制服スプラッタアクションムービー『制服サバイガール』が公開され、初日舞台挨拶が行われました。(2008年12月6日 キネカ大森)
登壇したのは飛鳥凛、仲村みう、有末麻祐子、紗綾、秦みずほ、小林万桜(以上敬称略)の6人と白石隼也さん(JUNONスーパーボーイコンテスト2007準グランプリ)、金子大志監督の男性陣2人。
本映画は「I」と「II」に分かれていて、閉鎖されたテーマパークで人間をゾンビ化させる植物が人間に寄生することで、互いに戦いあうリアル・サバイバルゲーム。舞台挨拶にもセーラー服で本サイトでもおなじみのアイドルたちが登場しました。
左より秦みずほ、有末麻祐子、飛鳥凛、仲村みう、紗綾、白石隼也、小林万桜、金子大志監督
――撮影を振り返ってひとことお願いします。
秦みずほ「見ていただいた方はわかると思うんですが、手裏剣(しゅりけん)を刺されてゾンビ化するので、生きていて今までもこれからも手裏剣をおでこに刺すことは二度とないと思うので貴重な体験をさせてもらったと思うのと、みんな仲が良くて休憩中にものまねをやったりとか、特に仲村みうちゃんがおもしろいものまねをやってくれて現場も楽しく撮影ができました」
――額に手裏剣が刺さったってどんなイメージですか?
秦みずほ「感動しました。すぐに写真とムービーを撮って家族に送りました」
有末麻祐子「本当にみんな仲が良くて『女子校ってこんな感じなのかな』と思いながら楽しくやっていたんですけど、夜になるとテンションが上がったりして、滑舌(かつぜつ)が回らなくなったりとかで、『サバイバルランド』というのが言えなくてみんなで言い合ってました。本当に楽しい思い出です」
飛鳥凛「同世代の女の子ばかりだったので楽しかったと思うのと、撮影したのが山というか、森だったんですね。進化した虫っていうか手のひらサイズのむちゃくちゃ大きいクモがいて、ちょうど撮影時にレフ板を当てていると虫がたくさん寄ってきて、おおきいカマキリがいて、つかまえてキャーキャー言ってたら万桜ちゃんが後ろからおどかしてカマキリが飛んだんですよ。女の子がみんなパニックになっちゃったりしました」
秦みずほ、有末麻祐子、飛鳥凛
仲村みう「自分はすごく人見知りなんですが、このメンバーはみなさんやさしく接してくれて、最初からキャラ崩壊で現場に入ったという、自分の中で伝説の作品です」
紗綾「初日からみんなイケイケな感じで楽しく現場をやっていたんですけど、特殊メイクが本当にリアルで、目が飛び出たりしてて、万桜ちゃんとかは首が切れてたんで、リアルすぎてちょっと怖かったです」
白石隼也「みんなすごく楽しそうにしてるじゃないですか。一人男でアウェイ状態で、全然中に入れてくれなくて(場内笑い)、横のほうでスタッフさんたちとお話ししてましたね。初日にはみんなでメアドを交換してるんですけど、もちろん僕は入れてもらえずに、すごく交換したかったんですけど(場内笑い)超シカトされました」
小林万桜「今、すごく汗びっしょりです。特殊メイクを今回初めてしたんですけど、ごはんをはさんで撮影があったので、首がぱっくり切れたメイクのままでごはんを食べてるから、前に座ってるマネージャーさんが『気持ち悪い』と言いながら食べてました」
仲村みう、紗綾、小林万桜
白石隼也
――監督、特徴的なシーンについてお聞かせいただけますか。
金子大志(ひろし)監督「アクションでハリウッドにはかなわないので、日本でできるもので、ということで制服というのを思いつきました」
――脚本もされていますが、脚本を作るにおいて考えたことはありますか。
金子監督「ゾンビ対女子高生というのはあるので、女子高生同士が仲間を裏切ったり助けたりという葛藤を描きたいと思いました」
――作品についての見どころを。
金子監督「見どころはなんといっても、今、旬な役者の方々がこれだけ一同に会したのが我ながらすごいと思っているので、それぞれが演じている姿を見ていただくのが見どころじゃないかと思います」
『制服サバイガール』は12月6日よりキネカ大森で2週間限定ロードショー中です。(撮影・取材 岡田)