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飛鳥凛・松山愛里・あいか・小野恵令奈「ひぐらしのなく頃に」インタビュー


  Last Updated: 2008/05/07
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販売枚数50枚から始まったゲームソフト「ひぐらしのなく頃に」。発売直後から口コミで大ブレイクし累計50万本、コミックス累計500万部突破、アニメ化、小説化され、ついに実写映画化され、2008年5月10日よりロードショーの運びとなりました。

スクランブルエッグ編集部では本作品に出演している飛鳥凛さん、松山愛里さん、あいかさん、小野恵令奈さん(AKB48)に作品の見どころなどをお話ししていただきました。(2008年3月)

Photo
左より松山愛里、あいか、小野恵令奈、飛鳥凛

――では簡単な自己紹介と役柄の紹介をお願いします。
飛鳥凛「園崎魅音(みおん)役の飛鳥凛です。魅音という女の子は明るくで前向きでリーダーシップを取って男勝りでみんなを引っ張っていく強い女の子です」
――強い女の子を演じるうえで「こうしよう」って思ったことはありましたか?
飛鳥凛「私とは真逆な性格なので、どうしようか迷ったんですけども、いつも仲のいい友達といるような高いテンションでやっていこうと思いました」
――演じるにあたって難しかったところはどんなところでしたか?
飛鳥凛「難しかったところは、みんなで謎に陥ってしまう暗い部分が難しかったと思います。複雑なお話なので、頭の中で整理するのが大変でした」
――撮影した季節はいつですか?
飛鳥凛「真夏でした」

――では松山さん。
松山愛里「竜宮レナ役の松山愛里です。レナちゃんは、世話好きで、とにかくかわいらしい女の子なんですけど、中盤で豹変して怖い女の子になっていく、二重人格の女の子です」
――二重人格の女の子を演じるうえで難しいことはありましたか?
松山愛里「かわいらしい女の子の演技のほうがすごく悩んで……」
――ふだんはあんまりかわいらしくしてないんですか?(笑)
松山愛里「はい(笑)とか言って(笑)。普段、学校にはいないような感じのすっごいかわいらしい女の子なんですよ」
――男の子から見たら守ってあげたいような?
松山愛里「そうです。か弱いタイプで、どんな風にしていいのかわからなくて。豹変する部分のほうが私はやりやすくて、それがすごく気持ち良くて思いっきりやれました」
――夏のロケだそうですが、暑かったですか?
松山愛里「暑かったですね。クランクインしたときに前原圭一役の前田公輝くんと二人だったんですけど、外のロケで、レナの宝の山のシーンで高い崖に囲まれたところで光が反射して、日焼け止め塗っても日焼けするぐらい暑かったです」

飛鳥凛 松山愛里
飛鳥凛
1991年3月28日生まれ、大阪府出身
松山愛里
1990年7月15日生まれ、福岡県出身

――では、あいかさん。
あいか「古手梨花役のあいかです。梨花ちゃんはおしとやかで不思議ちゃんキャラな子なんですけど、何を考えてるかわからなかったりとか、ときどき見せる怖い表情だったりとか、鋭い目だったりとか、綿流しの儀式のときに舞を踊ったり“羽入”になったりとか、私が普段できないことをいろいろやりました」
――巫女さんをやったって(アイドルウォッチャーの)北川昌弘さんから聞いたけど。
あいか「巫女さんの役なんですけど、でも制服も着てます。踊るときは巫女さんです」
――“羽入”(はにゅう)って何?
あいか「角をつけて白いものを羽織って牙をつけたり、おでこにお面をつけたりしてるんですけど」
スタッフ「ストーリーの裏設定なので簡単に説明することは難しいかもしれません」

――では小野恵令奈(えれな)さん。
小野恵令奈「北条沙都子役の小野恵令奈です。沙都子は活発でいたずら好きなところもありまして、クラスでトラップを仕掛けたりして人のことをびっくりさせたりすることが大好きなんです。それで毎日みんなが困っていたりするんですが、そういう元気な姿の裏には複雑な環境で育てられているという事情もあるんです。お兄ちゃんがいなくなっちゃったりとか、お母さんとお父さんが亡くなっちゃったりとか。謎に関係するんじゃないかと言われている女の子の役です」
――小野さんが考える沙都子をどういう風に演じようとしたんですか?
小野恵令奈「元々ゲームやアニメの世界のことなので、独特なしゃべり方をしてるんですけど、それをそのまま言ってしまうと『ひぐらし』を知らない方が見たときに違和感があるかもしれないから、そこは自分なりの沙都子を演じるように努力しました。台本を読み込むことはもちろんですが、「ひぐらし」のマンガを読んで沙都子ちゃんはこういう子なんだろうなって考えてみたり、表情や体の動きも考えてなるべくみなさんの想像から遠くならないキャラクターになるように監督さんと相談させていただきました」

あいか 小野恵令奈
あいか
1991年10月1日生まれ、千葉県出身
小野恵令奈
1993年11月26日生まれ、東京都出身

――実際の小野さんの性格も活発でいたずら好きなんですか?(笑)
小野恵令奈「そんなことないですよ(笑)。AKBでは、私よりも年上の子が多いので私のことを見ると『やっぱり子どもだな』みたいな風に言われるんですけど、沙都子ちゃんぐらいまで子供だとは自分では思いたくないです」
――撮影とAKB48の活動とのバランスはうまくとれたんですか?
小野恵令奈「(AKB48が出演した)『伝染歌』という映画の(舞台挨拶で)ギネスに挑戦というキャンペーンがありまして、それとちょうど重なっていたので行ったり来たりだったんです。まわりの方々の助けもあったので、頑張れました」

――4人一緒のロケのときの思い出があったら教えてください。
小野恵令奈「ありすぎて(笑)」
あいか「待ち時間のときに女の子ばっかりで、気兼ねなしに同世代で趣味も似てて笑いが絶えなかったですね」
小野恵令奈「みんな笑いのツボが一緒なので、笑うときも一緒なんですよ」
あいか「本当にみんな笑い上戸で」

松山愛里飛鳥凛

――では最後に映画をより多くの人に見ていただくために、見どころをひとことずつお願いします。
飛鳥凛「最初の明るくてみんなが楽しんでる雛見沢(ひなみざわ)村が一転して、誰にとっても怖い雛見沢村に変わってしまう、その変わっていく様子とか、本当に不思議な魅力がたくさんある映画で、最初から最後まで目が離せないものになっていると思いますので、ぜひ劇場まで足を運んで観ていただけたらなと思います」
松山愛里「毎年一人が死んで一人が消えるという、とても不思議な事件が起きます。その事件が起きるまではみんなで和気あいあいと中学校生活を送ってたんですけど、その事件があってからみんなの圭一に対する態度も変わっていって、その変わっていく差をしっかり見ていただければと思います。また、ロケ場所が長野県で、とても美しい湖や自然がいっぱいありますので映像も楽しんでもらえたらなと思います」
あいか「みんなそれぞれ違った性格を持って演じているんですけど、みんなで一致団結して仲良く協力して作品が作れたと思うので、ぜひ、観てください」
小野恵令奈「実際撮影していたときには無かったCGや音楽が、映画の恐怖感をすごく高めているので、そういうところにも注目して楽しんでもらえたらと思います」

映画は2008年5月10日より池袋シネマサンシャイン、渋谷Q-AXシネマはじめ全国でロードショー公開されます。詳しくはオフィシャルサイト http://www.higurashi-movie.com/ でご確認ください。初日には舞台挨拶も予定されています。(取材 岡田)

小野恵令奈あいか

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