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2006夏のビッグオーディション考察

written by 岡田隆志

  Last Updated: 2006/05/24
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2006年の夏は例年よりも多めにオーディションがあるようなので、大きなオーディションを紹介するとともに、本サイトでもオーディションを行いますので、応募者の方々に少しでも参考にしていただこうと思い、簡単にまとめることにしました。

■ページ下部の各項目へのリンクです。
第11回全日本国民的美少女コンテスト
第31回ホリプロタレントスカウトキャラバン
レプロガールズオーディション2006
スターダスト★オーディション2006
音楽系オーディション(avex audition 2006、TEENS' MUSIC FESTIVAL 2006、Loop the Audition 新人発掘オーディション’06、中崎英也新人アーティストSELECTION 2006)
第2回Recommended Eggs発掘グラビアオーディション

オーディションの特徴、性格だけではなく、過去の実績や取材側から見た傾向などもあわせて記していきます。

第11回全日本国民的美少女コンテスト

アジアでいちばん大きいモデルプロダクションである、オスカープロモーション主催の美少女コンテスト。グランプリは賞金200万円、映画出演、テレビドラマ出演、歌手デビュー、オスカープロモーションに所属と特典が満載です(2006年5月31日消印有効)http://www.oscarpro.co.jp/contest2006/

このオーディションは11回という回数もありますが、そのときに活躍しているあこがれのタレント・女優・モデルが所属している事務所が主催するとあって、応募総数も毎回かなり多いです。

最近ではこのコンテスト出身の米倉涼子、上戸彩がオスカーに所属して後に大活躍しています。規模が大きいだけに最終審査まで残れば事務所に所属して芸能活動が始められます。

このコンテストの最終審査に残れるぐらいの容姿、知性、将来性があるようでしたら結局、どのコンテストでも最終審査に残れる可能性が高いでしょう。ですので、自信のある方、自分の力を試したい人、所属タレントにあこがれて芸能活動をしたい人、周囲の人など、応募総数はふくれあがる傾向にあります。

問題は最終審査に残れないようなときにどうするかを考えなければいけないでしょう。将来の可能性が認められたら“事務所(オスカー)に所属してみますか?”と声をかけられることがあると思います。

そのときに相談されてアドバイスをするのは大変難しいのです。周囲の人に聞いたってわからないでしょう。

大きな事務所はモデル・タレントを大変多く抱えているため、育てることにおいては全く心配ないのですが、仕事のチャンスをつかむためには事務所内ですでに生存競争が始まります。やめさせられることはありませんが、仕事がないまま時間ばかりが過ぎていくことも実はよくあります。その点をよく考えて自分自身に“賭け”をしてください。選択肢はあなたが思っている以上に実はたくさんあるのです。

第31回ホリプロタレントスカウトキャラバン

深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみなど、多くのスターを輩出してきた「ホリプロタレントスカウトキャラバン」も個性のあるタレントを発掘するオーディションとして毎年開催されています(2006年7月の地区予選に参加)。http://www.horipro.co.jp/tsc31/

このオーディションは毎回、発掘テーマが決められていて、今回のテーマは「女優」です。

オーディションに合格すると、賞金100万円がもらえ、ホリプロに所属し連続ドラマでデビューという特典があります。グランプリになれば、事務所一丸となってバックアップしてもらえるので、デビュー作はかなり派手な形でプロモーションをしてもらえます。

取材側から見ると最終審査に残る子もグランプリに残る子も異色な子が残ることが多いように見受けられますが、今までにいないタイプの“個性”を発掘するという意味で今、流行りのタイプの子を選んでいるようではなさそうです。

三割打者よりホームランタイプが好きなのか、すごく売れる子と、そうでない子に分かれてしまう傾向にあるような気がします。応募するあなたがどちらの側になれるのかというのは正直わかりません。そういう意味では誰にでもチャンスはあるオーディションと言えるでしょう。

レプロガールズオーディション2006

吉川ひなの、長谷川京子らが所属している事務所、レプロエンタテインメント(旧社名:レヴィプロダクションズ)が社名変更を期にモデル系スターを発掘するオーディションを開催することになりました。(2006年6月30日締め切り)http://www.lespros.co.jp/

最終審査には吉川ひなの、長谷川京子ら、女性審査員が選び、合格者は賞金100万円+世界1周エアチケット、レプロエンタテインメントに所属し全社あげてプロモーション展開をしていくという特典があります。

このオーディションの特徴は、“女性に受ける”子を発掘するという点でしょう。男性の視点と女性の視点はだいぶ違いますし、プロモーションしていく方法も訴えかけていくターゲット層も違いますから、選ばれた子に合わせた展開をしていくでしょうか、同性受けすることや、モデル的なセンスのある子が最後には残っていくこととなりそうです。

ですから応募する人は男性よりも女性受けする人のほうがチャンスは多いですし、容姿も男性よりは女性受けする人のほうがいいような気がします。だから“ぶりっ子”じゃなくて、女の子にモテる子のほうがいいでしょう。

スターダスト★オーディション2006

中谷美紀、常盤貴子、柴咲コウ、竹内結子、鈴木えみら多数の女優、タレント、ミュージシャンが所属するスターダストが毎年開催しているオーディション(2006年5月31日、6月30日、7月31日締め切り)。http://www.stardust.jp/

合格後はスターダストプロモーション所属となり、レッスン料金、宣材写真費など無料で育成、と上記オーディションと比べれば大々的な特典ではないですが、より現実的に仕事が受けられる可能性が高くなると考えればいいでしょう。

この事務所は全国のプロダクションや養成所と提携しているため、スター発掘システムとしてよくできているようですし、地方に住んでいながら地元の養成所でレッスンを受けられるということもメリットのひとつかもしれません(レッスン料についてはオーディションの結果次第)

かなり多くのタレントがいて、たくさんの仕事があるので、チャンスはたくさんありますが、そう簡単には特別扱いされることはないと予想されるので、多少の辛抱強さは必要になるのではないかと思います。

オスカープロモーション同様、長い間所属していると独特のオーラが出てくる魅力的なタレントさんがたくさんいます。

音楽系オーディション

avex audition 2006

dream、倖田來未らもこのオーディション出身という、avex audition。2006年も行われ、7月から1次予選が始まるようです。詳しい要項がまだ発表されていませんので詳しいことはhttp://www.avexnet.or.jp/audition/ にてご確認を。

TEENS' MUSIC FESTIVAL 2006

aikoらがグランプリになったヤマハ音楽振興会が主催する10代限定の音楽のコンテスト。予選大会では全国各地区で行われます。http://tmf.ne.jp/

Loop the Audition 新人発掘オーディション’06

倉木麻衣、上原あずみ、川原真琴、麻亜里らが所属。アーティスト志望者はGIZAよりデビュー。タレント、モデル部門の募集もあります。プロモーションが上手な事務所です。

その他音楽系オーディションはメーカー主催、事務所主催、ライブハウス主催など、いろいろな形態があります。音楽系はグラビアやモデルなどと違い、デビューまでの育成にどうしても時間がかかりますので、合格してもすぐにデビューということは基本的にはありません。歌手になりたいと思っている人はそのところを勘違いなされないようにしてください。

プロデューサーが新人を発掘したいというオーディションもあります。本誌12号で紹介した中崎英也さん(小柳ゆき、清貴を発掘し、数多くの有名アーティストのプロデュース、楽曲提供をしている)がデビューまで徹底的に育ててプロデュースするオーディション「中崎英也新人アーティストSELECTION 2006」をしています(2006年5月31日消印有効)。心の底から音楽が好きで、人の話もちゃんと聞けて自分の音楽を人に聴いてもらいたいという強い意欲がある方にはおすすめします。http://www.mermaid-co.jp

第2回Recommended Eggs発掘グラビアオーディション

本サイトが主催する新人発掘オーディション。2006年5月31日消印有効。応募要項を別窓で開きます。 結果発表

スクランブルエッグ編集部は芸能事務所ではありませんので、新人のプロモーションに意欲的で、編集部とタッグを組んでプロモーションしていってくださる芸能プロダクションやDVDメーカーに審査協力していただいて、即グラビアデビューしていただくチャンスが高いオーディションを開催することにしました。

おかげさまで月刊オーディションには「タレント系オーディション」の1ページ目に、月刊デビューには「中森アイドル学院」のコーナーに全面的に掲載していただくことができました。CSエンタ371『アイドル“独断と偏見”情報局』にもチラッと出ています。

今回グラビアにこだわったのは、若いうちにきれいなグラビアをやったほうがいいこと、新人はグラビアをいずれやるのだから、それなら新人発掘サイトとして定評のある本サイトからあなたをプロモーションさせてほしいと思ったからです。

2次審査(資料作成と簡単な面接)のときには本サイトのイベントレポートや本サイトの表紙撮影をするときと同条件、いや、もっといいコンディションであなたのプロモーション用資料を作るので、たくさんのご応募をお待ちしています。

大きなオーディションの2次審査、最終審査が控えている場合には2次審査のときに多少相談に乗れると思います。目的はあなたの夢をかなえることですから、あなたが大きなオーディションのほうをどうしても優先したいのなら尊重します。そういうあなたの事情を理解・協力してくれる事務所もあります。

応募に迷っているのでしたら、応募したほうがいいに決まっています。次にいつチャンスが来るかはわかりませんよ! 悔いのないやり方で、いろんなオーディションにチャレンジしてください。前回2次審査まで残った子たちはみんな自分なりに活躍してくれています。またそういう人たちと出会いたいと心から願っています。

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