ネット上で大人気の「清純いもうと倶楽部」をご存じでしょうか。
「清純いもうと倶楽部」は15歳以下限定の女の子たちが登場している高画質フォト&ムービーのギャラリーサイトで、100名以上の女の子たちが制服、ブルマ、スクール水着、レオタード、コスプレなどで登場している会員制(有料)サイトなのです。
スクランブルエッグのサイトを見てから入会される方が結構いらっしゃったり、サイトで表紙をつとめてくれたアイドルが出演するようになってきて、「ちょっと気になる」サイトから「すごく気になる」サイトになってきました。
すごく気になってきた矢先に、そのサイトが主催する撮影会の取材のお誘いを事務所さんのほうから受けたので、行ってきました。これがすごい熱気! 会員限定とはいえ、小中学生がスクール水着で撮影会をしている様子にカルチャーショックを受けました。
「見てはいけないものを見てしまった」と思われるかもしれませんが(笑)、現場では女性を含むスタッフもたくさんいますし、女の子たちが楽しくできるようにスタッフだけでなく、撮影会に参加される方々も協力しているので、現場の雰囲気は明るく楽しいものでした。
コンテンツが満載
サイトに入会してなくてもサンプルページがたくさんありますので、おおよその内容はおわかりかと思いますが、とにかくコンテンツが満載で、更新分を全部見きれるのだろうかというような勢いで更新されています。
「週刊いもうと倶楽部」のコーナーでは1人の女の子につき120枚超の写真(1枚につき1600ピクセル×1200ピクセル)と、3話~5話のムービー、「スクール水着オーディション」では5人以上の女の子が水着とスクール水着を着ている写真やムービーが楽しめるといった内容。
ほかにも期間限定コーナー、スペシャルコーナーなど、かなり多くのコンテンツが用意されています。
子どものグラビアが好きな大人は必ずいて、そのニーズをうまくつかまえ、成功した例だと思いますが、初めてサンプルを見られた方はそこになんらかの怪しいものを感じることもあるでしょうから、このサイトが現在の形になるまでの歴史を制作局局長の内田さんにうかがいました。
最初は水着すらなかった
「2003年の春にこじんまりとしたサイトでスタートして、高校生までのサイトだったんですけれど、モーニング娘。などを見ても年齢が下がってきているので『これからは小中学生のグラビアをやるべきなんじゃないか』と思ったのがきっかけです」
「最初は会員制ではなくてペイパービュー(=pay per view. コンテンツごとに支払う形)だったんです。中学生が中心でそのときには水着もなくて私服2パターンでスチールとイメージ動画だけで。夏になって『水着もおもしろいよね』という話になって水着も始めて会員型とペイパービュー型を並行したんですが、会員型のほうが人気があったので、ペイパービュー型をやめて今の会員制になったのが2003年の秋ごろです」
「清純いもうと倶楽部」に出演している小中学生はすべてプロダクションに所属しているので、単なる素人が出ているのとはちょっと違うのです。そこがサイトとして安心できるひとつのポイントではないかと感じました。
芸能サイトには前身となる紙媒体やプロダクションがあったりするのですが、このサイトはまったくのゼロから始めたそうで、キャスティングの面やサイトのデザイン面ではいろいろ苦労したとか。
アイドルたちの登竜門
現在の形になったサイトのコンセプトについてうかがいました。
「僕らの考え方なんですけど、『アイドルたちの登竜門』と考えてるんです。つい昨日まではプロダクションさんにも入っていない、ごくふつうの学校生活を送っていた、芸能界にちょっと憧れている女の子たち――彼女たちがいきなりテレビには出られませんから、そこの橋渡しといいますか、ファーストステップとしてグラビアのお仕事の勉強をしてもらいながら、でも一気に有名になりすぎるのも恐いから、まず会員制サイトという限られた人のなかで活動をして、自分に向いているか向いていないかをチェックしてもらって、人気が出てくれば次のステップに進めるわけですから、その手助けができればな、というのがコンセプトです」
お金を払って見てもらう会員の方に対しては何を提供していていると考えればいいでしょうか。
「アイドルを応援する人にはいろんな方がいらっしゃると思うんですけど、テレビに出たのを見て応援したい方もいるでしょうが、僕らが提供したいのは、誰よりも先に、売れるかどうかわからない頃から応援したいというやさしい気持ちを持った方々に提供したいと考えています。そんなに多くの子が有名になれるわけではないですが、10代の限られた期間の輝きってあるじゃないですか。そこをわかってくれる人々に提供したいと考えています」
どうでしょう、次回はさらに「清純いもうと倶楽部」に密着していきます。