AKB48グループのメンバーが「社長」として登場するゲームアプリ「AiKaBu(アイカブ)」が開催するファンイベント「臨時株主総会」が次々と行われていますが、ここではNGT48の西村菜那子さんの臨時株主総会の様子をレポートします。(2018年2月15日 東京都千代田区 AKB48 CAFE & SHOP AKIHABARA)
左:西村菜那子、右:山口真帆(ゲスト出演)
(株)EKIDEN CLUB ななこ 臨時株主総会
西村菜那子さんがAiKaBu(アイカブ)上で社長をつとめる会社名は「(株)EKIDEN CLUB ななこ」。社長が登場し、まず発した言葉が「アイカブにログインしなかったことはないぐらい毎日ログインしている」とのこと。
「実はNGTの中でも頭いいキャラなんですよ」と言って若干失笑されつつも、「実際はそんなに頭が良くないんですけど、NGTのおばか大会で司会をやったぐらいなので」と場をなごませ、臨時株主総会の式次第は進んでいきます。
★大株主ランキングデータデータ
このランキングでは西村菜那子社長本人もランクインされていますが、5位ではあるけど、このイベント開催時点では4位なのだそうです。
「ただいまより臨時株主総会を始めます」と開会宣言があったのち、議決会議を。この株主総会に参加したファンと社長だけの秘密の合言葉を言うと握手会で特別なリアクションをしてくれる内容を決める会議を行いました。
次にゲストとして、山口真帆さん(NGT48)が登場。臨時株主総会は続きます。
西村社長のEKIDEN語り!
「西村社長のEKIDEN語り!」は西村社長自らやりたい企画だそうで、要は西村さん本人が大好きな駅伝について思う存分駅伝の魅力を語るコーナーです。
2019年箱根駅伝の予想と、今年どの選手に注目していくか、について語ってくれました。語りの内容が専門的すぎるので(苦笑)、トークの解説についてはある程度省略させていただき、事実の説明を中心にお届けします。
まずは大学駅伝の大学の戦力事情をAKB48グループのメンバーにたとえて解説してくれました。
★大学駅伝の戦力事情をAKBグループのメンバーにたとえると
- 青山学院→指原莉乃
- 東洋大学→松井珠理奈(安定した成績を残しているから)
- 東海大学→荻野由佳(最近成績を残しているから)
- 神奈川大学→須田亜香里
- 早稲田大学→渡辺麻友(名門中の名門ということで)
- 駒澤大学→柏木由紀(平成の王者ということで)
だそうです。西村社長、かなり細かく解説していました。
社長はどこの大学ですか?と聞かれた西村社長、「応援しているのは東洋大学だけど、青山学院になれるように頑張りたい」と言っていました(後ほどインタビューで掘り下げましたのでお楽しみに)。
2019年箱根駅伝に向けて注目の選手
2018年の箱根駅伝大会の結果から、注目の選手を西村社長は発表していきます。
- 西山和弥選手(東洋大1年)…1区 区間賞
- 森田歩希(ほまれ)選手(青学3年)…山梨学院ドミニクニャイロ選手と同タイムで区間賞
西村菜那子社長の「この会社では今後この2人の選手を応援するということでよろしいでしょうか」との問いかけに全員拍手で決まりました。
どこよりも早い、2019年の箱根駅伝予想
西村菜那子社長が予想する、どこよりも早い、2019年の箱根駅伝予想のコーナーです。
- 東洋大
- 青山学院
- 早稲田大
- 東海大
- 法政大学
予想の根拠を選手名を何人も挙げてかなり詳しい解説をしてくれました。マラソンの解説者、増田明美さんを彷彿とさせる詳しさです。
アンカー西村!
筆頭株主たちと一緒に、山口真帆さんと一緒に出された難読漢字の読み方を解く問題で、全問クリアすると西村社長にマカロンをプレゼント。無事正解できました。
最後にエールファンディング授与式があり、リアル社名刺と、社章が株主として参加してくれたファンの方に配られていました。
西村社長「1年後に箱根駅伝予想検証株主総会を」
終演後に2人に少しお話を聞きました。
――株主総会の感想から聞かせてください。
西村菜那子「駅伝に特化した株主総会にしたくて、ファンの方々に株主総会が決まった瞬間から、『駅伝好きじゃない方はつまらないかもしれません』ていうことを大々的にあえて言ってたんですよ。そうしたら駅伝が好きって言ってくださる新しいファンの方だったり、元々ファンの方は駅伝のことをわざわざ勉強してくださったりして、駅伝の内容が濃い総会になって楽しかったです」
――言いたいことは言えたんですか?
西村菜那子「言えました。全部言えました」
――その詳しすぎる解説を隣で聞かされていた山口真帆さんはどんな感想を持ちましたか?
山口真帆「そうですね、腕が痛かったです(笑)。でもAKBグループの先輩方にたとえて大学を言うのがすごくわかりやすくて、私でもわかったので、先月やったばかりの駅伝なのに、菜那子さんの来年の駅伝の予想をするっていう本気度を感じました」
――ちょっと話を合わせると、さらにいろいろ言われるので大変ですよね。
山口真帆「はい。選手だけじゃなくて監督の家族構成とかまで知ってるから、すごいなと思いました」
西村菜那子「森田歩希選手は結構有名なんですよ」
――そういう駅伝の知識はいろいろと仕事にもつながっているようですね。
西村菜那子「もともと駅伝は見に行くことが好きなので、見に行ったときに『あ、あの選手走ってる』とか、駅伝以外にも記録会があるんですよ。1万メートル、5000メートルの記録会などに足を運ぶことによって、今年、この選手が来るな、とかそういうのがわかるから、自分が『この選手今年来るだろうな』って予想したうえで駅伝を見ると、本当にこの選手が区間賞を取ってるとか、そういう楽しみ方があるので、結構選手の情報が頭に入っていると、駅伝がより楽しくなりますね」
――ぜびとも専門誌に投稿してほしいですね。
西村菜那子「やってみたいです」
――さきほどは自分のことを大学にたとえると、という質問にはうまく答えれらなかったみたいですけど、あらためて考えてみるといかがですか?
西村菜那子「まだ自分は箱根駅伝に出られる予選会の段階の大学だと思うので、自分は創価大学ぐらいなのかなと思っておりまして、創価大学は箱根駅伝に2回出られたんですけど、それ以降は予選落ちを繰り返している大学で、私も今、やっと全員選抜ではあるけどNGT48の選抜になれたので、そういったボーダーをさまよっているあたりが創価大学なのかなと思ったりしています」
――第2回株主総会があるとしたら?
西村菜那子「2019年の箱根駅伝の予想をしたので、1年後に予想がどうだったかを検証するような総会をしたいなと思います。そのときには株主ランキングも2位ぐらいになれたらなと」
――(取材したのが2月15日だったので)バレンタインデーの思い出を最後に聞かせてください。
山口真帆「昨日20歳以上のメンバーの太野彩香ちゃんと一緒にご飯を食べに行って乾杯してきました」
西村菜那子「素敵! 絶対いい、それ。私の思い出は、NGTに入る前は本格的に大学受験に向けて勉強してて、高2のときに模擬試験があったことを覚えています」
次は真帆の魔法の国(株)の臨時株主総会のレポートに続きます。公開までしばらくお待ちください。(撮影・取材 岡田)