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『LOVEマシーン』のジャケット写真

written by 上木憲文

  Last Updated: 2003/08/29
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8月17日、NHK衛星第2で放送になった「Hello!Project 2003夏~よっしゃ!ビックリサマー!!~」の感想です。

安倍なつみ強制卒業

単行本「スクランブルエッグのコラムを持って街に出よう」の書き下ろしコラム、「モー娘。の謎は尽きない」の最後で「一体、なっちに何が起こったのでしょうか」と書きましたが、なっちの卒業ニュースを耳にして、すべてが氷解しました。

今年初め、唐突に「LOVEマシーンのジャケット写真問題」が、出てきました。そのときは、いぶかしく思ったのですが、後藤真希が卒業してもいっこうに動こうとしない、1期・2期生に対するプレッシャーの意味合いがあったようです。

こうした伏線があったためか、なっちの卒業ニュースに対して、モー娘。ファンは意外と冷静な反応でした。

あたふたしたのは、なっち自身だったみたいで、明確な卒業理由は聞けませんでした。自らの意志ではないので、説明できないのが本音なのでしょうが。

知らない人のために、「LOVEマシーンのジャケット写真問題」を説明します。

「LOVEマシーン」(1999年9月9日発売)のジャケット写真には、8名が写っていて、次のような並び順になっています。

  飯田  保田  中澤  石黒
  矢口  安倍  後藤  市井

卒業順は、石黒→市井→中澤→後藤→保田となっていて、右上から左下に順番通りになっています。

ここまでくると、理屈ではなくなります。ということは、飯田・矢口の卒業も近いはずです。

道重さゆみの身長 Part 2

最近、複数のコラム読者から、「道重ちゃんは160cmあるみたいです」という報告が来ました。見た感じでは、160.7cmぐらいでしょうか。体型的には、まだまだ伸びそうです。

ということは、6期生オーディションが今年行なわれていたら、確実に落ちていたはずですから(コラム「モー娘。の身長と6期生問題」「道重さゆみの身長」参照)、道重ちゃんは「強運の持ち主」といえます。

コンサートを見ながら、さくら組、おとめ組の組み分け理由を考えていたのですが、とりあえず、技術的(歌唱力・音楽性)な理由ではないみたいです。

仮に、「LOVEマシーン」のジャケ写どおり、飯田、矢口が卒業して、さくら組、おとめ組が4期・5期・6期生だけになったとすると、長身の吉澤と道重が別の組というのは、上手くできています。

さらに、仲良し組を分けたこともはっきりしています。4期生の辻・加護、5期生の高橋・紺野・小川、6期生の亀井・道重を別の組にしたのも、なにか意図がありそうです。

ところで、道重ちゃんの身長は、何cmで止まるのでしょうか。

菅谷梨沙子の7人抜き

なっちの卒業騒動に隠れて目立たない話ですが、「ZYX」の村上愛が学校行事のためにお休みして、代わりに菅谷梨沙子が「ZYX」に参加、というのは、それはそれで問題のように思います。

考えられるのは、次の2点です。

  1. 小学5年生にとって、コンサート出演より優先する学校行事って、何なのでしょうか。村上愛の性格からして、学校行事はもちろん、骨折しても、少々の熱があっても、出演したはずです。まして、テレビカメラが入るのであれば、なおさらです。

  2. 村上愛の代役が、小学3年生の菅谷梨沙子というのは、論理的に無理があります。常識的には、村上と同学年の小5組(人気でいえば、夏焼雅)から選ぶものです。順番でいえば、菅谷梨沙子は8番目(小5の石村、夏焼、須藤、徳永、小4の中島、熊井、小3の鈴木の次)のはずです。

思い出されるのは、藤本美貴が「ミュージックステーション」で「ブギートレイン'03」を歌ったときのキッズメンバーです(Online Column - エレガントな小学生・夏焼雅参照)

多くのキッズファンは、その直前の「HEY!HEY!HEY!」に出演した、梅田えりか、清水佐紀、徳永千奈美、鈴木愛理を予想したみたいですが、私は、夏焼雅、菅谷梨沙子の出演を予想していました。

番組の格が両者では違いますから、梅田以下のキッズを「ミュージックステーション」に出演させるとは思えません。それが「大人の論理」というものです。

今回の菅谷梨沙子は、「ミュージックステーション」のときよりは、出来が良かったので、それなりの練習時間がとれたように思います。ということは、村上愛の代役は、かなり前から決まっていたことになります。

女優系の菅谷梨沙子に村上愛の代役を求めるというのは、キッズの世界に、「大人の論理」を露骨に持ちこむ行為で感心しません。まして、BS-2の映像は、一生残るわけですから。

今回の件で、村上愛が一回り成長した、といえるのならよいのですが……チョット心配です。

それにしても、コンサートタイトルは嘘をつかないものです。


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