アイドルグループ、SUPER☆GiRLSの浅川梨奈(なな)さんのファースト写真集『なないろ』(講談社)の発売を記念したサイン本お渡し会が行われました。イベントに先立って行われた報道向け会見の様子をレポートします。(2017年1月29日 福家書店新宿サブナード店)
浅川梨奈プロフィール 1999年4月3日生まれ、埼玉県出身 160cm 血液型B型
自分、芸能人みたい
――たくさんの報道陣に囲まれてどうですか?
「入ったときにすごくたくさんの方がいてくださったので、『あ、よくテレビで見る光景だ』と思いました。自分、芸能人みだいだなと思いました(笑)」
――現役アイドルですけどね。
「そうなんですけど、あんまりこういうのって経験がないので、すごくたくさんの方に来てくださって本当にありがとうございます。すごくうれしいです」
――写真集のタイトルは。
「『なないろ』です。今までSUPER☆GiRLSで何人かは写真集を出させていただいてはするんですけど、みんなニックネームで出していたんですけど、今回、アイドルの写真集というよりも、グラビア寄りな感じで撮りたいねって話をしてて、タイトルもニックネームではなく写真集らしくって『なないろ』になったのかなって思ってます」
――ロケ地はどちらですか?
「ハワイのマウイ島でロケしました。ありがたいことに海外に行かせていただくことも多いんですけど、ハワイってなかなか行けないので、ハワイで撮るとなってめっちゃうれしくて、写真集の撮影が楽しみでした」
1人部屋じゃなくて良かった
――ハワイは何回目?
「プライベートも合わせると4回目? グループで過去2回行かせていただいたことはあるんですけど、1人は初めてだったので、楽しいなって思いました」
――撮影時のエピソードはありますか?
「思い出に残ったことは、ホテルがコンドミニアムだったんですけど、スタイリストさんとマネージャーと3人で泊まったんですけど、朝、起きたら、マネージャーがベーグルを焼いてくれてたりしてて、みんなで朝早くから集まってご飯食べて気合入れて『よっしゃ撮影行くぞ』ってやったのがすごく思い出に残ってて、私はご飯を食べる5分ぐらい前まで寝ててマネージャーが起こしてくれて、1人部屋じゃなくて良かったなと何度も思いました」
――撮影は集中してできましたか?
「そうですね。撮影に集中しすぎて、最終日寝坊しました(笑)。5分ぐらいスタッフさんたちを待たせちゃいました」
水着15着
――写真集の出来上がりはどうですか?
「開いても開いても自分しかいなくて、『あぁ写真集だ』って思ったんですけど、わりと私、笑顔が苦手で、わりと頑張って笑ってたりとか、心の底から笑ってても、目が魚のようだって。『闇を抱えているのがわかる』ってすごく言われるんですけど、今回本当に1年半ずっとお世話になっている撮影チームで行かせていただいたので、心からの笑顔でリラックスして撮影できてたので、できたときにに笑顔の写真を見て、『あっ、笑ってる!』って初めて思いました」
――写真集ではどうしても胸元に目が行ってしまいますが、見られるのはどうでしょう。
「むしろ慣れちゃってこれが正装、みたいなところがあるので、着替えもわって脱いでばっと着るとか、水着の撮影も最初は戸惑いだったりとか、あんまり乗り気じゃなかったところも正直あったんですけど、今はもうノリノリで『次は何ですか?』とか、衣装も本当にかわいくて、すごく楽しんでやらせていただきました」
――水着の種類は何種類ぐらいですか?
「15着ぐらい着て、こんなに着ることもなかなかないので、5泊7日でマウイに行かせてもらったんですけど、その中で15着、いろんなバリエーションで着させていただいて、その種類だったり場所によって表情だったりも変わってくるので、いろいろ意識しながら工夫してやるのが楽しかったです」
――(上の写真)お気に入りのカットに選んだ理由を。
「子どもっぽくて無邪気に笑っていたというか、いちばんお気に入りだったんですけど、全然使われてなかったんですけど、あ、見せたショット笑ってなかったですね(苦笑)」
たかみなさんには贈りたい
――アイドルだけでもアイドルも好きということで、アイドルの方もたくさん写真集を出していますけど。
「同発に乃木坂の齋藤飛鳥ちゃんがいて『うそぉ~』ってなって『あしゅかぁ~』って思ったんですけど、超かわいいですよね。あ、すいません、なんでもないです」
――ライバルということ?
「写真集欲しいなと思いました。買います」
――自分のをあげて替わりにもらうというのは?
「いや、でも、私、高橋みなみさんがすごく好きで、たかみなさんにこの福家書店さんの前でカレンダーイベントをやられていたので『おぅ』って今なっているんですけど、たかみなさんには贈りたいなって思ってます」
――高橋さん以外には?
「なにより家族に最初に渡したいなというのはあって、お母さんもそうですけど、従姉妹だったり、女兄弟が多いし、おばあちゃんにもあげたいなって思ってるので、ちょっとした家族孝行にもなるのかなって思っています」
限定受注生産の等身大写真集
――等身大のパネルだと思ったら等身大の写真集?
「そうなんです、実は等身大の写真集、私の身長が160センチなんですけど、そのサイズの写真集が発売されることになりまして、今回の写真集のテーマが“等身大”っていうものもあって、“素の私”っていうのもあるんですけど、その等身大にかけまして、等身大のものもあるんですけど、限定受注生産なんですけど、さっき私も聞いて戸惑ったんですけど、ぜひゲットしていただきたいなと。限定10冊までなので、早めに」
――価格設定についてはどうですか?
「(笑)それに関しては私も3回ぐらい聞きなおしました。自分の名前にかけて7万円とか思ったんですよ。それでも高いなって思うんですけど、まさかの……30万円! 消費税入れたら32万4千円、浅川史上初の価格設定に戸惑いが隠せなくて、ファンの方には今すぐに貯金をしてくれっていう風に言いたいです」
――コンビニで浅川さんを見ない日はないぐらいですが、売れてなって実感することはありますか?(※雑誌表紙累計31回)
「いやいやいやいや、全然。そんなんなくてアイドル初めて4年~5年なんですけど、スタンスというか、気分はその当時と全く変わってなくて、だからコンビニに自分がいたりとか、たまにレジの横に置いてあったりするんですよ。だからそのときは本当に『あ、どうしよう』って思ったりとかするんですけど、たくさんの方に知っていただく機会が増えたなって思ってて、フォロワーさんもぐんぐん増えてったりするのを見てうれしいなと思うんですけど、まだ全然、売れたなっていうのはないので、そういう風になれるように頑張りたいなっていう風には思ってます」
――ご自身で考える写真集の一番のセールスポイントはなんですか?
「なにより等身大の私が写っているのはあるんですけど、本当にたくさんの表情が出てて、『なないろ』ってタイトルは、いろんな表情、梨奈色の表情ってこともあるのかな、って思ってるので、笑顔のはっちゃけた表情だったり、大人っぽい表情だったりとか、いろんな表情を撮っていただいてるので、表情を見ていただいたらなと思います」
――「1000年に一度の童顔巨乳」というキャッチフレーズがついたことをご自身はどう思っていますか?
「私自身は、つけられたときから私、大人っぽいと思ってたので、1年前は今と比べると確かに子どもっぽかったなと思うんですけど、だんだん大人になってきたと思うので、そのキャッチフレーズがなくても覚えていただけるようにまだ頑張らなきゃいけないなって。キャッチフレーズのインパクトだったり影響力を超えられる存在になれるように頑張りたいと思います」
17歳らしい明るいアイドルでした。写真集はほとんどが水着となっています。等身大写真集は限定10冊の限定商品です(撮影・取材 岡田)