目指しているので、今回ハネムーンというのも意識して撮ってるという面では、お嫁さん候補としては乃木坂ではNo.1ではないかなと思ってます」
――齋藤飛鳥さんは何と言ってましたか?
「飛鳥にはまだ見せてなくて、私、飛鳥のを買ったんですよ。買ったので、飛鳥もきっと買ってくれるんじゃないかと期待して、絶対見せないぞ、と思って(笑)」
――今回はウェディングドレスを入れた理由は?
「雑誌の連載でやっていた『お嫁さんになるための花嫁修業中』って企画で連載を持っていたので、そことつなげられたらないいかなというのもあって、写真集にも、見てる人がダンナさんとして一緒に行ってる風な様子を思い浮かべてもらえればなということで」
――いざ着てみていかがでしたか?
「なんか、涙が出そうでした。本当に、自分がウエディングドレスを着て鏡の前に立ったときに、ちょっとお父さんの顔が浮かんだり、本当に結婚するときってこんな感じなのかな、みたいな、いろんなことを思い浮かべました」
――実際にダンナさんが横にいるような感じで撮ったんですか?
「そうですね。ファンのみなさんの顔を思い浮かべながら、ファンのみなさんが恋人なので」
――アイドルの鑑ですよね(報道陣笑い)。
「本当なんですもん」
――実際は何歳ぐらいに結婚したいと思います?
「実際は、私は23歳で結婚したいなと思ってたんですけど、今23歳なので、さすがに早いなっていうことで、10個伸ばして33ていう候補を挙げてます」
――ちなみにどんな人がいいですか?
「お料理とかも好きなので、おいしく私の作ったものを食べてくれる人と、あとは、あんまりちゃんと考えたことないですけど、不器用を受け止めてくれる人がいいです」
――かなり心の広い方じゃないと……。
「なんでですか?(笑) みなさん受け止めてくれると思いますよ」
――あと10年ありますからね(報道陣笑い)。
「はい。なんでなだめられてるの?(笑)」
新体制の乃木坂46を
――橋本奈々未さんが卒業された実感とか淋しさとかはありますか?
「卒業コンサートをさいたまスーパーアリーナでやらせていただいたんですけど、そのときに、ななみんも泣いたり淋しいという様子を見せなかったので、私たちも笑顔で見送ろうと思ってたんですけど、やっぱりその当日になると本当に淋しくなっちゃって、みんなが大号泣するという感じで、ファンの方も泣いていたりとかって感じだったんですけど、別の道を歩むということで、芸能界も引退なので、ななみんの今後の道を幸せにできるように応援することが私たちに出来ることかなと思います」
――写真集は見てくれますかね?
「届けたいですね。会いたいので会う口実にサイン書いて、見てって言いたいです」
――新曲も発売されますが今度の曲はどんな曲ですか?
「3月22日に『インフルエンサー』っていう新曲が出るんですけど、過去最高に難しいダンスと、かっこいい曲になっていて、知ってる方いるかもしれないんですけど、私結構ダンスが苦手なのほうなので、相当苦戦して、撮影中とかも何回も泣きながらやってたんですけど、今まで乃木坂はやさしい曲調だったりとか、ってのが多かったので、それとのギャップをまたつけて、新体制の乃木坂として見てもらえたらなと思ってます」
――初写真集に、次のシングルでは初のフロント入りですが、次に初でやってみたいことはありますか?
「初は初なんですけど、私、個人的に最近今いちばんやりたいことは、平野ノラさんのものまね? ものまねっていうかコスプレを丸々やりたいんですよ。私のお母さんが昔ちょっとああいうバブリーな感じだったので。私もたぶん似合うんじゃないかなっていうことでやってみたいです」
――格好とかはともかく声とかしぐさだけでもどうですか?
「今ですか? ふふふ。髪バサッってやるやつですよね。いきますね。いきますよ」
「完成度低くてすみません。鍛えておきます」
――3月3日のひなまつりの思い出はありますか?
「ひなまつりの思い出は、家に実家に大きい雛人形があって、それが3段ぐらいなんですけど、小さいときに階段だと思って、踏んでしまって倒してすごく怒られました。そのときに1個だけ首が落ちちゃったんです。3歳ぐらいだったので」
――最後にカメラに向かって、PRでずっきゅんを入れて締めていただければ。
「『真夏の気圧配置』発売中です。見てくれたみなさんのハートに『ズッキュン!』(シャッター音鳴りわたり)……すっごいシーンとしてる」(報道陣笑い)
マスコミ対応抜群のメンバーでした。写真集も水着のカット多めです。最後に写真集からのカットをお届けします。(撮影・取材 岡田)