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乃木坂46と松井玲奈

written by 上木憲文

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芸能界は、三ヵ月で景色が一変することがあります。
二月下旬に発表になった生駒里奈とSKE48の松井玲奈との交換留学について触れてみたいと思います。

不釣り合い

誰が見ても不釣り合いと思います。松井玲奈と白石麻衣、又は生田絵梨花との交換ならわかりますが、こんなことが可能ならば、高山一実で渡辺麻友を釣るとか、松村沙友理で柏木由紀を釣るとか、何でもありの世界じゃん、と思われます。

生駒がAKB48の一員として活動を始めても、松井には全くその気配がありませんでした。

よくよく考えれば、二月の時点と四月の時点では、状況が変わっていることに気がつきます。

いわゆる「景色が一変」していたのです。

二月の時点では、SKE48>乃木坂46 という図式は誰もが認めるものでしたが、四月になるとSKE48≦乃木坂46 という図式に変わりました。
つまり、松井玲奈は乃木坂46にとって、それほど必要ではなくなってしまったのです。
芸能界の恐ろしいところです。

その証拠が、プリンシパルの写真です。乃木坂46 ファンが見ても、失礼極まりない写真の使われ方をされています。
「松井玲奈って、お荷物だよなぁ~」、というつぶやきが聞こえてきそうな処理の仕方でした。
それで一件落着かと思っていたら、今度は、生田絵梨花の9thシングル不参加が明らかになりました(4月20日)。

結局、これが一連の流れの本質だったのではないかと思われます。

最初に触れたように、生田絵梨花と松井玲奈の交換ならば、釣り合います(正確には、交換ではなく補充)。
結局、生駒はなんだったんだ、ということになりますが、人気は別にして、知名度は高いからAKBファンも納得する、ということだったのではないかと想像しています。

生田は、復帰時期に関しては、明言しませんでしたので、おそらく生田が復帰するまでは、松井玲奈に頑張ってもらおう、という腹積もりなのでしょう。大人の考えそうなことです。

9thシングル選抜発表に関して

この発表形式は×ではないかと思います。

三列目の7人が発表になった時点で、残りの10人がわかってしまった、確定してしまった、と多くの乃木坂ファンは思ったはずです。
個人的には、ランダム発表の方がいいと思います。

9th選抜に関して触れますと、無難な結果という気がします。じゃあ、大和里奈はどうなのよ、となりますが、ダンスを鍛えるという意味においては、いい選択だと思っています。

センターの西野七瀬をいじらなかったのは、8thシングルの数字が満足だった、ということだと思います。
ただ、9thシングルは、セールス的に厳しいはずです。

生田絵梨花が欠席ですし、生駒里奈もAKB48の活動に時間を割かれると思われます。一番不可解なのは、松井玲奈の個別握手会を横浜の1回だけにしたことです。

生駒との比較から言っても、全部参加は無理にしても、せめて名古屋の個別握手会には、参加させるべきではないかと思います。

年初から、「乃木坂46、10枚目勝負説」ということを言っています。

9thシングルの選抜メンバーの顔ぶれをみると、ほとんどベストに近い顔ぶれで、これでは次回、選抜発表をする意味がないのではないかと危惧しています。それに、アンダーライブ自体続けられるのか、という疑問が残ります。アンダーの主力までなりふりかまわず選抜に入れてしまったということは、逆に考えれば、危機感を持っている証拠でもあります。

Cブロックの頑張り

かなりマニアックな話になります。

乃木坂46 の個別握手会では、レーンの間に通路が3本作られています。

つまり、握手が終わったファンの退場通路ですが、どこに作られているのかというと、一本は6レーンの生駒里奈と7レーンの高山一実の間。もう一本は、13レーンの井上小百合と14レーンの中田花奈の間です。残りの一本は、二期生あたりに(記憶にない)。

仮に、1~6レーンまでをAブロック、7~13レーンまでをBブロック、14レーン以降をCブロックとします。
で、この通路には大した意味はない、と思っていたのですが、よくよく観察してみると、それなりに意味があるように思えてきたのです。

まったりムードが漂うAブロック、メンバーもファンもギラついているBブロック、和気あいあいのCブロック、そんな表現がぴったりします。

話を表題に戻すと、AもBも握手会的には限界に達しています。現実に90分間フルに働いていますから、もっと数字を出そうとすると、更に握手会を設定する必要があります。

個人的には、選抜メンバーだけの握手会があってもいいと思っています。受け付けは、アンダーメンバーということにして。

5月5日のパシフィコ横浜の個別握手会、第2部から観察したのですが、開始45分、つまり12時45分頃、Cブロックの主力4、5名の列が途切れていました。

規則として、開始1時間は握手会を続けなければいけないのですが、酷すぎる光景でした。
一時途切れたメンバーの握手会も、80分間程度続いたみたいですが、乃木坂46 がこの上の数字を狙おうとするならば、このCブロックのメンバーがファンを増やすことではないかと思います。

90分間フルに働いているわけではないのだから、「まったりと椅子に座ってんじゃねぇ」、というのが率直な感想です。 桜井玲香も秋元真夏も衛藤美彩も立ったままの90分間です。それだけでも努力を認めるべきだと思っています。

それにしても、レーンの順番はシビア過ぎます。A、Bブロックの全員が、9thシングルの選抜に選ばれたのですから(除・生田絵梨花)。あっ、今回は、聖母に触れられなかった。

2014年4月~6月の参加記録&予定

4月5日  五反田ゆうポート 「 ℃-uteコンサート」 昼
4月13日 幕張メッセ     「乃木坂46 全国握手会」
4月20日 パシフィコ横浜  「乃木坂46 個別握手会」、3、4部
5月5日  パシフィコ横浜  「乃木坂46 個別握手会」、2、3、4部
5月10日 中野サンプラザ 「Berryz工房コンサート」、昼
6月6日  赤坂ACTシアター「16人のプリンシパル」
6月21日 パシフィコ横浜  「乃木坂46 個別握手会」、3部

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