本サイトでも人気だったグラビアアイドルの滝沢乃南さんがラストグラビアDVD作品をリリース、秋葉原で最後のイベントが行われました。(2010年12月25日 東京都千代田区 石丸ソフト本店)
滝沢乃南 プロフィール 1985年12月14日生まれ、埼玉県出身、155cm B95 W59 H85 血液型A型
――本当にグラビアは卒業なんですか?
「はい、今年(2010年)いっぱいで」
――どういう経緯で卒業ということになったんですか?
「(芸能活動)10年目というのもあり、あと年齢的にも25歳になって今後どういう活動をしていこうかを考えたときに、主にグラビア中心だったので、ほかに中心としたものがほしいので、ここで新しい道を究めていければと思いまして」
――ではその話はまた後ほど聞くとして、グラビア作品のラストを飾れるようなものになったんですよね?
「そうですね。ふさわしいなと思います」
――2枚あるので、1/2の『相思』のほうから見どころの紹介を。
「はい。王道編になってます。バリで撮ったんですけど、王道と言われる、海辺で走ったり、ボールを使ってアクティブに動いたり、結構動きが大きいです」
――デビューのころと比べて変わったと思うところはありましたか?
「変わったのは動きだったり表情だったりですね。息切れもするようになったり(笑)」
――もうひとつの2/2『相愛』のほうは?
「こちらはバーチャルで、国内で撮りました」
――どういう設定のバーチャルなんですか?
「彼と一緒に住んでて旅行に行くというような」
――じゃあちょっと大人っぽい感じ?
「ですね。結構素に近い感じで撮ろうということで、結構そういう風に撮れたんじゃないかなと思います」
――今日もそうですが、最後のほうになっても胸がいちだんと大きくなっているようにも見えたんですけど。
「よく言われますね。サイズ的にはあまり変わらないんですけど」
――大きく見せられる露出の仕方を覚えたとか。
「そうかもしれませんね。デビュー当時に比べれば流行りもあるんでしょうけど、水着自体も前はワイヤーだったんですが、今は三角だったり、胸の形をきれいに見せるためにちょっと小さかったりしますね」
――おすすめのシーンをそれぞれひとつずつ教えてください。
「『相思』のほうは動いてるシーンもそうなんですけど、きれいに撮ってくれてるシーンがあって、夜のシーンなんですけど、ライトに照らされているシーンはおすすめです。横乳がよく見えてるピンクのワンピースです。『相愛』のほうはストーリー仕立てになるのが面白く見られるんじゃないかと思います」
――シチュエーションものを撮るときには頭の中で仮想の彼を想像したりするものなんですか?
「台本をいただいているので、その台本どおりに頭の中で作りました」
――じゃあ女優として演技をしている感じなのかな?
「そうですね。10年目なので、集大成のひとつとしてドラマとかお芝居の経験がここに表れていると思います」
――やりきった感はありますか?
「結構ありますね。監督と相談しながら作っていったので」
――全部終わったときに終わって淋しいなという気持ちにはならなかった?
「なりましたよ! 撮ってる途中もぎゅっとしましたね。まあ最後はDVDを見ていただければわかるんですけど……」
――泣いちゃったりしたのが入ってるんですか?
「はい」
――あとは、同時に発売された『PARADISE BOX』のほうは、以前発売された『楽園』『逃亡』と撮り下ろしDVDということで。
「はい。20代前半に出たDVDに今回新しく撮りおろしたものが入っています」
――ちょっと若い感じはありますか?
「なんか顔つきが違いますね。なんか、20代初めのころはいきがってたのかなと(笑)」
――いきがってた?(笑)
「なにに対していきがってたわけでもないのにそんなような表情してるんですよ。結構みなさんに『表情がやわらかくなった』って言われるので、そうだったんじゃないかなって」
――イベントもほぼ最後ということで。
「そうですね。明日の撮影会が最後ですね」
――明日泣いちゃいますかね。
「そうかもしれないですね」
――グラビア活動を振り返ってみてどうですか?
「学んだことがたくさんあるなと思って。今やっと10年になって慣れたというか楽しめるようになった感じです」
――今後の活動や来年(2011年)以降の活動についてファンの方にメッセージをお願いします。
「何に対してもきわめていきたいというのがあって、今まで歌、お芝居とやってきたんですけど、ほかにもやってみたいことがいくつかあって、その中を勉強できたらいいなと思っています。今まで10周年を迎えて、今があるのはデビューのころから支えてくださるみんながいて、スタッフのみなさんがいることを感謝しています。これからも自分なりにこつこつと頑張っていくのでよろしくお願いします」
取材陣も秋葉原以外の場所では乃南さんになかなか会うことができないので、ひとつの区切りを迎えます。彼女のほうから握手の手を我々取材陣にも差し伸べて握手をし、最後のイベントにのぞんでいました。(撮影・取材 岡田)