2004年1月14日に東京・中野サンプラザで、ハロー!プロジェクト・キッズの新ユニットがお披露目されました。
2004年3月3日発売 デビューシングルCD
タイトル:「あなたなしでは生きてゆけない」
ユニット名:『Berryz工房』(読み:ベリーズこうぼう)
名前 | フリガナ | 年齢 | 学年 | カリスマニックネーム |
清水佐紀 | シミズサキ | 12 | 小6 | しみハムちゃん |
石村舞波 | イシムラマイハ | 11 | 小5 | まいっはーちゃん |
熊井友理奈 | クマイユリナ | 10 | 小4 | ユリーネちゃん |
須藤茉麻 | スドウマアサ | 11 | 小5 | ラビちゃん |
菅谷梨沙子 | スガヤリサコ | 9 | 小3 | おりんちゃん |
夏焼雅 | ナツヤキミヤビ | 11 | 小5 | ミーヤちゃん |
徳永千奈美 | トクナガチナミ | 11 | 小5 | トックリーナ |
嗣永桃子 | ツグナガモモコ | 11 | 小6 | ピーチッチちゃん |
ユニット名の由来は、つんく♂オフィシャルサイトによりますと、
"小さな果実"を意味する「Berry」の複数形「Berries」をあえて「Berryz」と表現し、「Berry達が表現する様々な音楽」をクリエイトする工房という意味で、『Berryz工房』と名付けました。
とのことです。
ハロプロ・キッズのメンバーが属しているユニットとしては、昨年デビューした『ZYX』・『あぁ!』に続いて3ユニット目となります。
今回のメンバー選定における私の第一印象は、夏焼雅や菅谷梨沙子をはじめとして、キッズの人気どころを贅沢に配したな、というところです。『ZYX』や『あぁ!』は実力重視で玄人好みなのに比べると、『Berryz工房』は発展途上を楽しみたい人がハマりそう、その分工房ゆえにユニットのコンセプトは未知数な気がしています。
それぞれのキッズ個人のファンに加えて、私みたいなキッズDDや、「大所帯ユニット」好きのモーニング娘。ファン(の一部)まで支持してくれれば、数字的にもバンバンザイなんですが。
ということで、今回のキッズ連載コラムは当然ベリーズ(Berryz工房の略称が決まってないので、当面はこう呼びます)のメンバーから選ぶのがスジなんでしょうが、清水佐紀と石村舞波と須藤茉麻のファンの方、またまたごめんなさい。ベリーズ発表前から、今回のコラムは中島早貴に決めていますので……(汗)。
石川梨華の後継者キッズ争い
新年(2004年)から始まったテレビ東京系『よろしく!センパイ』はいよいよ本編(キッズ登場)が1月19日スタートしました。奇しくもその日が19歳の誕生日となった石川梨華がセンパイで登場、キッズは嗣永桃子と徳永千奈美です。3人ともアニメ系の声質なのがほほえましい。
嗣永桃子ちゃんにとって石川梨華さんは「憧れの女性」でしたよね。声質が似ていることに加えて、嗣永が主演の映画『仔犬ダンの物語』で従姉役の石川と共演(『仔犬ダンの物語』相関図参照)、2003年8月14日放送のTBS系『うたばん』では大胆にも石川の流行語「ハッピー」を自己紹介で全国に披露と、嗣永本人が完全に石川にハマっています。
確かにピーチッチもかなり梨華ちゃんキャラの素質はありますよ。でも、石川梨華の大ファンの私から言わせれば、ズバリ石川ちっくに最もプンプンにおうキッズは、中島早貴なのです。
キッズの喜怒哀楽が見れる意味でファンには大好評のテレビ東京系『ハローキッズ』のコーナー『ハローキッズ ミニモニ。ツアー!』。2003年11月3日~7日放送は、サンリオピューロランドから中島早貴と岡井千聖がレポートしていました。
この週を見た私の感想。ハロプロ・キッズはみんな可愛いけど、キティちゃんが最も似合う(ジャンル)風の可愛さでは、中島早貴が圧倒的です。まさに彼女しかいないというぐらい適役で、可愛いです、この子は!!
といっても、一時期の華原朋美やいちご姫みたいな、大人が無理してメルヘンチック・アイドルしているような感じではなく、いたってナチュラルです。そりゃそうですよね。ほんとに子どものキティファンだし、誰も中島早貴を見て「キモい」とは思わないでしょう(ところで、石川は「キモい」から中島と似てないよ、なんて毒舌は、なしにしてください)。
本人もキティちゃんが大好き!とのことなので、このサンリオピューロランド・レポートはサッキーにすれば、趣味と実益を兼ねた「とってもおいし~い仕事」が舞い込んできたな!という印象でしょう。きっと。
余談ですが、例のチワワ(ボンとシェリー)はサンリオピューロランドに登場せず、次週の八景島シーパラダイスに来ていました。猫と犬だから相性が悪いのでしょうか?
新春のハロプロ・コンサートで飛躍
2003年は、中島早貴にとっては不遇続きでした。藤本美貴の「ブギートレイン'03」のバックダンサーになれなかったし、同年代は熊井友理奈と2人のみで、熊井が活躍(リトル・ホスピタル、ほたるの星、CMなど)すればするほど、常に比較されてしまう宿命があるので。
『ZYX』や『あぁ!』、そして今度の『Berryz工房』のスターティングメンバーにも外れてしまいましたが、新春(2004年)のハロプロ・コンサートでは、中島早貴から明るい兆しを感じとってきました。半年前と比べるとバックダンスが飛躍的にうまくなっているんですよ。「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」とか「GOOD BYE 夏男」とか結構サッキーは目立っていました。
このハロプロ・コンサートのエンディング曲は、日本テレビ系『24時間テレビ』でお馴染みの「でっかい宇宙に愛がある」。観客(ファン)とのホール全体の合唱は最高でした。そしてこの曲はサッキーが「ハロプロ・キッズオーディション」で歌って合格を決めた運命の曲なんです。きっと後藤真希が昨年(2003年)末の紅白で味わった充実感を、サッキーも今味わっているんだろうなあ。
かなり中島早貴は軌道に乗ってきた、と言って間違いありません。