AKB48チームKの人気メンバーとして活躍中の小野恵令奈さんに最新DVDのこと、最近のお仕事のこと、AKB48に関することをうかがってきました。そのインタビューを2回に分けてお送りします。(2009年5月 太田プロダクション)
小野恵令奈プロフィール 1993年11月26日生まれ、東京都出身、154cm B78 W59 H84 血液型A型
ロックンロール巻がおいしかったです
――写真集はどこで撮ってきたんですか?
「グアムと東京です。いちばんはじめの制服は東京で撮ったもので、あとはグアムです」
――出来上がった写真集を見たときはどんな気持ちでした?
「ぶっちゃけ、めっちゃいいと思いました。撮影が楽しかったから、撮影してるときから絶対いい写真を撮ってもらってるだろうって思ってたんですよ。出来上がってきたものを見て、『思ったとおり!』って」
――グアムはいつごろ行ったんですか?
「2月です。東京は冬で、グアムで先に夏を満喫した感じで、本当に楽しかったんですよ。海外が好きなので」
――海外は何回ぐらい行ってるの?
「それが、まだ、生まれたてから数えて3回ぐらいしか行ってないんですよ」
――生まれたてから、ね(笑)。
「だからもっと行きたいんですよ。私、外国人になるのが夢で」
――どういう夢?(笑)
「私、将来、海外に住むって決めてるんですよ」
――どこに住むのがいいんですか?
「ホラー映画を見ると、悲劇が起きる前の楽しい雰囲気の住宅街ってあるじゃないですか。ああいうところに住みたいんですよ」
――グアムでのいちばんの思い出はどんなところですか?
「ロックンロール巻がおいしかったです。グアムに『横綱』っていう有名なお店があって、そこのロックンロール巻がめっちゃおいしかったんですよ」
――何が入ってるの?
「アボカドが入ってるんですよ。その上にうなぎが乗ってて、本当においしかったです」
――撮影の思い出というと?
「海がめっちゃきれいでした」
人間だもの...
――じゃあお気に入りの写真を教えてください。
「結構ありますよ。まず、この寝転んでるシーン(下写真参照)がひとつと、あとは野球場の前で撮ったのとか、あと岩場で結構頑張って寝転んで撮ったのとか」
――水着も結構たくさん着てますね。1st写真集のときと比べて変わったと感じるところはどこですか?
「大人っぽくなったなっていうのはあるんですけど、前回の写真集は『ひとりのふつうの女の子』という感じでしたので」
――今回は『アイドルの王道』?
「そうですね、ジャンプとかしてるし、恵令奈的にすごく楽しかったです」
――『週刊プレイボーイ』にこの写真集の別カットが載ったのを見て、『えれぴょん胸大きくなったなぁ』って思ったんだよね。男性はそういうの気になるんだよね。
「あー、そうですね。ファンの人にもたくさん言われました。まあ、人間だもの...」
まいまいがメチャ推し
――今回の写真集についてファンの方はどんな風に言ってくれてます?
「やっぱり『大人になったね』とは言われるんですけど、『前回よりもこっちのが好きかも』と言ってくれる方もいらっしゃいますし、『もっとえれぴょんのことを知ることができた気がする』って言われました」
――スタッフやメンバー、秋元康さんは何か言ってくれた?
「今回も秋元さんに(帯の)言葉を書いていただいたんですけど、メンバーとかも見て、めっちゃまいまい(大島麻衣さん)が推してくれました」
――まいまいが?
「ちょうど私の手元に写真集が届いたときにまいまいと一緒に座ってたんですよ。そしたらまいまいが見て『めっちゃいいよね、これ』って言ってくれて、そのあとメンバーと見てたんですけど、『えれぴょんのね、これがいいよ。麻衣好き』って」
――推してくれたんだ(笑)。
「はい。その日AKBの全体レッスンだったんですよ。だったのでAのゾーン、Kのゾーン、Bのゾーンと写真集が渡っちゃって。『はい、次Bだから』ってシンディ(浦野一美さん)が言ったり。最後はごはんの棚のところに置いてありました」
――(笑)。みんな見てくれたんだね。
「みたいです。めーたん(大堀恵さん)がすごかったです。『あら、小野ちゃんやばいわねぇ~』って。すっごいいろんなことを言われました。やっぱめーたんは水着のほうが好きみたいです」
★小野恵令奈写真集 『キラ☆キラ』(Amazon.co.jp)
――水着で撮影するのはだいぶ恥ずかしくなくなってきたの?
「そうですね。慣れました。でも見られるのは恥ずかしいです。あんまり自分の体が好きではないので」
――理想のプロポーションは?
「脚がめっちゃ細くなりたいです。モデルさんみたいになりたいです。身長はこのぐらいでいいけど鈴木えみさんみたいに脚が細くなりたいです」
――また次の写真集撮ることになって、ひとつだけ好きなことやっていいよ、って言われたら、何をしますか?
「だったらすごくやりたいことはあるんですけど、事務所がOK出してくれるかどうか(笑)」
――言ってみたら?(笑)
「まず、本みたいなサイズにしたいんですよ。蜷川実花さんがすっごい好きで、『Zipper』という雑誌の連載があるんですけど、ああいうイメージでポップな感じもあれば、めっちゃメイクをしてセクシーな私もいれば、(メイクは)ナチュラルなんだけど格好が個性的というか、そういうのを集めた写真集をひとつ作っておくと、いいのではないかなと(笑)」
――ほほう。それで?
「それを作っておくとですね、どこかに行ったときにその写真集を見せれば一気に私がわかるじゃないですか。一冊の中ですっぴんぽい私もいれば、めっちゃ濃いメイクをしている私もいて、不思議な感じの私もいて、『これを見ていただければ小野はこういう感じです』って」
――プロフィール代わりになるような写真集がいいの?
「そうです」
DVD『キラ☆キラ ONO ERENA TV』はシュールです
――では次、DVD『キラ☆キラ』の話を聞きます。今回って初DVDなの?
「はい。前回はメイキングDVDが写真集に付いていたんですけど」
――DVDはご覧になりましたか?
「はい」
――どんなのが入ってるんですか?
「もうね、推しますよ、私。まじ面白いです。パッケージはアイドルって感じなんですけど、見たら『こういう感じなんだ』って思うはずなんですよ」
――どんな映像が入っているの?
「写真集のメイキングもはさんでいるんですけど、シュールです。ストーリー性があって、番組が始まるんですよ。私が出てきて『それではどうぞ』って言っていろいろチャンネルが変わるんです。メイキングのシーンがあったりして、またチャンネルを変えると私が殺し屋になってるんです」
――殺し屋になってるの?
「で、またチャンネルを変えると、私が加トちゃんになってるんです。また変えると戦隊もののヒーローになったり、最後は……なんか全部話しちゃいそうですけど(笑)、あんまりしゃべるとネタばれになってしまうので、みなさんあとはお楽しみに!」
――いちばんの見どころは何をやってるところ?
「加トちゃん」
――ヒゲつけてるの?
「はい。最初嫌だったんですけど、何回も何回もやってるうちに楽しくなって。ホント、シュールですよ。想像つかないです。私、夜中見て笑っちゃいました」
――で、このDVDのイベントがあるんだよね。6月20日で秋葉原ですけど、ソロのイベントって秋葉原でやってないですよね。
「やってないですね。人生初です」
――緊張すると思う?
「写真集のときも緊張したので、どうなるのかなぁって」
――一人でみんなの前でしゃべるのってあんまり得意じゃないの?
「はい。意味わかんないこと言っちゃうんですよ」
――記者会見で、えれぴょんが答えに困っているのをときどき見かけるんですけど、あれは本当にどう言っていいかわからなくて困ってるんですか?
「はいっ!」
――そうなんだ。最初の「ひぐらし」の舞台挨拶のとき、キョドりながらもすごくツボをついたことをしゃべってたので、あれは計算なのかなぁ、ってほかの記者の人たちと言ってたんだよね。
「そんなわけないじゃないですか! 計算でできるような余裕があったらもっとうまいこと言いますよ(笑)」
――そうなんだ(笑)。失礼しました。えれぴょんの謎がひとつ解けました。
「私の中には“計算”という言葉はないです」
――じゃあDVDを買おうと思っている方にアピールメッセージをお願いします。
「見て損はないです!」
えれぴょん人生初のソロDVD発売記念イベントは6月20日(土)にあります。14:00~ソフマップ アミューズメント館、18:00~石丸ソフト本店(旧名:石丸電気SOFT2)です。石丸ソフト本店のほうは整理券配布が終了しています。遠方で行かれない方は本インタビューを参考にご購入の検討をお願いします。次回は女優として、AKB48のメンバーとしての小野恵令奈さんに迫ります。お楽しみに。(撮影・取材 岡田)
小野恵令奈スペシャルインタビュー[2] AKB48の小野恵令奈へ続きます。