航空会社のマイレージが貯まったので、台湾に遊びに行って来ました。
台湾が世界で最も親日的な国のひとつであるのは、良く知られているところです。というわけで、台湾には日本の文化が大量に流入しています。特に最近は日本大好きな若者たち――哈日(ハーリー)族と呼ばれる――が増加し、台北市内の西門町(シーメンティン)に行けば日本のTV番組誌が首都圏版だけでなく各地方版まで入手できるといったすごい状況になっています。
さて、そういった状況下で日本の芸能人にどのような関心が持たれているかですが、日本の人気TVドラマはすべてVideoCD化されて、光華商場――端的に言えば台湾の秋葉原――で売られています。そのため、TVドラマに出演しているタレントがすなわち人気のタレントということになります。若手女性では、筆頭が深田恭子――もちろん台湾のスターである金城武と共演したことが大きい――、ついでモーニング娘。の後藤真希――これもドラマ出演が影響している――といったところが人気です。一方、グラビア系の井川遥や小池栄子といったところはあまり見かけません。
そのように日本文化があふれている状況なので、日本のアイドルポップスも地元のレコード会社によってCDがリリースされています。著作権の処理は不明ですが(苦笑)。ただ、このとき12cmのCDにありったけ詰め込むので、以下に示すようなCDが作られることになります。
ZONE
2枚目を拡大(57kbytes-11秒@56.6kモデム)
これはZONEのシングルをすべて一枚に収めて、さらに時間が余ったのでボーナストラックまで収録したもの。かけかえる手間が要らないので、便利といえば便利。
モーニング娘。
2枚目を拡大(60kbytes-12秒@56.6kモデム)
こちらは、ファンクラブ限定のソロシングルCDを一枚に収めたという、非常にお買い得な一品。もちろんメッセージも収録。ちなみに台湾でのモーニング娘。の表記は「早安少女組。」。
いずれも98台湾元(約350円)といった日本人からみると超低価格で売られています。ただし、著作権を侵害している商品を日本国内に持ちこむことは違法であり、持ちこもうとして税関で没収されても当方は一切責任を負えませんので、ご注意のほどを。
次回は、もう少しマニアックなDVDを紹介する予定です。