「U.M.U AWARD 2010」の2日目は、全国から選抜された地方アイドル9組に、前日の予選会で勝ち抜いた8人組アイドルユニット「Jewel kiss」(北海道)を加えた10組を交えての決勝戦が繰り広げられました。(2010年12月27日 天王洲アイル・銀河劇場)
【出場者(ユニット)リスト】
まずは、決勝大会に出場した10組と演目(パフォーマンス)を出場順に紹介いたします(カッコ内は活動拠点)。
1. りんご娘(青森)「U.M.Uスペシャルメドレー トレイン+だぴょん」
2.名古屋名物!愛情委員会(愛知)「恋のはじまり~オーロラマジック~」
3. 乙女の純情(福岡)「Bland New Me」
4.Pixy Chicks(奈良)「新しい夢」
5.Only one sister(広島)「ママは神様?」
6.Pieace(埼玉)「夢の花」
7.ミラマリア(東京)「新しい道」
8.Jewel Kiss(北海道)「恋するスナイパー」
9.もっキラーズ☆(大阪)「EGOIST」
10.Negicco(新潟)「ねぎねぎRock~プラスちっく☆スター~」
【ステージの模様】
10組の中から、4組をセレクトしてお送りいたしましょう。
1.りんご娘
3. 乙女の純情
8.Jewel Kiss
10.Negicco
【優勝は…】
10組の出場者によるパフォーマンスが終了、審査に入り、今回「お取り寄せ大使」を務めた「Girl(s)ACTRY」がゲストとして2曲を披露後、優勝ユニットの発表となりました。
発表は、準優勝などの付随する賞の発表は一切なく「Negicco」の名前がストレートに読み上げられました。
イベント終了後には、メディアによる囲み写真撮影とインタビュー、3人は、受賞の瞬間こそ涙を流していましたが、インタビューのときには、プロのアイドルとしてはっきり、今後の活動方針や、今のアイドルについて答えていたのが印象的でした。やはり、活動歴7年余りのなせる業かもしれません。
【急激に注目を浴びる地方アイドル】
今年(2011年)に入ってから、全国紙やバラエティー番組で「地方アイドル」の特集が組まれることが急速に増えてきました。
Negiccoがデビューした2003年頃は、モーニング娘。、松浦亜弥などの「ハロプロ」全盛時代で、地方アイドルもハロプロをお手本にしたユニットが多いように見受けられましたが、現在はもちろん、AKB48の全盛時代。地方アイドルも、AKB48のように、より多人数化が進み、ダンス・振り付けなどのパフォーマンスも更に進化しているようです。
そして、何よりも、地方でイベントに携わっている人、歌・ダンスが好きな人の「アイドル」に対する抵抗感もなくなっており、Necicco、りんご娘などのキャリアを持ったユニットは、自治体か開催するイベントにもメインとして参加しているのが現状です。
「U.M.U AWARD」が起爆剤となって、各地で「地方アイドル」の大きな波が起こることを願いたいですね。(撮影・取材 KENJEY)