2020年11月にお披露目された、広井王子総合演出「少女歌劇団ミモザーヌ」の2023年夏公演「〜魅惑のバラエティショウ〜Summer Collection 2023」が8月5日と6日に東京・草月ホールで、8月12日、13日に大阪・YES THEATERで行われます。
今回、1期生4人、3期生1人の5人に参加してもらい、夏公演の見どころや、それぞれのキャッチコピーをつけあい、楽しく話し合ってもらいました。(2023年6月23日 吉本興業東京本部)
◆少女歌劇団ミモザーヌ 夏公演情報
https://showjokagekidan.com/2023/06/post-79.html
インタビュー参加メンバー左からすずきゆい、たかやあんな、さかもとりるは、いまもりまなか、ちばひなの
いまもり まなか(1期生・団長)2003年7月1日生まれ、大学2回生、161.5cm
ちば ひなの(1期生)2006年8月21日生まれ、高校2年生、162cm
すずき ゆい(1期生)2004年4月20日生まれ、大学1回生、158cm
たかや あんな(1期生)2006年12月25日生まれ、高校2年生、150cm
さかもと りるは(3期生)2006年9月13日生まれ、高校2年生、155cm
――きくたまことさんから、いまもりさんが団長になって、ミモザーヌはどのように変化してきましたか?
いまもりまなか「最初、みんなとどう接したらいいかわからなかったです。みんなの協力もあって、最近ついてきてくれている感じがしてきて、チーム感が前より増したかなと思います」
さかもとりるは「まなかちゃんが、団長としてどうすればいいかわからないと言っていましたが、全然そんなことはなく、先頭に立っているまなかちゃんを見て『ああいう風になりたいな』と思っています。
うまくできないところは、一緒になって『ここはこうした方がいいんじゃない?』ってアドバイスしてくれるところに憧れます」
たかやあんな「まなかちゃんはずっとしっかりしているイメージです。いい感じにまとめてくれて、信頼しています」
すずきゆい「私は年齢が近いので、団長になっていろいろ考えているんだろうなと思いました。まなかちゃんのすごいところは、考えたことを、すぐに実行していく姿がかっこいいです」
ちばひなの「同じ目線で一緒に意見を出し合って、いざというときに一歩前に出てみんなをまとめてくれる存在です。私たちも思うことがあったら、まなかに伝えるようにしています」
20歳で卒団のルールがあるミモザーヌ
――いまもりさんは7月1日で20歳なので卒団しないといけないのですか?
いまもりまなか「そうなんです。今年の冬公演が最後になります」
――ミモザーヌに入って良かったことは
いまもりまなか「まずはメンバーに出会えたことと、広井さんに出会えたことです。広井さんと出会って物事の捉え方も変わりました。
たとえば、生きていれば苦手な人もいると思うんですけど、『あの子嫌いだからいいや』じゃなくて、自分にはない素敵なところを探すことで良く見えてきて、接しやすくなると教えてもらいました。
あとは、いろんなジャンルのレッスンをさせていただけるので、もしここに入っていなかったらフラメンコや華道、日本舞踊をやっていなかったと思います。本当にここに入れて良かったです」
――今日唯一の3期生のさかもとさんは先輩方を見てどう思いますか?
さかもとりるは「すばらしいです!」
1期生の4人「(笑い)」
さかもとりるは「舞台に出るときには『今、スイッチ入ったんだな』と、集中しているのがわかるんです。
ミモザーヌに入って良かった点は、広井さんはじめ、先生方がすごくフレンドリーなところと振り付けで悩んでいると、何も言っていないのにメンバーが気づいてくれて話しかけてくれるところがいいところだなと思います」
次の夏公演について
――夏公演ではどんなことにチャレンジする予定ですか?
ちばひなの「今年に入ってから自分の魅せ方を研究するようになって、それを生かして夏公演で新しい自分を見せられたらなと思っています。
5月のライブで初めて声出しが解禁になって、そのときに感じたことや、その経験を生かして夏公演でもさらにお客様と一緒に作り上げる舞台にしていきたいです」
――内容的には?
いまもりまなか「ある一人の少女が“良い子”として育ってきたんですけど、密かに悪い子になりたいという願望があって、そのときに黒天使と白天使が出てきます。
見どころとしては、その少女がどのように成長していくのか、黒天使のささやきに惑わされて不良少女になってしまうのか、はたまた白天使の良心を保って、いい子のまま成長していくのかを楽しんで見ていただきたいです」
――今回はレビューはありますでしょうか
たかやあんな「はい。1幕部がミュージカル調での物語、2幕部がレビューショウとなります。今回も、新しいことにチャレンジするメンバーがたくさんいるので、メンバー個々の成長をチェックして見ていただきたいです。今回もアクロバットやフラメンコをやるかもしれません」
あのメンバーがあんなことを!?
――では、言い足りなかったことを団長、お願いします
いまもりまなか「今回の夏公演は今までとはまた違った挑戦分野もあり、これまでお芝居はゆきねとみあいが主にやっていたんですけど、今回は別のメンバーもお芝居に挑戦したり、今まで参加しなかったあの子があのジャンルに挑戦参加したりして、個人個人の成長がすごく見られるショウになっていると思います。
2幕はライブ形式で行います。新曲はもちろん、カバー曲もたくさんあって、大人の方も一度は聞いたことのある楽曲を私たち10代が歌うというのも、いろんな面で楽しんでいただけるショウになると思っています。ぜひぜひたくさんの方にお越しいただきたいです。
ライブハウスで声出しライブしたときの一体感がすごかったので、夏公演でもそういうのを一緒に味わいたいです」
キャッチコピー、勝手に決めちゃいました
――ここからは、5人の個性や特長を生かしたキャッチコピーを勝手に決めちゃおうコーナーです。みなさんで自由に発言してください。
◆キレキレダンスのすずきゆい
「パフォーマー」
「キレキレダンス」
「ふだんとのギャップも」
「ふだんはおっとりだけど、ダンスを踊るスイッチが入ると人格変わる」
すずきゆい「ありがとうございます。うれしいな」
◆スタイル抜群・ちばひなの
「スタイル抜群」
「顔がちっちゃい」
「えくぼがかわいい」
「キュートな笑顔」
ちばひなの「うれしいな」
――ちばさんはグラビアにもチャレンジしていますね
ちばひなの「『ひなのらしさが出てていいよ』っていろんな方に言っていただけて、自分の中でも、変に作り込まずに自分らしさを保ちながらフレッシュさ、笑顔いっぱいを目標にやっています」
◆目力クールビューティー・いまもりまなか
「目力」
「お姉さん」
「低い声も出るんです」
「まだ知らない一面がいっぱいある」
「ミステリアス」
◆コテコテ美人・たかやあんな
「身体が柔らかい」
「小柄だけどエネルギーがある」
「まなかとは別の目の魅力がある」
「コテコテ関西弁」
「ビジュアルいい」
――たかやさんは身長が150センチとか
たかやあんな「私、今、高校2年生なんですけど、顔が幼くて、メイクをしてないと小学生に間違えられることもあります。だいぶ前ですが、お風呂屋さんに行ったときに『大人1名様と小学生1名様でよろしいですか?』って聞かれて『すいません、私、高校生です』って言ったことがありました(笑)。頑張ったら小学生でいけるかもしれないです。
5期生が新しく入ってきたんですけど、身長の伸び具合がすごくて、すぐに身長を抜かれて、びっくりしてます」
◆ハスキーふわふわ・さかもとりるは
「かわいい」
「フレンドリー」
「いつもにこにこしてる」
「エアリー」
さかもとりるは「恥ずかしい……」
「前歯とまゆ毛が特徴的」
「愛きょうがある」
さかもとりるは「声は武器になると言われたことはあります」
キャッチコピーは本人たちがいる前で記者が勝手につけた、スクランブルエッグ専用キャッチコピーです。ほかにも魅力のあるメンバーがいますので、夏公演が楽しみです。(撮影・取材 岡田)