2005年5月3日 大阪・弁天町 ORC200 アトリウム広場
昨年、Webサイトにて紹介した「ヴォーカルクイーンストリートライブ」の舞台、「ORC200」で、ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日に、「第9回ヴォーカルクイーンコンテスト」が行われましたので、取材に行ってきました。
今年で9回目になる「ヴォーカルクイーンコンテスト」は、第1回目のグランプリ(ティーンズ部門)を獲得した大塚愛(当時14歳)が、今やトップアーチストの地位を確立するに至り、音楽業界から、最も注目を浴びるコンテストの1つになっています。
今回は、12名の歌姫候補たちが出場、フルコーラスでの歌唱審査の後、コンテスト出身者によるゲストコーナー、SweetSのスペシャルライブ、審査発表という形でプログラムが進行しました。
それでは、出場した12名を写真入りで紹介しましょう。
No.1 豊田祥子(16)
「一番星」(オリジナル曲)
★特別賞
「Syo-Ko」という名前でイベントでも活動中。大阪らしい、熱いトークで場を盛り上げてくれました。
No.2 河野真実(15)
「コエヲキカセテ」
感情移入が難しい曲を彼女らしい解釈で歌いあげましたが、入賞には届きませんでした。今後は、自分で作詞などをして、オリジナル曲作りにもチャレンジしてほしいところです。
No.3 泉彩世子(16)
「くちばしにチェリー」
★特別賞
岡山からはるばる来場。ちょっと緊張気味でしたが、笑顔はとてもキュートでした。モー娘。ラッキー7オーディションで二次審査に進出した実績も持っています。
No.4 山中志真(17)
「There You'll Be」
力強い中音が魅力。歌うときの表情にもうちょっと余裕ができれば完璧です。
No.5 木田麻悠子(19)
「Tears Rain」
★店舗会賞
セクシー系。歌にパンチがあり、バンドのボーカルが似合いそうな雰囲気です。
No.7 乾志帆(15)
「雪の華」
★特別賞
歌が好きなことが表情から伝わってきました。将来大化けしそうで、育て甲斐のある存在です。
No.8 中島早紀(19)
「Don’t go please」(オリジナル曲)
ステージの使い方を良く知っています。彼女も積極的にライブ出演しているとのことで、いろいろなオリジナル曲を聴かせてほしいところです。
No.9 谷口晴菜(18)
「Boyfriend -PartII-」
この曲はかなり歌い込んでいる様子です。「ストリートライブ」の常連らしく、堂々としたステージで場を圧倒しました。
No.10 赤井仁美(14)
「涙星」(オリジナル曲)
★★★グランプリ
以前はダンスレッスンも受けていたそうですが、今の目標はズバリ「シンガー・ソングライター」とのこと。今回歌ったオリジナル曲は、年相応の思いを綴った詞に、コシの強いメロディがついた佳曲でした。
No.11 田中里奈(19)
「コエヲキカセテ」
★★準グランプリ
歌の安定度は出場者中ナンバーワン。オリジナル曲のストックさえあれば、ライブハウスでも十分にソロでやっていけるでしょう。
No.12 増田有華(13)
「ハナミズキ」
U-15雑誌のグラビアに登場しそうな、美少女系のルックスにハスキーボイスという取り合わせがインパクトに残りました。いろいろな場所でお目にかかれそうです。
冒頭でもお伝えしましたように、ORC200では、毎月最終金曜日に、敷地内でストリートライブを開催しており、歴代の「ヴォーカルクイーンコンテスト」出場者も多数出演しています。
今回の出場者の中から、1人でも多くストリートライブに出演し、場数を踏んでさらに上のステップを目指すことを願います。(撮影・取材 KEN)