AKB48チーム8『PARTYが始まるよ』劇場公演終了インタビューシリーズ第6弾は福島県代表・舞木香純さんと、東京都代表・小栗有以さんです。(2014年10月18日 AKB48劇場)
応募したきっかけ
――チーム8に応募したきっかけを聞かせてください。
舞木香純「最初は篠田麻里子さんにあこがれてて、篠田麻里子さんみたいにきれいで何でもできる人になりたいなと思ってました。でもそれはただ思ってただけで、被災地訪問でAKBさんが来て、それを見に行って先輩方に笑顔や勇気をもらえて、『あ、やっぱり私もこうなりたいな』とそこで強く感じてオーディションを受けました」
小栗有以「もともとちっちゃいころからAKBさんのことは好きで、お姉ちゃんと一緒に大島優子さんのことが好きだったんですよ。あこがれてるだけで、最初はやろうとは思ってなかったんですけど、ある日、チーム8の募集をやっているというのを友達から聞いて、友達が『一緒にやろう』って言ってたんですけど、それはみんなふざけてだったんですよ。でも私は本気でやろうと思ってて、次の日おばあちゃんに『チーム8募集してるんだって』って言ったら、おばあちゃんが『やってみれば』って言ってくれたので応募しました」
劇場公演をやってみて
――劇場公演を何回かやってみて、自分が成長できてると思うところはどんなところですか?
舞木香純「チーム8の初日の公演に出たんですけど、そのときは全然お客さんのことも見れなくて遠くのほうを眺めて歌ってて、緊張してテンパってて感情も出せなくて、ただ決められた踊りを踊るだけになってました。オンデマを録画したのを見てたりしたら、『みんな頑張ってるな』と思って、みんなのいいところを吸収させてもらって、今はちゃんとお客さんとも目を合わせられるようになったし、曲ごとに自分で考えて表情を作ったり、振りのイメージも考えながらできるようになりました」
小栗有以「前はニコニコしてるだけだったんですけど、今はいろんな表情ができるようになったし、MCは楽屋で練習して舞台に出てたんですけど、ステージに立つと魔法をかけられたようにゆっくりになっちゃうんですよ。あれ?ってなって。ずっといつも練習してるんですけど、でもちょっとは成長したんですけど、あとちょっと頑張らないといけないと思います」
――ユニット曲についての見どころを聞かせてください。
小栗有以「『クラスメイト』は静かな曲なので、歌詞の意味を考えながらいろんな表情をしたり、ファンのみなさんをゆっくり見たりして頑張ってます」
舞木香純「『スカート、ひらり』は初日のときにブルマをはくのに抵抗があったんです。はいたことがなかったから、衣装さんと相談したときに『これは秋元先生がスカートをひらっとさせるために作った曲だから、ひらりさせなきゃ意味がないんだよ』って言われ、今は誰が一番ひらりできるかスタッフさんたちに見てもらおうって競争してるぐらいこの曲が大好きになりました。『星の温度』は少し大人っぽい曲だから、まわりはみんな幼かったりしてるから、その点高校生だから有利かなと思って、歌の意味を感じ取って気持ちを込めて切なく歌ってます」
ファンについて
――小栗有以さんについてはファンの方が言うには一度『47の素敵な街へ』のときに「東京」って言い忘れたときがあって、その忘れてしまったときの表情が良かったって言ってる人がいました。
小栗有以「えええ?」
――たまたま忘れたことがファンの心をつかんだらしいです。
小栗有以「へえぇ、じゃあ良かったのかな?」
――間違えないほうがいいでしょうけど、ファンの人はどんなところがいいって言ってくれますか?
小栗有以「表情が豊かっていうのとか、ダンスが昔よりよくなったとか、あとは、『東京』って言うときに大きい声で言おうと思って、うまく言えなかった次の公演のときに挽回しようと思って大きい声で『東京!』って言ったら、『だんだん有以ちゃんの『東京』って言い方が崩れてきてる』って言われました」
――細かい(笑)。舞木さんはどうですか。平均年齢よりも年上のほうだからファンの人も少し年齢が上の人が多かったりしますか?
舞木香純「そうなんですよ! 握手会でメンバーが並ぶじゃないですか。並んでる人をちらっと見るとまわり見ると結構若い人が多いんですけど、香純だけファンの方の年齢が高いんですよ。『劇場良かったよ』『オンデマで見たよ』って言ってくださるんですけど、『星の温度』をほめてくれる方が多いです。『踊りがなめらかで良かった』とか、踊りのことをよくほめてもらいます」
チーム8について
――チーム8で『47の素敵な街へ』っていう素敵なオリジナル曲をもらって、これからどういう風にチーム8をアピールしていきたいかを自分なりの考えで聞かせてもらえますか。
小栗有以「全国の都道府県から来ているから、いろんな都道府県の個性を出して、たぶんほかのAKBさんとはちょっと違うと思うんで、一人一人の個性を出していろんな方言でしゃべりたいです」
――東京は方言ないけどどうしましょうか。
小栗有以「東京はスカイツリーがあるから」
――(笑)方言じゃないけど、まあいいか(笑)。
小栗有以「有名な場所だから」
――スカイツリーの次に有名だと思うのは?
小栗有以「東京タワー。『東京』ってついてますからね。あとは雷門、原宿…」
――出てきましたね。47都道府県のそれぞれのいいところを出したいってことですね。
小栗有以「はい」
――では舞木さん。
舞木香純「今はチーム8には若い子が多くてグループの中でもフレッシュな部類じゃないですか。今はフレッシュでかわいいから失敗しても初々しさで許してもらえるところがあるように思うんですけど、もうそろそろフレッシュさも兼ねつつ、曲によって幼い子たちも大人っぽい表情ができたりとか、年上の子もきゃぴっとしたようにできるとか、もっとみんながいろんなことをこなせていけたら魅力があふれてファンの方をひきつけられるのかなって思います」
個人のアピール
――最後に自分自身のアピールを。
舞木香純「『舞木』と書いて『もうぎ』って読むのは覚えてもらいやすいです。9年間バレーボールをやってました。運動もやればできます。この前、チーム8でボウリング大会やったんですけど、それが1位だったりして、運動はできるんですけど、好きというわけでもないから、『体育会系です』って自己紹介で名乗ったらいけないってメンバーによく言われます」
――何をアピールしておきますか?
舞木香純「劇場ではみんなでやる曲では振りが目立つように大きく見せるようにしているし、先生たちから、ぴかぴか光るように踊るように言われたところは輝くようにるんるん踊ってるし、切ない曲や大人っぽい曲では大人っぽく見えるように努力してるので、曲によって表情や振りもそれに合わせてるので、ぜひ見に来てほしいです」
小栗有以「私のキャッチフレーズの中に『とっちゃうとっちゃう』っていうのがあるんですけど、ファンのみなさんにどういう意味?って聞かれるんですけど、私は趣味がカメラなので、『とっちゃう』は手でカメラの構えをして『撮っちゃう』ってやっているので、それを覚えてください。ひとつめの『とっちゃう』はカメラで『撮っちゃう』で、2個目はハートを『取っちゃう』です。みなさんが劇場に来たときにみなさんのハートを『とっちゃうとっちゃう』しますのでよろしくお願いします」
チーム8では『47の素敵な街へ』に続き、オリジナル曲『制服の羽根』が先日の名古屋のイベントで発表されました。(撮影・取材 岡田)
AKB48チーム8 初の劇場公演終了直後インタビュー(1)【中野郁海、倉野尾成美】
AKB48チーム8 初の劇場公演終了直後インタビュー(2)【坂口渚沙、横山結衣】
AKB48チーム8 初の劇場公演終了直後インタビュー(3)【永野芹佳、人見古都音、太田奈緒】
AKB48チーム8 劇場公演後インタビュー(4)【本田仁美、谷川聖】
AKB48チーム8 劇場公演後インタビュー(5)【行天優莉奈、宮里莉羅】
AKB48チーム8 劇場公演後インタビュー(7)【岡部麟、佐藤七海】
AKB48チーム8 劇場公演後インタビュー(8)【横道侑里、濵咲友菜】