松村清秀第1回監督作品『一生の？お願い』にヒロイン役で出演している石井めぐるちゃんが主要キャストとともに映画上映とともに舞台挨拶＆トークショーに登場しました。（2005年10月16日 ラフォーレミュージアム原宿）
主演の松田悟志さんと
向かって左がサントラ版、右がメイキングDVD
松田悟志さん目当て？の女性客で熱気ムンムン
この映画は“ドタバタノンストップホラーコメディー”作品として、松田悟志、石井めぐるをメインキャストとして、バナナマン、中村方隆、福士誠二、荻野崇、宮下ともみ、あじゃ、立花彩野ほか多数キャストを揃えた作品で、この日舞台に登場したのは松田悟志、石井めぐる、萩野崇、宮下ともみ、あじゃ、浮田久重、牧野由依、パッション屋良（以上敬称略）と松村監督。
それぞれの役回り、見どころ、エピソードを上映前にトークショー形式で30分近くにわたって語っていました。
スクランブルエッグ編集部では舞台挨拶のあとにお時間をいただいて、めぐるちゃんにこの映画についてインタビューしてきました。
最後は考えさせられます
――めぐるちゃん演じる佐藤奈々子の役柄を教えてください。
「田舎から上京してきた20歳の女の子でみんなの前では強がりなんですけど、もろい部分というか淋しがりやの女の子です」
――それでどんな展開が待ち受けているんですか？
「結構、いちばん重要というか、なんて言ったらいいんだろう。ばらしたらいけないし。ホラーコメディーなので死体が増えていくんですよ。それで死体が動いたり、笑いがあったり、最後は考えさせられる部分があると思います」
――見どころといえばどんなところになりますか？
「『ここが見どころ！』っていうよりは、全体的に最初っから楽しくて目が離せないというか、最後はじっくり考えさせられる面がありますね」
――苦労した点は？
「初日のロケが松田さんと朝の5時から次の日の夕方の5時までぶっ通しで寒かったりとか眠れなかったりとか大変だったんですけど、和気あいあいと楽しくできたので、つらいというより楽しかったという面が多いです」
――舞台挨拶のときに言ってましたけど、本編とは別にそれぞれのメイキングDVDがあって面白いって言ってましたよね。
「一人のアザー(other)ストーリーで、一人で旅に出たり、あとNG集やメイキングが入ってます。そのメイキングを昨日見たんですけど、普通のメイキングよりもなんかすごい面白い作りになっていて、どちらでも楽しめます」
――芸人さんがいっぱい出てるみたいですけど、現場でも一緒になりました？
「日村さん（バナナマン）は一緒でしたね。すごい忙しいはずなのに、現場に寝ないで来たり、でも撮影が始まるとすっごい面白かったですね。やさしい方でした」
松田さんには助けてもらいました
宮下ともみ、あじゃ、浮田久重
――松田悟志さんはどんな印象でしたか？
「みんな本当にいい方で、最後に泣くシーンがあって、そういうシーンを初めてやったので、結構プレッシャーがあってできるかわかんなかったんですけど、松田さんの演技に吸い込まれて、（私の）演技というよりも、松田さんの演技で、また一視聴者として、泣けたというか……。ホント、松田さんには助けてもらいました」
――これから大阪・横浜・広島・仙台・札幌・福岡・名古屋と上映があり舞台挨拶もあるそうですが。
「大阪は行きます。あとはスケジュールで行けるかわからないですけど、なるべく行きたいです」
――見てない方に映画のPRをお願いします。
「今までにない映画になっていて、笑いあり、ちょっとホラーあり、最後は感動で、本当に楽しく見れるし、でも最後は考えさせられちゃう部分もあって、すごい新鮮な映画になっていると思います」
ちょっと風邪気味で鼻声なめぐるちゃんでしたが、気持ちよくお話していただきました。次は大阪ビジネスパーク円形ホールで2005年12月17日・18日に公開され、めぐるちゃんも参加する予定です。メイキングDVD情報も含め詳しくは映画のオフィシャルサイトでチェックしてください。（撮影・取材 岡田）