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AKB48 はじめての劇場観戦への道・チケット購入編

written by KEN

  Last Updated: 2008/02/27
Released: 2007/12/25
本記事を無断で複製・転載することを禁じます。
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■2008年2月25日追記

このコラムは、2007年12月時点でのチケット購入方法、筆者が実際に並んだ経験をもとに、チケット購入時の諸注意や混雑が予測される公演についてコメントしたものです。

2008年3月1日のチームB 3rdステージ初日公演より、すべての公演に関して、メールで観覧希望を受け付けて抽選を行う「完全抽選制」に移行、これまでの並びでのチケット購入枠(1公演あたり160人分)は廃止される予定です。

3月1日からのチケット購入方法につきましては、下記のサイトを参照ください。

■オフィシャルブログ「AKB48 TOKYO DOMEまでの軌跡」
http://ameblo.jp/akihabara48/

■劇場チケット購入方法変更のご案内
http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10075120519.html

■劇場チケット購入 応募方法
http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10075126991.html

2007年12月4日、第58回NHK紅白歌合戦の出場者が発表となり、AKB48がユニットとして初出場を決めました(歌う曲目は、メジャーデビュー曲「会いたかった」です)。

年明けからは、紅白で彼女らのパフォーマンスを観たのをキッカケに「秋葉原に行って、一度劇場に足を運んでみたい」と思う方も多数現れるかもしれません。

ご存知のように、劇場のチケットは、平日も含めて連日公演開始前には売り切れる状態ですが、毎日動いている交通機関(列車、飛行機、バス)に、混雑する時間帯、曜日、時期があるように、AKB48にもチケットが取りにくい日と比較的取りやすい日があるのは事実です。

そこで、今回のコラムは、初めて劇場観戦を決意された方々にとって、少しでもアドバイスになるような、チケット購入に関する注意点についてコメントしてみたいと思います。

常連の方々の中には「わかりきっていることを…」「余計なことを…」と感じる人もいるかもしれませんが、少しでもトラブルを避けたいという意味も込めて書きましたので、どうかご理解ください。

【基本的な事項はオフィシャルサイト、ブログで】

まずは、本題に入る前に、下記のオフィシャルサイト、オフィシャルブログには必ず先に目を通してください。

AKB48公式サイト
http://www.akb48.co.jp/
オフィシャルブログ「AKB48 TOKYO DOMEまでの軌跡」(通称「トガブロ」)
http://ameblo.jp/akihabara48

チケットの購入方法は、公式サイト上段の「劇場案内」を開いて「チケット購入方法」の項目をクリック、公演スケジュールは公式サイト下段の「スケジュール」をクリックすると詳細が掲載されています。また、当日のチケットの売れ行き、出演者変更、その他イベントの情報は、いち早くオフィシャルブログ「AKB48 TOKYO DOMEまでの軌跡」に掲載されますので、特に後者に関しては、更新情報がチェックできるよう、携帯、パソコンでブックマーク、アンテナを張っておくことをおすすめします。

AKB48のチケット発売の基本システムは、

  • 「チケット発売はメール予約、または並びでの当日売り」
  • 「前売りはなし」
  • 「購入できるのは1公演1人1枚」
  • 「割込防止券、チケット半券、リストバンドで三重に不正入場を防止」

であり、通常のコンサート、ライブとは大きな違いがあります。他のアーチスト、アイドルのライブに通い慣れている方も、その違いを頭に入れて臨む必要があるかと思います。

【メール、並びに関する諸注意】

基本的には、メールは1つの公演で1回のみ。複数のアカウント(パソコン、携帯のメルアド)を使って複数のメールを出すことはできません。また、すべてのメール枠について、購入時に免許書などで本人確認、住所確認(遠方枠)を行いますので、当選して、当日劇場に行かれる方は、必ず公的な証明書を持参してください。

メールには、すべての方が対象の「一般枠」、遠方在住の方対象の「遠方枠」、男女カップル、ファミリー対象の「カップル、ファミリー枠」があります。

このうち、遠方枠は、関東7都県以外に在住している人が対象で、平日を中心に、比較的当選する確率は高いようです。ただ、今の規則では千葉県南部、茨城県、栃木県、群馬県各北部といった都心(秋葉原)まで新幹線、特急を使っても1時間半以上かかる地域が一般抽選枠になっている一方で、山梨県東部のように首都圏の通勤圏となっている地域が「遠方枠」扱いとなっており、地域によっては不公平さを感じるとの声があるのも確かです。

カップル、ファミリー枠については、万一、相手が行けなくなった場合には、カップル、ファミリーごとキャンセルしなくてはなりません(代理不可)ので、この枠でメールを出される方は、相手が確実に行ける(行く意思がある)ことを確認してメールを出すようにしましょう。

さて、上記のメールがいずれも当たらなかった場合、当日現場(秋葉原ドン・キホーテ入口側歩道)に並んで順番を待つということになります(平日はおおむね11:00から、土休日は2公演ある日を含めておおむね10:00からチケット販売開始)。

当日並びの場合、多くのファンが行列を作る日を中心に、チケット販売時間前に「割込防止券」(割防)が配布されます。係員から「配ります」という指示が出たら(または、前列で、係員が配布している様子が見えたら)、「割込防止券」をもらうまでは、絶対にその場を離れないいように。1日2公演ある場合は、一般枠、女子・児童枠(1公演10名まで)ともに、ここで昼公演、夜公演のどちらを観戦するかを選択します。

なお、一般枠の割込防止券番号は、160番まではチケット購入が確定、161番~165番あたりまでは、チケット購入、キャンセル待ちのボーダーライン、それ以降はキャンセル待ちに突入するようです。

ちなみに、チケットの番号は240番前後まで用意されており、161番以降は、前記メール予約当選者に割り当てられています。当選者が都合で劇場観戦できなくなったとの連絡が入ったり、チケット購入期限(開演30分前)までにチケットが買えなかったりした場合「抽選対象内キャンセル」が発生することがあります。日によって多少の差はありますが、キャンセル待ち番号1ケタの数字の券をもらった人は、この「抽選対象内キャンセル」に該当する可能性が高くなりますので、開演30分前には8F劇場受付前に戻って待機していましょう。

また、これも日によってバラツキはありますが、キャンセル待ち番号30番台~40番台までなら、今度は抽選対象外(すべての抽選が終了後の入場)で劇場観戦ができる可能性も高くなります。該当する番号の券を持っていて「立ち席でもいい」という方は、同じく30分前に8Fに戻ったほうがいいと思います。

【混雑が予想される公演】

1つの公演が初日、千秋楽を迎える日は、以前からチケットの並びにおいて相当な混雑をきたし、前日からの徹夜で近隣の店舗に迷惑がかかるという問題も生じたため、現在では全席メールでの予約を行い、当選者が入場するシステムとなっています。

それ以外の日に関しては、平日、土休日かかわらず、並びでのチケット購入枠が確保されています。その中から、私が実際に現場に並んだ経験で、並びの混雑が予想される公演を紹介しておきましょう。

(1)ひまわり組公演で、大手芸能事務所に所属するメンバー、ユニットデビューを果たしたメンバーが多数出演する公演

ひまわり組の中で、現在、著名な芸能事務所に所属している主なメンバーは下記の10名です。
(ホリプロ)板野友美、大島麻衣、河西智美
(太田プロダクション)大島優子、小野恵令奈、前田敦子
(プロダクション尾木)小嶋陽菜、高橋みなみ、峯岸みなみ
(サムデイ)篠田麻里子

同じく、ユニットデビューを果たしたメンバーは下記の3名です。
(Chocolove from AKB48)秋元才加、中西里菜、宮澤佐江
(中西里菜ちゃんは現在長期休養中です)

彼女らは、シングル曲では常に選抜メンバーに抜擢されており、AKB48の「顔」として多くのドラマ、バラエティ番組に出演しています。彼女らが出演する公演は、出演者数に比例して混雑が激しくなる傾向が続いています。

(2)生誕祭(メンバーの誕生日を祝う)公演

生誕祭を迎えるメンバーのファンが一同に集結し、チケットは平日でも早い時間に売り切れます。

土休日など、1日2公演ある日は、生誕祭は夜に行われる場合が多いので、夜公演が圧倒的にチケットの売れ行きが早くなります。逆に、土休日にどうしても観たいと思えば、割込防止券配布時に生誕祭がない公演を選べば、チケットを購入できる可能性は高くなるようです。

(3)千秋楽まで1ヶ月を切った公演

ファンの1つの公演に対する思い入れは想像以上に強いものです。また、1ヶ月前からは次の公演のレッスンが本格的になり、公演の数自体も少なくなりますので、特に土休日は早朝でボーダーを迎えることも珍しくありません。

(4)AKB48全体、各チームにとっての「記念日」、あるいはアイドルとして「記念日」にふさわしいと考えられている日の公演

一例を挙げると
2月1日(インディーズデビュー日 2006年)
2月14日(バレンタインデー 通年)
4月1日(チームK初日 2006年)
4月8日(チームB初日 2007年)
7月1日(ひまわり組初日 2007年)
10月25日(メジャーデビュー日 2006年)
11月3日(日本青年館での初ホールコンサート 2006年)
12月8日(劇場オープン=チームA初日 2005年)
12月24日(クリスマスイブ 通年)
1年の最終公演、最初の公演
などが該当します。

こうした「記念日」は、公演後に何らかの発表がなされる(いわゆる「サプライズ」)ことが多く、それ目当てで来場するファンも多く見かけられます。

もちろん、項目(1)~(4)は重複することもあります。そうした場合は、重複項目が増えれば増えるほど、混雑が激しくなると考えていいでしょう。

【今後の予測】

従来は、上記に列挙したような公演日を避ければ、土休日ならチケット発売時間前に並ぶか、平日なら15:00頃までに劇場の受付に行けば、チケットを購入できる可能性が高かったのですが、正直なところ、今後はどんな展開になるかは予測がつきません。

それでも、固定ファンが必死で劇場公演を観戦し続ける限りは、混雑するパターンが変化するとは考えにくいですので、公演スケジュールと、自身のスケジュールとを照らし合わせて、確実に行けそうな日があれば、まず、メール、そして並びを「がんばってみる」しかないのかな、というのが現状のようです。

劇場観戦は、この後、入場順を決める抽選、劇場内での観戦位置、諸注意・禁止事項、2本の柱(笑)など、AKB48ならではの様々なハードルが待っています。この辺の話を始めると、今回以上に長くなりそうなので、次の機会にコメントするということでご了承ください。

【お知らせ】

手前味噌ですが、筆者が「KEN爺」名義で運営しているブログ「KEN爺の小言(KKGT)」でも、AKB48にまつわる出来事についてのコメントや、観戦に行った劇場公演のレポートなどを執筆しています。
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