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モー娘。5期生・序論

written by 上木憲文

  Last Updated:2001/12/08
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前回は紺野あさ美のことばかり書いてしまったので、今回は5期生全般について書いてみたい。

8月26日の「LOVEオーディション21」からどんな結論を導きだすかは立場によって違うのでしょうが、小川麻琴、新垣里沙、高橋愛、紺野あさ美が合格したオーディション、という答えは見たままなので×です。

劇団系は強い!?

オーディション終了直後から、新垣がCMに出演していた(私は標準モードで録画しましたが)とか、高橋ってBSジュニアに出場していた福井の高橋だよなぁ、といった話題で盛り上がったハズです。つまり、2位、3位の子に前歴があってトップの小川にないというのは不自然。

調べてみると出てくるもので、小川は98年8月「小学生のための夏休み演劇教室発表会」に出演していたらしい。いわゆる劇団系の子。そりゃ「Mr. Moonlight~愛のビッグバンド~」の小川を見ていれば十分納得できるというもの。

最初に戻って、スクランブルエッグ的な結論は何かというと、合宿ありのオーディションでは、コンテスト出場経験者よりも劇団でもまれたほうが強く、そうした経験がない子は合格できない、というのが今回の結論です。じゃ紺野は? となりますが、紺野の場合は無事に合宿を終了すれば合格、と最初から決まっていた特待生でしょう、たぶん。

5期生ア・ラ・カルト

ここにきて5期生に関する情報不足が目立っているように思います。

たとえば、新垣ちゃんが学校から歩いて20分程の白いタイル張りのマンションに住んでいるのかどうかも確認できないのは不満です。かろうじて、横浜市立橘中学校に通っているらしいということが判ったぐらいでは……。橘中学は周囲に畑が点在する小高い丘の上に建っています。当然学校の回りは坂道ばかりなので、ここで3年間鍛えられれば新垣ちゃんの基礎体力はかなり向上するハズです。ぶくぶくと太りつづける4期生vs. 5期生の400mリレーが見たい、と思うのは5期生ファンのイヤミでしょうか。

スカウトされて4ヶ月になるというのに5期生の仲良し見取り図が完成しない。高橋と紺野は波長が合いそうですが、小川と新垣は水と油、お互いに相手を宇宙人としてしか見ていないようで、今のところ「2対1対1」という図式のようです。「ゆくゆくは君がリーダーだから」なんておだてられて高橋が5期生のまとめ役をさせられていそうだけど、宇宙人相手では高橋も大変だ。

最近、紺野ちゃんが日テレ系の「恋のから騒ぎ」のファンではないかという疑問があります。会話の切り返し方が宝満円(ほうまんまどか)に似てきたし、紺野ちゃんの笑顔は、有名な宝満語録「(人前で)泣いたらあかんの」を実践しているようで……そんなことを考えながら紺野ちゃんを見ていたら宝満の顔にダブってしまった、ゴメン。

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